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681自治体(2024年6月29日現在)
【基準】
日本政府の禁止条約への署名、批准など、条約への参加を求めているもの
※趣旨採択(31自治体)を含む。
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![]() 681自治体(2024年6月29日現在) 【基準】 ![]() 2024年原水爆禁止国民平和大行進・国際青年リレー① ![]() 2024年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コースの愛知県内(5/31〜6/11)を国際青年リレー行進者として参加するレリー・アロガンテ・ヒテロサさん(フィリピン・25歳)のあいさつです。 SM-ZOTO(市民ネットワーク-ゾーン・ワン・トンド機構)とピースウィメンパートナーズを代表して、フィリピン国際平和行進者からのご挨拶 私は、ピースウィメンパートナーズの青年コーディネーターで、現在、マニラ首都圏と近郊の州に3 万人以上の会員を持つ都市貧困者連合、市民ネットワーク-ゾーン・ワン・トンド機構(SM-ZOTO)の青年代表を務めているレリー・A ・ヒテロサです。25 歳です。5 年ぶりに日本に来て、平和行進に参加できることをうれしく思います。愛知にお招きいただきありがとうございます。
★アドボカシー:政治家や国・自治体の政策決定や運営に関わる人びと、特に決定権を持つ人に対し、ある課題へのとりくみや関連政策、方向性、事業実施方法などについて提言をおこなうこと。それだけでなく、政策や方向性、事業実施方法についての支持/不支持の表明や、変更を求める働きかけも含まれます。 アメリカ合衆国大統領 ジョー・バイデン殿 抗議文 2024年5月18日 原水爆禁止日本協議会 貴国政府が2024年5月14日におこなった臨界前核実験に対し、被爆国の運動として強く抗議する。 核エネルギー省安全保障局(NNSA)は、今回の実験が核弾頭の安全性や有効性、性能改善に向けたデータ収集に目的があるとしている。これは、バイデン政権が策定した2023年核態勢見直し(NPR)による設計寿命を超えた核兵器の更新、近代化をはかる「交代プログラム」と一体のものである。 貴国政府は、他国の核兵器の開発・取得・保有に反対する一方で、自国の核は「安全の保証」であり、「侵略を抑止」し、戦争を「防止」すると繰り返している。しかし核兵器は、ウクライナの戦争にもみられるように、侵略や戦争を「防止」しないばかりか逆に危険をエスカレートさせ、一度使われれば人類滅亡にさえ通じるものである。 現在、圧倒的多数の国ぐにが「核兵器のない世界」による安全保障を求めて核兵器禁止条約を支持し、条約に参加している。2021年1月に発効した核兵器禁止条約は、核兵器の開発、実験、保有、使用と威嚇を含めて、核兵器のあらゆる活動を禁止している。 どんな形であれ、今後一切の核実験をおこなわないこと、核近代化計画の中止を強く要求する。同時に、貴国がこれまで誓約してきた「核兵器のない世界」の実現にむけて、核不拡散条約(NPT)再検討会議での合意事項の履行や、核兵器禁止条約への参加など、誠実に行動することを要求する。 以上 抗議文 アメリカ合衆国連邦議会 共和党上院議員 リンゼー・グラハム殿 あなたは、2024年5月8日、米上院歳出委員会国防省委員会で、1945年の広島、長崎への原爆投下について、これが「戦争終結につながった」との考えを示し、「イスラエルは負けるわけにいかない。これは、広島と長崎の究極版だ」とのべ、アメリカによるイスラエル軍の行動の支援を促した。 いま、世界の世論と圧倒的多数の政府は、パレスチナ自治区ガザ地区住民に対するイスラエル軍の無差別の殺りくと破壊に抗議し、即時の停戦、即時の人道支援、人質の解放、イスラエル軍の撤退、国連の決議に基づく紛争問題の平和解決を求めている。 一般市民にたいするテロ攻撃はもちろんいかなる理由であれ、容認されるものではない。だが、武力攻撃の継続とそれに対する米国の軍事支援は、問題解決を遠ざけ、罪もない市民の犠牲を拡大するだけである。まして、核兵器の使用を促したことは、広島、長崎をガザで再現させてもかまわないという、究極の暴論であり、人類の生存に対する挑戦にほかならない。 我々は、あなたがそのことを真摯に受け止め、核兵器の使用の正当化にまでいたった5月8日の発言をただちに撤回するよう強く要求する。 2024年5月17日 原水爆禁止日本協議会 ![]() 2004年にトラカイ・ロータリー会長をつとめ、リトアニア国内のウクライナ人支援プロジェクトのコーディネーターとしてウクライナ市民と子どもたちのための緊急人道支援募金「ひまわり募金」を活用してくれたゲディミナス・リムデイカさんから、活動が掲載されたリトアニア語新聞記事が送られてきました。日本語訳を紹介します。 トラカイで2000年にロータリー・クラブが活動を開始したのは、ごく最近のことのように思われます。この間、地域社会の生活の質を向上させ、他の人びとの職業活動を支援し、国際的なロータリーの会員として世界的な規模で活動し、世界平和を推進するために、多くの意義ある慈善活動がおこなわれてきました。トラカイのロータリアンは毎年、さまざまなプログラムを実施しています。学校、幼稚園、図書館、職業上の高みを目指して努力する若者たちを後援しています。クラブの活動は、海外のパートナーとの交流にもつながっています:デンマーク、ポーランド、ウクライナ、そして日本です。日本の代表団も何度かトラカイ・ロータリークラブを訪れています。 Continue reading ゲディミナス・リムデイカさんから活動が掲載されたリトアニア語新聞記事が送られてきました原爆国際民衆法廷第2回国際討論会の案内が韓国のSPARK(平和と統一を開く人たち)から送られてきました。 問い合わせ先: 土田弥生 原爆国際民衆法廷実行委員会は、韓国の原爆被害者を原告とし、1945年にアメリカの核兵器投下の責任を問う「原爆国際民衆法廷プロジェクト」(2026年ニューヨーク開催予定)を進めています。準備過程として「第2回国際討論会」をことし6月、原爆が投下された日本の広島で開催します。 「原爆国際民衆法廷第2回国際討論会」は、韓国の原爆被害者の立場から、アメリカの核投下の歴史的意味と現時点での核兵器使用および(拡張)抑制の違法性を明らかにすることで、韓国の原爆被害者の恨みをなだめ、核対決と抑止論を克服し、韓半島の非核化と核なき世界を実現するために企画されました。 6月7日には韓国原爆被害者慰霊碑の前で慰霊祭を、8日には広島国際会議場コスモスホールで第2回国際討論会を行います。多くの関心と参加をお願いします。 参加をご希望の場合は、下記の申込リンクから必ず事前登録をお願いします。 ハリウッドの俳優たちが3月7日付のロサンゼルス・タイムズに載せた「公開状」を日本原水協の高草木博代表理事が仮訳しました。 『オッペンハイマー』は、核兵器の起源、マンハッタン計画の歴史、その後のロバート・オッペンハイマーの軍備競争とそれまで以上に強力な兵器の開発への警告などを描いている。 オッペンハイマーが我々に警告したのは正しかった。 いま、1万4千発の核兵器が9つの国の手中にある。 あるものは1945年に広島と長崎を破壊したものよりも80倍の威力を持っている。 1961年、ケネディー大統領は国連でこう演説した:
芸術家や弁護士たちのように、私たちも声を上げ、オッペンハイマーは歴史だが、核兵器は歴史でなく(現実である)ことを人びとに思い起こさせなければならない。 この大きな不確実性の時代には、たとえ1発の核兵器でも、それが地上であれ、海であれ、空中であれ、あるいは宇宙であれ、あまりに多すぎるのだ。家族、地域、そして世界を守るために、私たちは世界の指導者たちに核兵器を歴史の過去のものとするよう、そして明るい未来を創るよう要求しなければならない。 どうか我々に加わってください ―― 私たちの運が尽きてしまう前に! ロザンナ・アークエット(俳優) ジュリアン・ムーア(俳優) ミア・ウェンジェン(作家、ブロガー) ジャクソン・ブラウン(ミュージシャン) ビゴ・モーテンセン(俳優) ジャネット・ザッカー(映画プロデューサー) エレン・バースティン(俳優) グラハム・ナッシュ(ミュージシャン) ジェリー・ザッカー(映画監督) イヴェット・ニコール・ブラウン(俳優) ビル・ナイ(科学教育者) アラン・カミング(俳優) チャールズ・オッペンハイマー(ロバート・J・オッペンハイマーの孫) マイケル・ダグラス(俳優) パイパー・ペラーボ(俳優) ジェーン・フォンダ(俳優・作家) ジューン・ダイアン・ラファエル(俳優) トニー・ゴールドウィン(俳優・映画監督) リサ・リナ(俳優) アーネスト・モニツ(元アメリカ合衆国エネルギー長官) クラーク・グレッグ(俳優・脚本家) ピーター・セラーズ(演出家) ハリー・ハムリン(俳優) ボビー・シュライバー(元サンタモニカ市長) サム・ナン(元アメリカ合衆国上院議員) ポール・ジェイ(ジャーナリスト) デイビッド・スラック(脚本家) ニコラス・メイヤー(映画監督・脚本家) クリステン・スチュワート(俳優) エレン・ミロイニック(衣裳デザイナー) エマ・トンプソン(俳優・脚本家) 公開状原文・署名者の全リストはこちらから アメリカ/平和・軍縮・共通の安全保障キャンペーン議長のジョゼフ・ガーソンさんが、被災70年2024年3・1ビキニデーの後に招かれた映画『オッペンハイマー』についてのパネル討論会への寄稿を日本原水協の高草木博代表理事が日本語に翻訳しました。 *** 映画『オッペンハイマー』に見る広島と長崎 映画『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督)の批評が表れ始めて以来、ひとつの疑問が浮かび上がっていました。なぜ広島と長崎への原爆投下が引き起こした大規模な破壊と犠牲の映像が表れてこないのでしょうか? 友人であり私の団体(訳注:平和・軍縮・共通の安全保障キャンペーン)の委員でもあるハーバード大学のエレーヌ・スキャリー教授が、映画『オッペンハイマー』の元になった本『アメリカのプロメテウス:ロバート・J・オッペンハイマーの勝利と悲劇』の共著者カイ・バードと一緒に開催するパネル討論会に来るよう私を誘ってくれたとき、私の心には、これらの人びととその歴史とがすでに骨の髄まで固く刻まれていました。 カイの直接の返事は「ノー」でした。そのような討論はおこなわれなかったと。カイは前に、映画と原本の劇的な共通項は原子力委員会の聴聞会であり、権力の座にある者たちはそこで世界の最先端の科学者であり影響力の大きい知識人としてのオッペンハイマーの役割を破壊しようとしたのだと説明していました。エドワード・テラー、原子力委員会のルイス・ストローズ(訳注:委員長)、そしてペンタゴン内の強大な力が、オッピー(訳注:オッペンハイマーの愛称)が水爆開発に反対したことに激怒して反応しました。カイが説明したのは、映画も本も基本的にはオッペンハイマーの伝記であり、エレーヌが言ったように映画は「オッペンハイマーの心のなかで何が起こっていたかという視点から話を展開」していたのであって、それとは別のもっと広い視野から展開したのではない、ということでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 代表団からは3日目に入った第2回締約国会議の討論の感想として、多くの国が78年前の広島と長崎の原爆被害を繰り返さないためにも核兵器禁止条約が大事だとのべ、被爆者の声に耳を傾けている。日本政府は今からでもオブザーバー参加、傍聴すべきだと迫りました。愛友会理事長の金本さんは、ニューヨークに行く直前に被爆したときに幼い自分を守り、その後の78年を支えてくれた姉が亡くなったこと、本当ならば参加できなかったが、姉はきっと「行ってきんさい」と言ってくれるだろうと参加を決めたこと。被爆者にはもう時間がない。日本政府は何をしようとしているのか、行動で示してほしいと涙を浮かべて訴えました。志野大使は、金本さんの訴えに誠実に応えようとせず、「核保有国を市民社会の運動で動かしてほしい。そうすれば日本政府はオブザーバー参加できる」などと他人事のように唯一の戦争被爆国の役割を否定。情けない態度に怒りを覚えました。(安井正和) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 核兵器廃絶日本NGO連絡会の「世界中継2023冬~ニューヨーク核兵器禁止条約速報~5日目」に日本原水協代表団の金本弘さんと河野絵理子さんが登場しました(11月30日、ニューヨーク) ![]() |