気持ちの良い秋晴れとなった11月6日、日本原水協は京成上野駅前で6・9行動をおこない、日本平和委員会、婦人民主クラブ、上野の森に「広島・長崎の火」を永遠に灯す会、東京原水協から14人が参加しました。
「被爆70年を核兵器廃絶の転機に ヒバクシャの声を聞こう なくそう核兵器!戦争法は廃止を!」という横断幕を掲げ、ガードレールに展示した「原爆と人間」展パネルで被爆の実相を伝えながら「核兵器全面禁止のアピール」と戦争法の廃止を求める2000万署名を呼びかけました。
スピーチでは、「原水爆禁止2015年世界大会の記録」から、今年のノーベル平和賞にノミネートされた長崎の被爆者の谷口稜曄 (たにぐち・すみてる)さんの証言を紹介しました。11月7日(土)11:00〜16:00まで浅草公会堂でおこなわれる「原爆と人間」展には台東区長や教育委員会も後援しているという紹介もありました。
「(核兵器廃絶は)まず無理だけどね」と最初は言っていた男性も署名。子どもたちの未来に核兵器のない世界を手渡したいと訴えると、赤ちゃんを抱いたお母さんや小さな子連れのお母さんも署名。広島から来たというカップルは、そろって「核兵器全面禁止のアピール」と戦争法廃止の署名にサインしました。韓国から来た観光客も署名しました。
また、募金に応えた女性は「年末に被爆者のお見舞いに使われます」と聞いて1000円を出してくれました。