核兵器廃絶の新たなNPT再検討プロセスにむけて
日本原水協NPT要請代表団へ参加を!
2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けた第1回準備委員会が、4月30日から5月11日、オーストリアのウィーンで開かれます。日本原水協はこの期間代表団を派遣し、「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名にもとづき、核兵器全面禁止に向けた具体的な行動を要請します。
2005年の再検討会議では世界中の政府とNGOが、核兵器廃絶の「明確な約束」の実行を迫りました。残念ながら、核保有国がこの要求に背を向け、具体的な成果はありませんでした。しかし、新アジェンダや非同盟諸国は、この新たなプロセスを、核兵器廃絶の明確な約束の実行のプロセスにするとの決意を固めています。現在、キッシンジャーなど米国の冷戦時代のリーダーたちの「核兵器のない世界」への提言にもあるように、核保有国の廃絶へのイニシアティブが最も求められているのです。
今回の再検討会議準備委員会には世界中からNGOが集まり、核兵器廃絶に向けた分科会や行動が計画されています。廃絶2000のメンバーたちもウィーンで総会を開きます。核軍縮欧州青年ネットワークが主催する青年キャンプが国連の横で行われ、ヨーロッパから多くの青年たちも集まります。
代表団は、NPT準備委員会の傍聴、各国政府要請活動はもちろんのこと、世界のNGOと共同し連帯を深めます。みなさんの積極的な参加で日本の草の根の声を国際政治へ届け、核兵器廃絶を推し進めましょう。
★日程:5月1日成田発-5月7日帰国(予定)
4月30日 NPT準備委員会NGO登録始まる
5月1日 成田発→ウィーン着
2日~5日 2日~5日 NPT傍聴、各国政府要請活動、NGOによる分科会参加、行動、観光
6日 ウィーン発
7日 日本着
★規模:6人程度
★参加費:30万円程度を予定
★締め切り:3月20日(5月の連休とぶつかり混雑しますので早めの申し込みをお願いします。)