4月24日~25日、ニューヨーク市内クーパーユニオン大学でおこなわれる国際平和会議で、谷口稜曄(すみてる)さんとセツコ・サーローさんが演説します。
国際企画委員会の責任者の一人であるアメリカフレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソンさんは、2月27日に開かれた3・1ビキニデー日本原水協・国際交流会議で以下の発言をしています。
友人のみなさん、私たちの努力がすでに影響力を発揮しつつあるのは心強いことです。2、3週間ほど前、私は国連のアンゲラ・ケイン軍縮問題上級代表の事務室の政治担当官に電話し、国際平和会議では被爆者の谷口稜曄さんとサーロー節子さんが演説します、と伝えました。すると彼女は直ちに、「その2人はノーベル平和賞に推薦されていますよね」と答えたのです。私たちの分析や行動、決意は、すでに権力の場にも反響をよびつつあります。
(中略)
アメリカで奴隷制廃止運動を構築するのに大きな政治的・思想的役割を果たしたフレデリック・ダグラスは、「権力というものは、要求がなければ決して譲歩しない。これまでもそうであり、これからも譲歩しないだろう」と述べました。
友人のみなさん、私たちと全ての将来のために、ニューヨークへ、そして核兵器のない世界に向かって前進しましょう。