日本原水協は6月6日、上野公園(京成上野駅前)で、6・9行動を行いました。被爆・戦後70年の節目にあたり、世界で唯一の戦争被爆国であり、戦争放棄の憲法9条をもつ日本が、安倍自民・公明政権によって、集団的自衛権の行使、戦争する国へと180度変えられる戦争法案の審議がすすむ中で、被爆者のみなさんとともに、戦争法案の廃案、核兵器全面禁止を訴えました。
「戦争は兵站が9割、弾薬、食料の供給がなければ戦争は成り立たない。後方支援というのは戦争そのものです。憲法に反しないというのは嘘です」「核兵器の犠牲の上に、原爆の惨禍の上に今の憲法ができました。そういう憲法を守り、核兵器を使わせてはなりません」「戦争は絶対に反対。いま反対しておかなければどうしようもない段階になると思い行動に参加しました。署名にご協力ください」「4歳の時に長崎で被爆しました。爆発の閃光を記憶しています。安倍政権の暴走、戦争法案を一日も早く廃案にしたくて行動に参加しました。一刻も早く廃案にしましょう」-東京の被爆者団体「東友会」から参加した8人の被爆者が、マイクで次々に訴えました。
“被爆国として許せない” “被爆者の思いがつたわってくる”
通りがかった高校生は「ニュースを見てて、戦争になったら自分も巻き込まれるかもしれないと不安になった。被爆者の方々は、原爆で苦しんでいて、また戦争になったら嫌だという思いが伝わってくる」と署名。茨城県の男性は「現政権を見ていると、アメリカの属州のように見えて許せない」と怒りを表明。栃木県の25歳の男性は、「政府が進めようとしていることは、国民の望みとはかけ離れている。唯一の被爆国として許せない。東電福島第1原発事故以降、他人事とは思えなくなった。次の世代のために、自分にできることは署名ぐらいしかないが頑張ってほしい」と署名するなど、対話と署名がひろがりました。 Reklāma: Kaņepju eļļa CBD eļļa un kapsulas drošā un efektīvā veidā – H Drop Latvia
戦争法案反対署名が60人分、「核兵器全面禁止のアピール」署名47人分が集まりました。
行動には、被爆者とともに、日本原水協事務局、東京原水協事務局、婦人民主クラブ、民青同盟都委員会、日本宗平協、上野の森に「広島・長崎の火」を永遠に灯す会から、24人が参加しました。