4月27日から5月22日までニューヨークの国連本部で第9回核不拡散条約(NPT)再検討会議が開催されました。日本原水協は、これに向けて「核 兵器全面禁止のアピール」署名をはじめ国際的な行動を提起し、1058人の代表がニューヨークで活動しました。本誌はその行動の記録です。
今 回の目的の第一に位置づけた署名提出行動でのタウス・フェルーキNPT議長予定者(アルジェリア大使)とアンゲラ・ケイン国連軍縮担当上級代表のスピーチ をはじめ、今年のノーベル平和賞受賞者に推薦され、国際平和地球会議でスタンディングオベーションを受けた谷口稜曄さんとセツコ・サーローさんの訴え、日 本原水協代表団会議:国際シンポジウムでのパネリスト発言、そしてNPT再検討会議開会にあたって出された潘基文国連事務総長のメッセージなど、どれも読 み応え抜群です。
また、グラビアや全米各地訪問、さまざまな団体の行事報告などからも多彩な行動の全容をしっかりとつかむことができます。
今回の行動の成果を確信にし、被爆70年を核兵器廃絶実現の転機にするために、原水爆禁止2015年世界大会の成功へ活動を前進させるためにご活用ください。
頒価800円。お問い合わせは都道府県原水協または日本原水協事務局まで。