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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース通し行進者、山内金久さんの日誌(5月20日〜6月2日)

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース

通し行進者 山内金久さん日誌(facebook投稿より抜粋)

5月20日(金)

原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース15日目。

ユーコープ田方センター出発集会で挨拶の後、アコーディオン奏者二人とコラボで、ここで生まれた「青い地球を守れ」を伴奏し合唱。

三島市役所では副市長と議長から激励の挨拶とペナント、新署名をいただき記念写真。

「三島市原水爆反対の会」会長の木内さんから昼食時にトランペットをやっていて、今は二胡でアメイジング・グレイスを演奏したと聞いて、午後の出発前にその曲を演奏し聞いてもらった。

ユーコープ桜堤店休憩地ではオカリナとハーモニカのコラボを聞かせていただいた。

やっと昨年12月9日に平和都市宣言したという裾野市の横断幕が披露される。

集結集会終了後、御殿場平和委員会事務局長の渡邉希一氏のご案内で東富士基地を視察。

駒門駐屯地の戦車、演習帰りの疲れた様子の自衛隊員、旧陸軍のトーチカ、富士演習場・着弾地、米軍基地キャンプフジ正門、自然遺産ではない世界文化遺産の夕陽浮かぶ富士山。

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(内陸側)通し行進者、松永洋子さんの日誌(5月18日→31日)

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(内陸側)

通し行進者 松永洋子さん日誌(facebook投稿より抜粋)

5月18日(水)

原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース11日目。

砂川市で市役所と教育委員会を訪問し、奈井江町役場で奈井江町に引き継ぎ。

奈井江町役場を訪問、町長さんと記念撮影、2年前に通し行進した山口逸郎さんを覚えておいででした。

国際青年リレーのタスキ今日も繋がっています。行進は、美唄市に入りました。

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【平和行進】2016年国際青年リレー行進者からのメッセージ

レイモンド・ルハン Raymond Vincent Lujan

レイモンド・ルジャン(グアム)

グアム平和正義連合

愛知、岐阜、滋賀、京都、奈良(6月7日~30日)を行進する予定。

ハファ・アダイ!私はレイモンド・ルジャンです。チャモロ人であり、社会福祉を専攻し、チャモロ研究を副専攻として学ぶグアム大学の4年生です。グアム平和正義連合を代表して参加できて光栄です。同時に身の引き締まる思いです。

私を社会福祉専攻へと導いた力は、平和行進への参加へと導いてくれたのと同じ力でした。それをこの上なく光栄に思っており、感謝の念で一杯です。小さいときから私は人々の役に立ちたいと思ってきました。しかし、それを何に基づいてどうやっておこなえばよいかはわかりませんでした。少し前に、自分が社会的不正義に非常な怒りを感じることに気がつきました。皮肉なことかも知れませんが、私のコミュニティでは、正義ではなく不正義が、私を行動へと駆り立てるのだということを強調したいと思います。しかしまた、抑圧される者と抑圧者、社会的に恵まれない者と特権を持つ者との力関係がはっきり見えるようになるのも、これらの不正義を通じてなのです。規模がどんなに小さくても大きくても、個人的な関係やものの見方から、グローバルで国際的な関係や視点に至るまで、一方的で不公平な関係性には多くの類似性や共通点があります。

そう考えると、グアムとミクロネシア全体が、軍事化や戦争、核兵器と深く関わっていることに気づかされます。成長する過程で、私は第二次世界大戦におけるグアムの役割と、チャモロの人々が経験した不正義を学んできました。しかし、自分が自立した考え方を持つようになって初めて、そのうちのどれほどの部分が、特定の考え方によって意図的に固定化されたものなのかを見抜くことができるようになったのです。そして自分がまたとない立場にいることに気がつきました。私はチャモロ人ですが、家はアメリカの領地にあります。しかし、そのことによる被害や影響を、今回、日本の人々の視点から見る機会を与えられるのです。それは私の学んだ歴史の授業からは巧妙に除外されていたものでした。

グアムの激動の歴史は、死と流血と抑圧に満ちています。チャモロの人々は長い間、戦争の犠牲者となってきましたが、多くの人々はそれを認識していません。グアムは結局のところ、将来の戦争の際に戦略的地政学的な地点となることを唯一の目的として、戦利品として獲得されたのです。そして同時に、グアムの私たちは、自分たちを、自由と意志に基づいて建国された国の一部であると思いこまされてきたのでした。この軍事化の「目的」のゆえに、私たちの自治権にとって、非植民地化の道は、非常に困難で複雑なものにされてきたのです。今私は、グアムの非植民地化を成功させなければ、グアムはアメリカが起こす戦争の共犯者となってしまうと強く感じています。

私は、日本の平和行進参加の皆さんに強く連帯するだけでなく、広島、長崎の原爆投下により傷つき、今も苦しんでいる人々の歴史と経験を学びたいという強い思いを感じています。原爆で殺され、また生き延びた人々に共感すると同時に、日本の人々が直面してきたたたかいと経験を真に深く学びたいのです。原爆投下が「必要」だったかどうかについて多くの議論がありますが、そのような議論がどうあれ、核兵器の使用は決して正当化できません。これらの理由から私は、日本とグアム、そして世界の人々と連帯して共に立ち上がり、行進します。そして戦争も核兵器もない平和な将来の世界のために力をつくします。

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース通し行進者、山内金久さんの日誌(5月6日〜19日)

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース

通し行進者 山内金久さん日誌(facebook投稿より抜粋)

5月6日(木)

原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース初日。

夢の島出発集会。11時少し前に到着したら、すでに希望のエリアの有志のみなさんが激励ミニ集いの横断幕。記念写真、スピーチ、合唱を終えてから弁当をいただきつつ、松平晃さんとデュオの打ち合わせ。ソロでは度胸を決めて、覚えたての「ノーパサラン」「平和の暦」。デュオは「喜びの歌」。

通し行進者のひとこと決意は気分良くできた。街頭での行進団への反応良し、銀座はさすがに外人さんが多い、ビルの窓から、そして窓清掃労働者も、なんと客待ちタクシーに手を振ったら希望のエリアの仲間のIさんを見つけエールの交換、とても元気が出た。

5月7日(土) […]

2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(内陸側)通し行進者、松永洋子さんの日誌(5月5日→17日)

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(内陸側)

通し行進者 松永洋子さん日誌(facebook投稿より抜粋)

5月5日(木)

出発!進行ー!新幹線ひかり500にてたった今北海道に向かい出発しました。

ご近所さんと年金者組合の先輩達が「一歩でも二歩でもご一緒に いつでもどこでもご一緒に 核兵器廃絶と世界平和にむけて」の横断幕を広げ新幹線ホームまで見送りにきてくれました。とても心強く、嬉しかったです。皆さん有り難うございます。

松永洋子、行ってきまーす。

北海道原水協に無事着きました。2時30分から原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース全国通し行進者、北海道内通し行進者の自己紹介と打ち合わせ。

ほとんど初めてお目にかかる方なのにそんな感じがしません。皆さん、核廃絶に熱い心の持ち主です。明日からの行動が楽しみです。

5月6日(金) […]

【山梨】被爆者と一緒に訪問して本当に良かった ー 山梨県原水協が被爆者の会と一緒に自治体へ「核兵器廃絶国際署名」の要請行動

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自治体要請する県原水協の菅沢事務局長(中央)と 県被爆者の会の遠山理事(右端)

山梨県原水協は同県被爆者の会のメンバーと一緒に自治体へ「核兵器廃絶国際署名」の要請行動をおこなっています。13、16日に8自治体(山中湖村、富士吉田市、富士河口湖町、忍野村、西桂町、都留市、大月市、上野原市)を被爆者の会の遠山陸子理事と訪問した菅沢三郎県原水協事務局長からのリポートです。

被爆者と一緒の自治体訪問は、核兵器廃絶への被爆者の思いが、自治体で対応する方に大きなインパクトを持って伝わることを実感しました。「富士吉田市の被爆者の遠山です」と自己紹介されると、対応される方は一様に驚かれます。遠山さんは、自らが3歳で被爆したことや、兄が爆心地から400メートルで被爆したことを話します。

私は、「今回の被爆者連名による国際署名の訴えは、被爆者の渾身からの呼びかけです」と紹介します。どの自治体の方も、この署名をしっかり受け止められ、7月に原水爆禁止国民平和大行進団が訪ねる時には、首長の署名をはじめ、職員や家族の署名、ペナントを託していただくことを快く承諾していただいています。

訪問での対話では、「夫婦で広島の平和資料館を訪ねました。核兵器はすぐになくさなければなりません」(富士吉田市副市長)や「非核都市宣言をしています。毎年広報に核兵器をなくすこと、次代に平和を繋げることなどを市民に伝えています」(上野原市)などのとりくみも紹介していただきました。同行された被爆者の遠山さんは、「自治体の方も核兵器をなくす同じ思いでおられることに胸が熱くなりました」と感想を語りました。

また遠山さんは、「被爆者の思いを汲んで、原水協の方達がこのようなとりくみをしていただいていることに感謝しています」と自治体の皆さんに伝えています。

被爆者と一緒に訪問したことは本当に良かった。これが実感です。

17日は県被爆者の会の中島辰和事務局長と県原水協の平賀嘉仁代表委員が山梨県庁や甲府市へ訪問、県被爆者の会・会計監査の佐野真穂子さんと県原水協の林武之輔代表委員もペアになるなど、5月中は訪問が続きます。また、自治体以外に、日蓮宗総本山、身延山久遠寺への訪問も予定しています。

原水爆禁止2016年世界大会グッズ(パンフレット、バッジ、ポスター)のご案内

2016世界大会資材のご案内(頒価)

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「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」自治体関係者向け署名簿を作成

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核兵器禁止・廃絶を訴える新たな国際署名運動にとりくむことを記者会見で発表する日本被団協の田中煕巳事務局長(3月23日・東京)

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は3月23日、都内で記者会見をおこない、核兵器禁止・廃絶を訴える新たな国際署名運動「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」にとりくむことを発表しました。 これを受けて、日本原水協は自治体関係者向け署名簿を作成しました。 1、「訴え」 2、一体型 3、分離型 原水爆禁止国民平和大行進での自治体要請などの際にご活用ください。

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【平和行進】東京→広島コース出発集会で林田光弘さんの連帯あいさつ決定

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2016年3・1ビキニデー集会で連帯あいさつする林田さん

5月6日(金)正午から、東京都江東区夢の島第五福竜丸展示館前でおこなわれる2016年原水爆禁止国民平和大行進東京→広島コースの出発集会で明治学院大学の林田光弘さんが連帯あいさつをすることが決まりました。

林田さんは、今年3月に静岡県焼津市で開かれた被災62年3・1ビキニデー集会でも連帯あいさつし、感動を呼びました。一部紹介します。

「3・1」が残した反核平和運動、そして「3・11」が残した新たな市民運動は、市民の政治参加を「日常」の一部にしました。日本国憲法の下、主権在民として一人ひとりの「いのち」のために立ち上がる市民は、日を増すごとに大きくなっています。そうした反面、冷戦の崩壊後の新たな世界秩序の形成の中で各国にナショナリズムが高まり、日本でも政権を中心とした国家主義が台頭しています。

核を巡る議論も例外ではありません。国民のための「安定的な電力」を建前として再稼働を進める動きの前に、原発に反対する人々の「いのち」の声はかき消され、政治的な抑止力のために用いられる核兵器を前に沖縄では「東アジアの平和」のために基地に反対する沖縄の人々の「いのち」の声はかき消されています。

「全体の利益」の幻想に浸って、一つの「いのち」を蔑ろにするような政治を私たちは変えなくてはなりません。そのためには、より多くの人々の行動と連帯が必要です。なぜなら、企業とは私たちから成り、国家とは私たちから成るからです。私たちの生きるこの社会は、私たち一人ひとりのものであり、その社会は私たちが作らなければなりません。

久保山さんだけではありません、今日まで数多くの先人達が私たちに言葉を残してくれました。彼らの言葉を受け継ぎながら、次の世代に向けて絶えず言葉を紡いでいきましょう。

*全文は「2016年3・1ビキニデー集会の記録」をお読み下さい。

【東京】江戸川原水協6・9行動で39人から署名 被爆者の呼びかける署名はとりくみやすい

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【群馬】2016年原水爆禁止国民平和大行進の実行委員会を結成

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4月16日午後、2016年群馬県平和行進実行委員会が開かれました。

最初に昨年の平和行進DVD「一歩でも二歩でも」を視聴して、自己紹介をかねて感想を語り合いました。「2度見たが新たな発見もある。県内にも富岡市の職員ぐるみの出迎えや、保育園児の行進や歌で歓迎する藤岡市など、感動する場面がある」(小田暁夫代表理事)、「渋川地域は3つの自治体で市長らがあいさつする。今年は庁舎の敷地内だけでも一緒に行進するよう働きかけたい」(佐藤明さん)。ドキュメンタリー映画の感動や行進に役立つ場面があることが語られました。この日3本のDVDが販売されました。

このあと、滝沢俊治原水協代表理事は「核兵器の廃絶は憲法の完全実施と一体。平和行進を意気高くとりくもう」とラッセル・アインシュタイン宣言も引用して、戦争の廃絶を呼びかけました。

滝沢代表理事

コープぐんまの木村利行さんは「沖縄戦跡めぐりや8月に広島へ高校生までの少年少女を送る」など紹介。「平和行進は地域ごとに判断して参加したい」とあいさつしました。

木村さん

鬼形正弘群馬原水協事務局次長が役員・事務局体制を提案。コープぐんま理事長の梅沢義夫さんら6氏を代表委員に、鬼形事務局長ら4人の事務局員を提案し、承認されました。

鬼形事務局次長

実施計画については「例年より何か一つでも前進させよう」「すべての自治体に新しい情勢の変化を伝え、被爆者の訴える新署名や首長も歩いてもらう」「国への意見書提出を要請」などの提案を熱心に協議。予算やペナントの配分なども含めて確認しました。

県内通し行進者の伊藤国夫さんは、12年目に挑む決意を述べました。群馬は7月8日に碓氷峠で長野から引き継ぎ、18日に上武大橋で埼玉へ引き継ぎます。

12年目の県内通し行進の決意を述べる伊藤さん

(群馬県原水協・古沢孝一事務局長のFacebook投稿より)

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【埼玉・上尾市】「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」推進へ、力を尽くすことを確認

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上尾原水協は4月16日、上尾教育会館で2016年度総会を開催し、「被爆者とともに核兵器のない世界を築きあげよう」の運動方針を、「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」推進へ、力を尽くすことを確認しました。

蕨市にお住いの被爆者服部道子さんは、広島で16歳の見習い看護師としての体験を話され、広島・長崎の悲劇を二度と繰り返してはいけないと結びました。

服部さん

昨年の平和行進の記録映画「一歩でも二歩でも」を上映し、参加者の感動を呼びました。

総会では新国際署名の全国スタート集会と呼応し、4月27日(水)午後2時から上尾駅前で署名行動をおこなうことも確認しました。

(上尾原水協・田中裕久事務局長のFacebook投稿より)

【和歌山】被爆者が訴える核兵器禁止・廃絶の国際署名に紀美野町議長が賛同

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和歌山県紀美野町議会の小椋孝一議長がヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名に賛同したと日本原水協事務局に連絡がありました(写真)。

自治体関係者が署名したという連絡は全国初。県原水協の白井春樹事務局長は「海南・海草原水協から依頼を受けて紀美野町議会議長へ『平和行進の要請書・役職署名等』を郵送したところ、FAXで送られてきた」と話します。

役職署名は、和歌山県取り扱い団体・関係者として元和歌山県原爆被災者の会・楠本熊一元会長を筆頭に、非核の政府を求める和歌山県民の会・核戦争防止和歌山県医師の会が名を連ね、問い合わせ先が県原水協となっています。

和歌山県原水協は今後、県知事、県議会議長をはじめ、5月9日に和歌山県新宮市を出発し、県下30市町村でおこなわれる原水爆禁止国民平和大行進・和歌山→広島コースの中でも要請していくことにしています。

【群馬】原水協・原水禁・被爆2世の個人と群友会(原爆被災者の会)の須藤会長が懇談

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【北海道】道内平和行進・行進者決まる 5月8日(日)幹線、根室、網走コースがスタート

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