2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(太平洋側)
通し行進者 木伏研一さん日誌
5月8日(日)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース1日目。
午後、網走市保健センター駐車場で出発集会。新婦人、国公労連、年金者組合、日本共産党、行進者とその応援者などがリレートーク後、保健センターから網走駅まで35分ほど行進しました。
今回、行進者を励ます方が出発地点まで来てアピールしてくださいました。初めての行動だと思います。
5月9日(月)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース2日目。
午前中、網走市長、市議会、教育委員会、大空町長からペナントをいただきました。
午後は、北見市長、教育委員会、訓子府町からペナントをいただきました。菊池一春町長は「ヒバクシャ国際署名」にサインしていただき、最高のおもてなしでした。
民商女性のラップ調の元気なリードコールで楽しい行進でした!宮城から持って行ったお手製のしおりも好評です。
5月13日(金)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース6日目。
午前中、比布町、旭川市を訪問。比布町では町長さんが対応、旭川市では全員で9人となり盛り上がりました。
午後は、東川町、東神楽町、美瑛町を訪問。美瑛町では浜田哲町長から「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。
東日本大震災でお世話になった話から入ると、福島第一原発事故→(核)とスムーズに入っていけました。ペナント記入の工夫の話も盛り上がります。
5月14日(土)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース7日目。
午前中の行進では、総合体育館から旭川市役所広場まで80人で行進し、2条買物公園で短時間の署名行動。被爆2世の杉田さんのラーメン屋で昼食をとりました。
道医労連の宮越さんの息子さん「リク」くんが国際青年リレー行進タスキをかけて歩いてくれました。先頭隊ヒーローです。
土曜日で球場では甲子園地区予選が始まっており、高校生が多く若い人にアピールできたのではないかと思います。
家の中にいる人とどうやってコンタクトを取るのかも大切だと思います。多い人数の時には、署名、募金、チラシ配りもとりくむといいですね。
午後は、三浦綾子記念館を見学し、夕方は街中のお店で交流会に参加しました。被爆2世の杉田ひとえさんの思い、日本海側を歩く全国通し行進者の山田太枝さんも思いの丈をじっくり話せて良かったです。
5月15日(日)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース8日目。
午前中の深川市内行進は、風が強く吹く中の行進となりました。昨年よりもずいぶん家から手を振ってくれる人が増えたとのことです。シュプレヒコールも、北海道原水協事務局長の嶋田さんから送ってもらったラップ調と「イイネー」を採用してみなさん元気で若々しく歩いていました。
こじんまりした集結集会では、お一人ずつ発言をいただけてアットホームでした。全国通し行進者2人が一緒に歩く贅沢なコースとなりました。
午後は市内見学。美術館では無料で格式ある展示や、町内の方が半月ごとの展示をされていました。しおりのお礼に館長から自作の絵本をいただきました。
5月16日(月)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース9日目。
午前中は深川市を訪問。副市長、議長、教育長が「ヒバクシャ国際署名」に賛同。深川市は今年、平和都市宣言をされたとのこと。もっと詳しくお話をお聞きしたかったです。
午後は妹背牛町に引き継ぎ町役場を訪問。町長、議長、教育長が「ヒバクシャ国際署名」に賛同していただきました。
夕方、妹背牛町から滝川市に引き継ぎ集会、行進、懇親会でした。集会では宮城野におられたという新婦人の方に声をかけていただきました。お世話役の節田さんは宮城県金成町出身とのこと。
5月17日(火)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース10日目。
午前中は滝川市役所を訪問してから砂川市へ。
午後、砂川市に到着後、給食センター前歓迎集会、12号線を宣伝カーの先導で西願寺まで車6台で宣伝しながら向かいました。
夜、西願寺での交流集会は、お一人お一人の気持ちが出されとてもあたたかいものでした。和尚さんが交流集会で書かれた「平和大行進」の横幕が素敵でいただいてきてしまいました。
5月18日(水)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース11日目。
午前中は砂川市役所を訪問し、市長、議長、教育長から「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。
その後、米道さんから市内を案内してもらいました。石狩川の大きさを改めて実感し、大きな遊水池にびっくりしました。砂川病院がなぜ1000人を超える医師を病院に呼ぶことができるか、研修医受け入れ対応がそこにありました。研究施設があればこそだったのです。避難場所もしっかりしています。
午後は、奈井江町役場で引き継ぎ、行進、自治体訪問、交流会でした。町長、議長、教育長から「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。内陸コース通し行進者の松永洋子さんがハーモニカを披露しました。とても良かったです。
5月19日(木)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース12日目。
午前中は美唄市を訪問。市長、教育長、議会事務局長から「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。初めて市商工会議所を訪問。戦争に関しては見解の相違がありましたが、事務局長に署名への賛同をいただきました。
お昼は、美唄の受け入れ責任者の佐々間さん宅でお弁当をいただきました。グリーンアスパラ、フキ煮、ウドのあえものなどをご馳走になり交流しました。
午後、岩見沢市を表敬訪問後、署名行動。風が強くて署名の「よびかけ」や署名用紙が負けそうで大変でした。人通りも寂しかったです。平和行進の後、激励会と交流会を開いていただきました。
5月20日(金)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース13日目。
午前中、岩見沢市原水協から引き継ぎ江別市を表敬訪問。市水道事業所への訪問は最初で最後だと思います。経過は、たまたま声をかけると当時の責任者の方が応じてくれて引き継がれたといいます。水500mlのペットボトルを出してくださるのも伝統らしいです。
午後、江別市役所前から平和都市宣言碑前まで行進。碑の後ろには戦没者の名前が刻まれていました。
行進終了後、江別市原水協総会を経て激励交流集会。「行進者おふたりの道中報告に笑いがあり、地元が力をもらいました」と高田美津江事務局長は報告しています。
5月21日(土)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース14日目。
野幌百年記念塔からすすきのを通り、中の島公園まで一日中行進。原爆の火を初めて直接見せていただき、感動しました。
子どもたちが自分で考えた原稿で、自分の声で宣伝カーから「大好きなお母さんが笑顔でいられるように・・・」とアピールしていました。
小学5年生ぐらいの男子2人がずっと私のそばで行進。おまわりさんもずっと一緒。高層マンションからずいぶん多くの人が手を振ってくれました。
5月23日(月)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース16日目。
午前中、札幌市役所を訪問。市長、議長から「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。平和事業担当者がおられるとのことにびっくり。活動内容も紹介されました。
その後、北海道ヒバクシャ会館を訪問しました。
5月24日(火)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース17日目。
午前中、北広島市役所を訪問。「原爆の火」がありました。
午後は、駅前で署名行動。高校生に的を絞って「東京まで歩いています」と話しかけて興味を持ってもらいました。
5月25日(水)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース18日目。
午前中、小樽市役所を訪問。市長から「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。
午後は、小樽診療所、民主商工会、生健会、新婦人などを表敬訪問。その後、夜に集会、行進、通し行進者激励懇親会。懇親会では参加者のスピーチが良かったです。みなさん盛り上がっていました。行進に出られなかった婦人議員さんとも話せました。
5月26日(木)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース19日目。
午前中、余市町、古平町、積丹町を、午後は仁木町、赤井川村を表敬訪問しました。
5月27日(金)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース20日目。
午前中、共和町、岩内町を、午後は泊村、神恵内村を表敬訪問。
岩内ではみんなで車1台1台にデコレーションをして平和行進テープを流して30分間車パレードをしました。
5月29日(日)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース22日目。
午前中、小樽から倶知安までJR移動。午後は自動車7台でパレードをおこないました。
「ヒバクシャ国際署名」の全文を読むのはとても良いと思います。多少、時間がかかっても必要なことだと思います。
5月30日(月)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース23日目。
午前中は倶知安町、京極町、留寿都村を、午後は真狩村、ニセコ町、蘭越町、喜茂別町、黒松内町と、羊蹄山をまるまる一周するように自治体訪問。倶知安町、京極町、真狩村、喜茂別町では首長とお会いし「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。
この時期は、北海道では請願の時期と重なり、首長は東京や各地に飛び回って最も忙しい時期とか。運動会もちょうど重なっています。
5月31日(火)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース24日目。
午前中は黒松内町と寿都町を表敬訪問。
午後は、島牧村、今金村、せたな町を訪問し、集会、行進しました。毎年、集会には町長、副町長、教育長のどなたかが必ず挨拶に来られます。今回も「一緒に一歩歩きませんか」とお誘いしましたが、笑顔で「ここで見送ります」とのこと。ゾウの花子のことをお話しする予定だったようです。高校生が最後の方で一緒に歩いてくれたことが嬉しかったです。
6月1日(水)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース25日目。
午前中はせたな町を出発して乙部町、厚沢部町を表敬訪問。
午後は江差町を訪問後、集会、行進でした。江差町長は日本で一番若い30歳の町長です。大人しいですが、凛としていて私たちの話を真剣に聞いてくれました。
厚沢部町長、江差町長から「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。
6月2日(木)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース26日目。
午前中は上ノ国町、松前町を、午後は福島町、知内町、木古内町を表敬訪問。全町長とお会いし、「ヒバクシャ国際署名」への賛同をいただきました。知内町では議長さんが直接会って熱くお話しくださったのは初めての体験でした。
6月5日(日)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース29日目。
午前中、北海道から青森へ列車移動。11時から集会と行進、通し行進者激励会でした。
行進では小学4年生の女の子が最後まで最前列で参加。元職場の仲間が出発点、中間点でわざわざ応援に来てもらい、本当に嬉しいです。
6月6日(月)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース30日目。
青森市役所を訪問し、鹿内博市長と懇談。今年7月28日の空襲を受けた日を「平和の日」と制定して平和事業をおこなうとしたこと、昨年から中学生4人を平和大使として8月の長崎に派遣したことなど、訪問団の要請が形になって表れているようです。
青森市長との面談後、蓬田役場、外ヶ浜町役場、平舘村元役場、今別町役場、三厩村支所役場訪問を終わり 竜飛御崎で休憩しながら平和行進を宣伝しました。旅行客の中に「あ、平和行進だ!」と知ってるような人がいました。これから中泊町役場に移動します。
6月7日(火)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース31日目。
朝、行進参加者の中に伊達政宗の甲冑(ダンボール製)を持っている方がおり、突然お借りして「仙台から来ました」と五所川原市役所を訪問しました。
鰺ヶ沢町ではあじがさわ観光大使犬の「わさおくん」と対面しました。
夕方、元浪岡役場前で五所川原市から浪岡へ引き継ぎ集会。アコーディオンで「原爆を許すまじ」を大合唱しました。
6月8日(水)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース32日目。
六ヶ所村では原燃PRセンターを見学。とてもわかりやすく展示されていました。女性職員が4人ほどいましたが、積極的に説明する風でもありませんでした。
青森の行進は、役所の訪問前後に10〜20分行進する形のようです。テープを流しているだけなので、途中から私が提案してピースコールといいねコールを実施しました。
多賀城市を出発してから各地で「黄色い三角布でつなぐ仲間の声」をとりくんできましたが、30枚になりました。
6月9日(木)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース33日目。
午前中は七戸町、東北町を、午後は十和田市、六戸町、三沢市を行進して役場訪問しました。
七戸町では小又勉町長が役場の玄関で迎えてくださり、懇談後も玄関まで見送って激励してくださいました。本当に嬉しかったです。
おいらせ町では、大雨のために当初予定していた役場までの行進は中止になりました。雨には困らせられましたが、地域、特に農家には「恵みの雨」だったようです。
6月10日(金)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース34日目。
八戸市、南部町、三戸町、田子町、階上町を行進、表敬訪問。
八戸市民広場の像には「戦争のない平和な世界は、人類すべての願いです」とあり、市庁舎内の目立った所に放射線の線量計が設置してありました。
南部町では、町長とゆっくり平和の話ができました。「味噌汁に入れて元気つけてください」と激励され、当地で作った菊のドライ品をお土産にもらいました。初めてです。
三戸町では、議会事務局の方が議長はじめ14人全議員の「ヒバクシャ国際署名」賛同をとりくんでくださいました。
青森では、初めて国際青年リレー行進タスキをお願いした小丹波さんに1日、役場訪問に同行してもらいました。もっと早く提案しておいたほうが良かったかもしれません。
6月11日(土)
原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース35日目。
午前中は、まつりんぐ広場を出発し五戸町を行進。倉石温泉で休憩し、新郷村を行進してから三戸町に移動。三戸町を行進し、金田一温泉で岩手県との引き継ぎ集会。今回もいいねコールを多投しました。二戸地区もなかなか面白いところのようです。