岩手県原水協は1月5日、岩手県被団協へお見舞金(組織助成金)の贈呈式をおこないました。
構成団体や県民から寄せられた被爆者援護・連帯募金の中から、被団協の組織と活動の前進の一助にと毎年贈呈しているものです。
県原水協の津村喬事務局長が「被爆証言活動などでがんばってこられた被爆者のみなさんに敬意を表します。核兵器のない世界、非核平和の日本のために、皆さんの活動にお役立てください」とあいさつし、金野耕治・渋谷靖子両代表理事が下村次弘県被団協事務局長に手渡しました。
お父さんが広島への入市被爆者の下村事務局長が、「県内被爆者は平均年齢87歳と高齢化し、人数も年々減っているが、体の続く限り、NPT要請行動への参加や証言活動、県と共催の慰霊式典・原爆展の開催などにとりくんでいる」と紹介。今後とも共同を強めていきたいと返しました。
(岩手県原水協・津村 喬)