広島県原水協と同県被団協、同市原水協は10月24日午前、平和公園入口の元安橋で「核兵器全面禁止のアピール」署名行動をおこないました。
好天が続く広島地方は、この日も汗ばむ陽気。16人が参加し、県原水協の高橋・川后両代表理事、県被団協の大越事務局長、被爆2・3世の会の奥尾事務局長がハンドマイクで今年のNPT再検討会議の成果や、核保有国が世論の前に追い詰められていることなどを紹介し、さらに反核世論を強めて、「核兵器禁止条約」を締結させようと訴えました。
被爆者の吉岡幸雄さんは、外国人観光客に足のケロイドを見せ、核兵器の残虐さを示すと「どこで被爆したのか」などの質問がよせられました。ベルギー、イスラエル、オーストラリアなどからの観光客が次々と署名に応じました。
この日は、県医労連も十数人が「医療・介護をよくする署名」行動を実施し、「アピール」署名も手伝ってくれました。
約1時間の行動で283筆の署名が集まりました。医労連の皆さん、ご協力ありがとうございました。
(広島県原水協事務局長・古田文和)