原爆投下直後に広島市とその周辺部に降った「黒い雨」を浴びて放射線被害に苦しむ人たちが広島地裁に起こす訴訟を支援するため、10月24日午後、「原爆『黒い雨』を支援する会」が広島市内で結成されました。
結成総会には、広島市や安芸太田町、北広島町の「黒い雨」被害者や支援者など会場いっぱいの100人以上が参加しました。そして、訴訟に参加する40人が一人ひとり紹介された後、会則を決め、15人の世話人を選出。会員の拡大やカンパを募ることなど当面の活動を申し合わせ、11月4日に広島地裁に提訴することを確認しました。結成総会には県被団協、県原水協の代表も来賓として参加し、激励のあいさつをしました。
この模様をテレビ4局や各紙が取材、夕方のローカルニュースと25日付紙面で報道され、関心の高さと問題の重要性を示しました。
(広島県原水協事務局長・古田文和)