愛知県の瀬戸反核センターは4月3日、人口1割の13,000人分の署名目標を達成しました。中心になって奮闘した須田雅子さんの手記を紹介します。
2015年NPT再検討会議に私も参加します
目標達成!!13,162筆
愛知県瀬戸反核センター・須田雅子
瀬戸市では、人口1割の13,000筆を目指して、皆さんとともに頑張ってきました。目標達成のために新日本婦人の会では、何度も署名用紙とともに支部ニュースで訴え、年金者組合や日本共産党では返信用の封筒をつけて依頼、市職員労働組合では総会やその他集会の時に訴えてもらいました。今年になってから、毎日のように郵送や連絡が入り、夕方自宅に帰宅するのがとても楽しみでした。カンパも多くの方からいただきました。いろいろなドラマがありました。
教え子からは、署名とともに手紙が同封されています。これを読むのがまた楽しみであり喜び!「1筆でもニューヨークに届けてほしいから」と、毎月6の日行動に来てくれるOさん、アイディアを出してくれたTさんなど、たくさんの方の協力を得ました。私のモットー「運動は楽しくなくちゃダメ!」そのためには工夫が必要、それをみんなで考え、出し合って行くところに楽しみがあり喜びがあります。それを強く感じました。
瀬戸に来て平和運動の中心メンバー、Tさんと出会い毎月の6・9行動に参加
被爆者の方とも知り合いになりました。また瀬戸で20年間継続している、ピースフェスティバルでの「戦争体験を語り継ぐ会」で、被爆者の方の体験を聞き、いろいろな学習会に参加する中で、広島・長崎の原爆投下の真の目的を知りました。
その時、体中に怒りが走りました。「ひどい、人間を何だと思っているの、許せない!」自国の目的のためなら、他国の人がどうなろうとも平気で犠牲にし、切り捨てるアメリカ。それに追随している日本の政府。その犠牲にされた被爆者の人たちを切り捨てようとしている日本。これは、騙され、国から捨てられ命からがら“満州”から日本に引き揚げてきた私たちと同じ!今、大きく問題になっている辺野古の基地移転も同じです。「戦争は絶対ダメ、核は必要ない」その思いをニューヨークの人たちに伝えたい・・・。
パレードで声高らかに そして署名行動で訴えましょう!
皆さん、オレンジの旗「NO!核兵器」を知っていますか?実はこの字を書かせてもらったのは私なのです!“瀬戸の寅さん”で有名なTさん、デザインしてくれたKさんの逞しい宣伝と販売力で世界各国に広がっています。自分の書いた文字で世界の人々が繋がっているのだと思うと心が躍ります。
Tさん、Kさんそして旗を買ってくださった皆さん、ありがとうございました。
原水爆禁止世界大会で、大阪の皆さんがオレンジの旗を持ってステージに上がって来たとき、感動して涙が出ました。
私たちの「NO!核兵器・NO!原発」の思いをオレンジの旗に込めて!そして署名行動でニューヨーカーに訴えてきます。