▲引き継ぎ後、愛媛県からの参加者たちと集合写真を撮る香川県の行進参加者
6月28日(日)はJR観音寺駅で6月14日(日)に徳島県境から引き継いだ四国~広島への国民平和大行進の横断幕、そして各組織の団体旗の引渡しのための最後の行進でした。雨の日もカンカン照りの真夏日も、「接待」の皆さんの応援や、通行中の皆さんの励ましや手振りに力を頂きながらの行進でした。この間の距離数は199.3km、累計501人の行進者と接待の皆さんで歩き通した15日間でした。
今年の行進は被爆70年・NPT(核不拡散条約)再検討会議の結果を受け、参加者数も多かったように思います。また国会での「戦争法案」のせめぎあいの中での行進でした。参加者の行進中の会話には、安倍首相やその取り巻き連中への怒りがあふれていました。
愛媛県境では愛媛の仲間、国鉄うたごえサークル「四国トレインズ」が歌声で迎えてくれました。香川県の行進者を代表して松永始・香川県国民平和大行進実行委員会委員(原水協)が挨拶。また愛媛県から平和行進愛媛実行委員長、田福千秋さん(愛媛労連)・愛媛県原爆被害者の会事務局長の松浦秀人さんが挨拶しました。松浦さんは、香川県原爆被害者の会会長の好井敏彦さんと同じ胎内被爆者と自己紹介。またNPT参加者(3人)を代表して渡部則子新日本婦人の会県本部副会長が、特にネバダ核実験場の実態をつぶさに報告しました。
その後、香川県初めての「通し行進者」となった松永始さんに実行委員会から、ご苦労様の気持ちで花束を贈呈しました。贈呈は合田みちよさんとお孫さんでした。行進の三日坊主は乗り越えようと決意し、20日の終結集会で堤代表委員(県労連)から促されての決意表明でしたが、「鉄人松永」の面目躍如となった通し行進でした。それも引き渡す横断幕を持ち、常に先頭を歩いて行進団を引っ張りました。行進横断幕と各組織の行進のぼりの引き継ぎ・四国トレインズの歌声の後全員で記念撮影し、終了しました。本当にお疲れ様でした。