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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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ビキニ水爆被災62年 2016年3・1ビキニデー集会の記録のご案内

16.3・1記録申込書

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今年のビキニデー集会は、被爆70年を越えて、核兵器のない世界へ新たな行動の出発点となる全国的集会として開かれました。

本記録集には、2年前に核保有9か国を核軍備撤廃の交渉義務違反、慣習国際法違反で国際司法裁判所に提訴したマーシャル諸島共和国から初参加のトニー・デブルム前外務大臣のスピーチやSEALDsメンバーの連帯あいさつ、ビキニ被災船員と遺族の救済を研究している山下正寿さんや水爆実験に遭遇した亡き父を語った高知の下本節子さんの訴え、核保有国アメリカ、イギリス、フランスの反核平和運動を代表者によるスペシャル対談「核兵器のない世界の実現をめざして」などを収録しています。さらに、第五福竜丸元乗組員・大石又七さんの「見えない放射能に思う」という訴えも掲載するなど充実した内容となっています。

また、日本原水協全国集会・国際交流会議でのジョゼフ・ガーソンさん、ジェニー・クレッグさん、アバッカ・アンジャイン・マディソンさん、土田弥生さんの発言と、日本原水協全国集会・全体集会での安井正和事務局長の基調報告の全文を掲載しています。

被爆者が発表した核兵器禁止を求める新しい国際署名を草の根の隅々まで広げ、原水爆禁止国民平和大行進、8月の原水爆禁止世界大会を成功させるためにも是非ご活用ください。

 

3月31日発行、B5版、82ページ。 頒価:700円(送料実費)

下記の用紙で申し込まれた方には、直接送付します。

(注:この記録集は3月1日のビキニデー集会の記録です)

発行:原水爆禁止世界大会実行委員会、3・1ビキニデー静岡県実行委員会

お申し込みは、FAX 03-5842-6033までお寄せください。

 

【被災62年】2016年3・1ビキニデー集会の記録注文用紙

 

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【問合せ】〒113-8464 東京都文京区湯島2-4-4 平和と労働センター6階

原水爆禁止世界大会実行委員会 電話 03-5842-6035 FAX 03-5842-6033

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【広島】6・9行動で「北朝鮮も無茶苦茶だけど国家だから何とかなる。テロリストにわたらないように全面的に禁止することが大切ですね」と言って「核兵器全面禁止のアピール」に署名

160306_広島6・9行動

広島県原水協は3月6日、広島市内で6・9行動をおこないました。60代の女性が、「北朝鮮も無茶苦茶だけど国家だから何とかなる。テロリストにわたらないように全面的に禁止することが大切ですね」と言って署名してくださいました。

行動には11人が参加して66人から「核兵器全面禁止のアピール」署名が寄せられました。

この日は同じ時間帯に、広島市原水協が定例の「座り込み学習会」をおこないました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【岡山】2016年3・1ビキニデー集会 被爆者 国際署名をよびかけ 署名で核保有国を包囲しよう 岡山から17人が参加

160303_岡山県原水協通信No.366

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【平和行進】韓国原爆被害者協会にDVD「一歩でも二歩でも」贈呈

2 ビデオを贈る

▲DVDを贈る竹田さん(右)

原水爆禁止国民平和大行進で毎年通し行進者として全国を歩いている竹田昭彦さんからのリポートを紹介します。

日本平和委員会企画の韓国平和ピース・ツアー(18人)に参加しました。

2月24日にソウルの韓国原爆被害者協会を訪問し、被爆者と懇談・交流をしました。ソウル以外に住む遠路の釜山(プサン)、狭川(ハプチョン)、大邱(テグ)などから総計12人の被爆者が参加し盛会でした。

▲紹介された韓国の被爆者

韓国の調査による韓国人の被爆者は、広島で3万5千人、長崎で1万5千人の計5万人です。そのうち、韓国に帰国した被爆者は2万3千人で、現在、生存者で日本政府からの被爆者手帳を交付を受けている人は2517人です。手帳交付には2人の承認が必要で、年々困難になっているそうです。現在、被爆者で未交付者は100人ほどおられるそうです。

また、被爆2世・3世は、被爆を隠す人が多く、被爆の実相調査がさらに難しくなっています。治療費の精算は、韓国赤十字社を通して日本政府におこなうので、8か月かかるそうです。これを、3か月くらいにしてほしいと話していました。

私は、被爆70年の原水爆禁止国民平和大行進の記録DVD「一歩でも二歩でも」を贈呈し、核兵器廃絶運動の連帯を伝えました。

ツアー参加者の宿泊ホテルでは、「一歩でも二歩でも」の上映会(参加8人)をおこない、DVDの普及や平和行進とりくみの強化を話し合いました。

なお、英文などの外国語版が欲しいと思いました。

(竹田昭彦)

【日本原水協活動交流ニュース】日本被団協の代表が新国際署名を訴えます!/全国から被爆者、被爆2世・3世が続々参加/3・1ビキニデー集会でSEALDsメンバーが連帯挨拶

160220_活動交流ニュース

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【3・1ビキニデー】被災62年2016年3・1ビキニデー/日本原水協全国集会「参加あんない」ができました!

2016-ビキニ参加案内

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【原水爆禁止世界大会】第77回総会で「よびかけ」と「成功めざす運動」を採択

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原水爆禁止世界大会実行委員会は2月10日、第77回総会を開き、今年の世界大会に向けた「よびかけ」と「成功めざす運動」を採択しました。

原水爆禁止2016年世界大会の日程と持ち方はこちら。

日本原水協第88回全国理事会で【特別決議】「2016年3・1ビキニデー集会を成功させよう」を決定

2016年ビキニデー学習パンフ表紙

【特別決議】 2016年3・1ビキニデー集会を成功させよう 2016年2月7日 日本原水協第88回全国理事会

2016年の原水爆禁止運動の全国的な出発点、3・1ビキニデー集会が2月28日から3月1日まで、静岡と焼津の二つの都市で開かれます。

昨年、日本原水協が世界の反核平和団体と共同してNPT・ニューヨーク行動に結集した633万の署名は、核兵器禁止の流れを後押しする重要な役割を果たしました。一方で、核保有国などは国際世論と真っ向から対立し、「核抑止力」論に固執しつづけており、これを打ち破ることが重要な課題となっています。核兵器の非人道性から核兵器禁止を求める流れを大きく発展させ、核兵器禁止条約の交渉開始を実現するために、被爆の実相と核兵器廃絶の声を被爆者とともにひろげる活動を抜本的に強めなければなりません。

1954年3月、アメリカが太平洋・ビキニ環礁で強行した水爆実験「ブラボー」は、地球規模の深刻な汚染と被害を引き起こすとともに、原水爆禁止運動の歴史的な出発点ともなりました。その62年目の機会に開かれることしのビキニデー集会はきわめて重要な意義をもっています。粘り強いとりくみの中で水爆実験の深刻な被害が掘り起こされ、被災漁民を支援して救済と補償を求める新たなたたかいが開始されました。日本政府に被害の全容解明を求めるとともに、労災認定をはじめとした被害者支援を求める場としても成功させましょう。また集会には、核保有国のアメリカ、イギリス、フランスとともに被災地マーシャル諸島からの代表も参加します。国際連帯を発展させましょう。

2016年3・1ビキニデーは、核兵器廃絶の国際政治と世論の高まりを受けて、次のステップ、核兵器全面禁止の実現へ、新たな行動を国内外で発展させる場です。また、改憲を許さず、「核の傘」から離脱し、核兵器全面禁止・廃絶のために活動する国となるよう、戦争法廃止2000万人署名など、草の根の行動を大きく発展させる場です。

新たな変化をつくる2016年3・1ビキニデーに、全国すべての市区町村から代表を送り、大きく成功させましょう。2016年のたたかいをともに前進させましょう。

【3・1ビキニデー】現在94人の申込み!130人の目標を何としても【東京】/本日、「ビキニデーに参加したい」と電話での申し込み

160205_活動交流ニュース

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【平和行進】2/10(水)18:30〜@平和と労働センター2Fホール「一歩でも二歩でも」完成披露試写会にご参加ください

160210_「一歩でも二歩でも」完成披露試写会のご案内

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【東京】2/27(土)13:30〜@杉並区立高円寺障害者交流館1F集会室 被爆者と区民の交流セミナー「ヒロシマ・ナガサキ70年をこえて」にご参加ください

160227_第26回被爆者と区民の交流セミナー「ヒロシマ・ナガサキ70年をこえて」

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【山梨】県原水協役員が同県原水爆被爆者の会の会長らと親しく懇談

被爆70年ヒバクシャ遊説inヨーロッパ報告集

山梨県原水協は1月13日、山梨県原水爆被爆者の会(甲友会)と甲府市内で懇談しました。県原水爆被爆者の会からは、会長の焼広和欣氏(被爆二世)中島辰和事務局長、藤野義男理事が、県原水協からは、平賀嘉仁代表、菅沢三郎事務局長、臼井治夫事務局次長が出席。コーヒーやミルクを飲みながら、ざっくばらんに親しく懇談しました。

この懇談は、原水爆被爆者の会の活動、日頃のご苦労などその実態を率直にお聞きし、原水協として、どんな協力共同ができるか意見交換するために開かれたものです。

中島事務局長から「会」の中心的な活動について「なによりも、被爆の実相を語り広げることが第一の柱です。これまで、中央市や南アルプス市の小・中学校で子どもたちに被爆の体験や原爆とはどんなものかを語ってきました。甲府YWCAの若い方たちや、上野原市の原爆展の際に証言したり、西中学校で証言活動をしてきました」との紹介がありました。

原水協には、「県下の各自治体で証言する場を作っていただきたい。原爆展と一緒にやれば効果的」と要望されました。被爆二世の方の証言にもとりくむ思いも語られました。

二つ目は、被爆者の健康などに関する相談活動です。高齢になっている中で、「介護のこと」などについても電話相談でおこなっているとのことです。

これからの活動では、被爆70周年の企画として、新しく立ち上げる原水爆被爆者の会のホームページに、これまで5集発行された「きのこ雲」(被爆者証言集)の全証言をアップして誰もが読めるようにするとのことです。会長さんが中心になり準備中です。

さらに、現在の会員さんから、被爆の体験などを「インタビュー」方式で聞き取り証言集を作ることも考えているとのことでした。また引き続き、核兵器全面禁止の署名運動を続けることにしているとのことです。

また、1月14日には、NHKの夕方の番組「まるごとやまなし」で「被爆者団体—原爆を語り継ぐ」との特集が放映されることが紹介されました。

県原水協からは、県内の被爆者の実情、被爆の実相をお聞きする活動へご一緒できないかをお聞きするとともに、証言活動の場をつくる努力を伝えました。 sexescortguide.com

また、昨年のヨーロッパでの被爆者の遊説活動を紹介し、その反響を伝え、「報告集」を提供しました。2016年3・1ビキニデーの参加要項も紹介。日本原水協の被爆者との交流を掲載した「活動交流ニュース」、北朝鮮の水爆実験への抗議声明文をお渡ししました。

被爆70年ヒバクシャ遊説inヨーロッパ報告集表紙

最後に、今後もこのような懇談の機会をつくることをお約束してお別れしました。

(山梨県原水協事務局長・菅沢三郎)

【岡山】北朝鮮核実験に断固抗議 被爆2世・3世の会と共同で緊急抗議行動

160107_岡山県原水協通信No.363

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【日本原水協】核兵器も原発も戦争もない世界を 被爆者と一緒に雷門前で新年6・9行動

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原水爆禁止日本協議会は1月6日、浅草雷門前で新年6・9行動をおこないました。東京都原爆被害者団体協議会(東友会)との共催。

「核兵器も戦争もない平和な世界を 被爆者とともに新たな行動にふみだそう」「東京電力福島原発事故から間もなく5年、収束どころか汚染は拡大。あなたは再稼働・原発輸出を認めますか?原発ゼロ!原発事故被災者を支援しよう」の2本の横断幕を掲げて「核兵器全面禁止のアピール」署名と「戦争法」廃止を求める2000万署名を呼びかけました。

2015年原水爆禁止国民平和大行進・沖縄→長崎コース通し行進者の山内金久さんがトランペットで「一月一日」「原爆を許すまじ」「青い空は」のメドレーを奏でて開幕。

トランペット演奏する山内金久さん

リレートークでは東友会の大岩孝平代表理事をはじめ、5人の広島・長崎被爆者が次々にマイクを握り、核兵器廃絶の思いを語りました。また、東京被爆二世の会の田崎豊子会長も訴えました。

東友会の大岩孝平代表理事

宣伝行動の途中で北朝鮮が水爆実験をおこなったというニュースが入り、被爆者が怒り心頭で抗議しました。

東京のうたごえ協議会事務局長の大熊啓さんがおこなった南京玉すだれのパフォーマンスは注目を集め、人力車のお兄さんたちも拍手を送っていました。

南京玉すだれを披露する大熊啓さん

日本原水協の高草木博代表理事と安井正和事務局長、東京原水協の石村和弘事務局長も訴え、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)創立60周年の今年、被爆者とともに核兵器のない世界をめざすために全力をあげると決意を表明しました。 pjk

行動には日本医労連、婦人民主クラブ、民主主義文学会、上野の森に広島・長崎の火を灯す会も加わり、合わせて40人が参加。「核兵器全面禁止のアピール」署名が63人分、「戦争法」廃止を求める2000万署名は24人分が寄せられました。

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【北海道】国連軍縮週間はじまる 原爆展、宣伝行動 道内の被爆2世初めて語る

北海道原水協FAXニュース2015年10月26日

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