日本原水協は3月10日、平和と労働センター・全労連会館で「核兵器全面禁止のアピール」署名の送り出し集会を開催しました。これは、4月27日からニューヨークの国連本部で開催される第9回核不拡散条約(NPT)再検討会議に提出する署名の第1次分です。
集会では、日本原水協の安井正和事務局長が「主催者あいさつ」で、昨日までに全国集約が541万1690筆、日本原水協に届けられた署名が426万4616筆と発表。「残された期間、自主目標(都道府県990万)達成へ全力をあげ、すべての成果を1000人の代表に託そう」とよびかけました。
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)事務局次長の中村雄子さん、日本青年団協議会事務局長の田中潮さんが連帯あいさつをおこないました。
▲神奈川の被爆者が描いた原爆の絵をアメリカに持って行くとりくみを紹介する中村さん
日本原水協の土田弥生事務局次長からNPT・ニューヨーク国際共同行動「PEACE & PLANET」と日本原水協代表団の行動日程が紹介された後、新日本婦人の会会長の笠井貴美代さん、日本自治体労働組合総連合委員長代行の猿橋均さん、全日本民主医療機関連合会看護理事の須田登志江さん、東京原水協事務局長の石村和弘さん、大阪原水協理事長の岩田幸雄さん、神奈川県原水協事務局長の笠木隆さん、埼玉・本庄原水協事務局長の矢島孝一さん、日本のうたごえ全国協議会の大熊啓さん、全国労働組合総連合副議長の野村幸裕さんがとりくみの報告と決意を語りました。
最後に、フォークシンガーのピート・シーガーさんの「一人の手」を全員合唱して最後まで署名目標達成に向けて頑張る決意を固め合いました。
▲終了後には、参加者全員でトラックの荷台に署名の入った箱を積み込みました。
署名はニューヨークに出発するまで引き続き全国で集められ、日本原水協の代表団(1032名)一人ひとりが現地に持参します。