JMIU(全日本金属情報機器労働組合)は被爆70年の今年、NPT(核不拡散条約)再検討会議から長崎に向かう運動で、「JMIUにとっても、反核平和運動の転機の年にしていこう」と、全国的カンパ運動による青年ら7人のNPT派遣、東京~広島間の500人によるリレー旗行進、原水爆禁止世界大会-長崎への50人の代表派遣を目標にとりくんできました。
リレー旗行進は、今年も1日も欠けることなくリレーされています。大阪では、一日の行進参加者が50人と従来の倍の規模となる日もあるなど、70年の節目にふさわしい行進となっています。世界大会への派遣は、青年を中心に昨年・一昨年の30人規模を上回る49人がすでに決まり、50人規模の派遣となっています。
商店街・駅前で署名と派遣募金(東京南部)
いま、職場・地域で署名と合わせ、代表派遣カンパがとりくまれています。
広島大会に1人、長崎大会に2人の代表を送る東京南部地協では7月1日と8日の夕方、買い物客や通勤通学でにぎわう武蔵小山商店街と京浜急行青物横丁前で、原水爆禁止世界大会に向けて、「核兵器全面禁止のアピール」署名と募金を訴える宣伝をおこないました。
宣伝では、NPT再検討会議を契機に、全世界で核兵器廃絶・全面禁止を求める運動が高まっていること、広島、長崎の世界大会を成功させ、「世界から核兵器をなくしていこう」とよびかけました。
また、安倍政権による集団的自衛権行使の戦争法案強行の異常さを訴え、「日本を戦争する国」にしないために、「憲法違反の戦争法案を廃案にしよう」と訴えました。
武蔵小山商店街では、「私もこどものときに戦争を体験しました。みなさんがんばってください」と署名と募金に協力してくれた年配の女性など、1時間で「核兵器全面禁止のアピール」署名30筆、かがやけ憲法署名12筆、募金2500円。青物横丁前での宣伝は、雨の中での宣伝でしたが、「核兵器全面禁止のアピール」アピール署名13筆、かがやけ憲法署名6筆、募金5000円が寄せられました。