【熊本】被爆者の会前事務局長の中山高光さんと連絡が取れる

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2016年4月15日の熊本県民医連事務所の様子(撮影=木下興全日本民医連事務局次長)

熊本の地震により県内の被爆者の皆さんの様子が心配です。

日本原水協専門委員の伊藤直子さんを通じて熊本県原爆被害者団体協議会前事務局長の中山高光さんと連絡が取れました。

中山さんのお宅は食器棚が倒れ、ガラス窓が割れた程度。片付けは大変ですが、電気は通じているので、何とか自宅で生活できています。「14日にがたがたになってしまった家の中を片付けたところに、また大きいのがきて、本が散らばってまたひどいことになってしまった」とのことです。

中山さんの弟さんが益城町に住んでいるため心配されていたのですが、連絡が取れたそうです。「水は出るが濁っているので、飲めない。近所で地下水が出るところがあるので、息子さんが取りに行ってくれている。他の被爆者の様子などはわからない」とのことです。

中山さんinパレード

2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議にあたり開かれたニューヨークでのピースパレードに参加する中山さん(右端)

気象庁は18日、熊本、大分両県で発生している一連の地震で、体に感じる地震は14日夜から18日午前0時までで492回に達した、と発表。マグニチュード(M)3.5以上の比較的大きな地震は、17日午後1時半までに165回に上り、1995年以降の内陸や沿岸で発生した地震で最多となりました。

熊本県内ではこの地震により死者が42人、行方不明者が10人前後に上り、11万人が避難しています。引き続き、十分お気を付けください。

熊本震災義援募金を開始しました。ぜひご協力ください。

【募金受付先】

肥後銀行 県庁支店 普通 店番159  口座1540150

原水爆禁止熊本県協議会事務局長 高尾 肇

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