内閣総理大臣 岸田文雄殿
日本政府への申し入れ
2023年9月15日
原水爆禁止日本協議会
第78回国連総会が開幕し、岸田首相の出席の予定が報じられています。
同時に世界には、このような歴史の逆流に抗し、国際紛争の平和解決と武力行使・威嚇の禁止、核兵器の全面禁止・廃絶を求める圧倒的な世論と、その世論を背景に、国連や核不拡散条約(NPT)の会議などがくり返し合意してきた「核兵器のない世界」を現実に推し進める強大な国際政治の発展があります。
世界の五大陸に広がった非核兵器地帯や中東など紛争が続く地域で非核化を実現しようとする粘り強い努力、そして、2021年1月には国連を母体に成立した核兵器禁止条約が発効し、その署名国は92、批准国は68に達し、すでに実体を持つ国際法として機能し、今年11月27日からはニューヨークの国連本部で第2回締約国会議が開かれようとしています。
日本政府は、核兵器禁止条約の交渉をボイコットし、岸田首相の「核兵器禁止条約は出口だ」という言明にもかかわらず、国連総会では同条約に反対票を投じ続けています。日本が自国の安全をアメリカの「核の傘」に依存していることが理由とされています。
しかし、「核抑止力」の名による大国の核戦略は、それ自体、国際紛争における武力の行使や威嚇を禁じた国連憲章をじゅうりんするばかりか、必然的に「仮想敵国」を前提とし、国民に「外からの脅威」を煽り、本来可能な平和的外交的な問題解決の努力さえ破壊するものです。
昨年6月開かれた核兵器禁止条約第1回締約会議には、締約国だけでなく、非締約国からも34か国の代表がオブザーバーとして出席しました。そこにはドイツやノルウェー、オーストラリアなどアメリカの同盟国の政府も含まれています。第2回締約国会議でもこの流れは続くばかりか、核保有国でさえ核兵器禁止は国民的世論となっていることが様々な形で示されるでしょう。
こうした流れに立って、国連総会では、岸田首相は核の惨禍を国民が体験した唯一の国であり、その戦争の反省から紛争問題の平和解決を原則とし、憲法で戦争を放棄した国の代表として、核大国をはじめ、すべての加盟国に対し、国際紛争の平和解決と武力の不行使など国連憲章の平和のルールの順守、核兵器のない世界を達成する国際合意の実行をよびかけ、日本がその努力に加わる決意を表明すべきです。
そのために、私たちは具体的に以下、要請するものです。
私たちは失敗した核抑止政策に逆戻りはしません。私たちは人間にとって必要のない核兵器に資金を提供することに逆戻りしません。私たちは取り返しのつかない環境汚染に逆戻りしません。私たちは未来を生きる世代の命を危険にさらし続けることはしません。世界中の指導者のみなさん、私はあなたに懇願します。あなたがこの惑星を愛しているなら、この条約に署名してください。核兵器はこれまでずっと道徳に反するものでした。そして今では法律にも反するものです。一緒に世界を変えて行きましょう。――核兵器禁止条約採択を受けた節子サーローさんの演説より
2023-09-07 18:29:30
広島からすべての
国の政府への手紙
原爆投下から78年目の8月6日に広島に集った私たちは、すべての国の指導者に、核兵器廃絶にむけた緊急の行動を訴えます。
ロシアのウクライナ侵略がつづき、核兵器が使用されかねない重大な情勢に直面しています。開発されたばかりの一発の原子爆弾は、数万の市民を無差別に殺戮し、ここ広島を一瞬にして「地獄」と化しました。かろうじて生き延びた被爆者も、後遺症や差別に苦しめられました。今日の近代化された大量の核兵器の一部でも使用されるなら、それは人類の破滅につながります。核兵器を使用することは、いかなる状況でも断じて許されません。私たちは、国際社会がその脅威を根絶するために、ただちに力を尽くすことを訴えます。
5月に広島で開かれた主要7カ国首脳会議(G7)は、核兵器は「侵略を抑止し、戦争と威圧を防止する」と、「核抑止力」論を公然と宣言しました(「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」)。「核抑止」とは、ヒロシマ・ナガサキの惨劇をもたらすことを前提にした威嚇に他なりません。私たちは、被爆地と被爆者を愚弄するこの宣言を断固として拒否します。被爆地・広島から発信すべき真のメッセージは、核兵器の使用とその威嚇を許さず、核兵器のない世界を一刻も早く実現することに他なりません。
現実に戦争が進行し、軍事的緊張が高まっているからこそ、軍縮、とりわけ核軍縮の前進が強く求められています。私たちは現在、オーストリアのウィーンでひらかれている第11回核不拡散条約(NPT)再検討会議の第1回準備委員会が、「核軍備撤廃の有効な措置に関する交渉」を行うことを定めた第6条とともに、「核軍備の完全廃絶」の誓約(2000年)、「核兵器のない世界の平和と安全の達成」とそのための「枠組」づくり(2010年)など、これまでの再検討会議の合意を実行する実質的な成果をあげることを求めます。
史上初めて核兵器を違法化した核兵器禁止条約(TPNW)が発効し、支持と参加が広がっていることは、私たちにとって大きな希望です。第1回締約国会議が、政治宣言と行動計画を採択し、条約の運用がはじまっていることを心から歓迎します。TPNWは「核兵器のない世界」という目標達成にむけてNPTを補完するものであり、矛盾するものではありません。NPTに参加するすべての国が、TPNWを支持し、参加することを訴えます。
私たちは市民社会の一員として、諸政府、国連機関と共同して、「核兵器のない世界」の実現にむけて尽力する決意を表明します。原水爆禁止2023年世界大会に参加した私たちは、日本の政府が「核の傘」への依存をあらため、核兵器禁止条約に参加するよう力を尽くします。
あなた方が、この広島からの訴えに応えて、行動されることを心から希望します。
2023年8月6日
原水爆禁止2023年世界大会-ヒロシマデー集会
2023-09-05 16:34:08
2023-09-05 16:29:47
広島と長崎に人類史上はじめて原子爆弾が投下され、一瞬のうちに二つの都市が壊滅し、21万人もの命(ほとんどが一般市民)が奪われてから78年になります。生き残った被爆者も原爆症によって命を奪われ、あるいは健康を脅かされています。核兵器は、人間らしく生きることも、死ぬことも許さない悪魔の兵器です。
ロシアによるウクライナ侵略から1年余。プーチン大統領は核使用の威嚇が繰り返し、3月25日には、ロシアの隣国ベラルーシへの戦術核配備を決定しました。北東アジアでも北朝鮮の核・ミサイル開発、弾道ミサイル発射が繰り返され、それに対応して、米国を中心に日本と韓国なども、危険な軍事演習を繰り返し、軍拡と「核抑止」の政策が緊張と危険を高めています。「核」対「核」、「軍事」対「軍事」の対応が危機を悪化させ続けています。
打開するカギは国連憲章にもとづく紛争の平和解決と核兵器の全面禁止にあります。外交的解決のための努力が、決定的に重要です。
核兵器禁止・廃絶の世界大会に8月の世界大会は、国連や核兵器廃絶のために行動する諸国政府と連帯・共同し、世界の市民社会の運動を総結集します。また、唯一の被爆国であるこの日本を、核兵器禁止条約に参加し、核兵器廃絶をリードする国に変える共同の大会にしなければなりません。
世界大会の成功は、一人ひとりの行動にかかっています。このパンフレットを使って一緒に学び行動しましょう。その成果を大会に持ち寄りましょう。
2023年8月1日 原水爆禁止世界大会実行委員会
広島(8月6日)、長崎(8月7日・9日)の全体集会の会場内に医療本部を設けています。発熱など外来診療について、全日本民医連にご協力いただいています。医療本部以外に次の病院・診療所のご協力があります。
広島市西区福島町1-24-7 電話082-292-3171
長崎市上戸町4-2-20 電話095-879-0705
開会宣言、海外代表の紹介、議長団任命
主催者あいさつ・「平和の波」開始宣言 野口邦和(運営委員会共同代表)
被爆者あいさつ 濱住治郎(日本被団協事務局次長)
8月4日(金)
14:40~17:00
導入発言被爆者 児玉 三智子さん
(広島被爆者)
被爆者 横山 照子さん
(長崎被爆者)
特別発言 田村 和之さん
(広島大学名誉教授)
韓国被爆者 イ・ギュヨルさん(韓国原爆被害者協会会長)
核被害者 アバッカ・アンジャイン・マディソン
(ロンゲラップ島民代表)
質疑 & 討論
広島被爆者
長崎被爆者
広島大学名誉教授
韓国原爆被害者
協会会長
ロンゲラップ島民
8月5日(土)
9:30 ~ 12:00
導入発言
アメリカ ジョゼフ・ガーソンさん
(平和・軍縮・共通安全保障キャンペーン議長)
フランス ロラン・ニベさん(フランス平和運動全国書記)
ロシア オレグ・ボドロフさん
(フィンランド湾南岸平和評議会/映画監督)
韓国 イ・ジュンキュさん(韓神大学統一平和政策研究院上級研究員)
日 本 安井 正和さん(原水爆禁止日本協議会事務局長)
質疑 & 討論
平和・軍縮・共通安全保障
キャンペーン
議長
フランス
平和運動
全国書記
フィンランド湾南岸平和評議会議長
韓神大学
統一平和政策研究院
上級研究員
原水爆禁止
日本協議会
事務局長
8月5日(土)
13:30 ~ 16:00
導入発言
アメリカマーガレット・エンゲルさん(ピースアクションNY)
イギリスケイト・ハドソンさん(イギリスCND事務局長)
ドイツライナー・ブラウンさん(元IPB事務局長)
フィンランドウーラ・クロッツァーさん(フィンランド平和求める女性の会)
国際団体ショーン・コナーさん(IPB 事務局長)
質疑 & 討論
ピースアクションNY
イギリス核軍縮
キャンペーン(CND)
事務局長
元IPB事務局長
フィンランド平和を求める女性の会
IPB事務局長
国際会議宣言の提案と採択
閉会あいさつ
特別キャンペーン”被ばく者の声を世界に”で、セツコ・サーローさんが登壇します。
セツコ・サーローさんの被爆証言を綴った「沈黙の閃光」(日本語訳)も是非チェックしてみてください。
オープニング うたごえ ♪ヒロシマの有る国で
開会あいさつ 、海外代表紹介、国家元首、
自治体首長のメッセージ紹介
主催者報告
松井一實広島市長メッセージ代読
被爆者あいさつ 箕牧智之(日本原水爆被害者団体協議会代表委員)
ゲストスピーカー 和田靜香(ライター/「禁止条約参加署名」共同よびかけ人)
政党・国会議員連帯メッセージ
特別キャンペーン“被ばく者の声を世界に”】
セツコ・サーロー(カナダ在住広島被爆者)
矢野美耶古(広島被爆者)
牧野一見(原爆「黒い雨」被害者の会共同代表)
アバッカ・アンジャイン・マディソン
(ロンゲラップ島民代表/マーシャル諸島共和国元上院議員)
核兵器の禁止、核兵器のない世界の実現を―世界からの報告】
ダニエル・ホグスタ(核兵器廃絶国際キャンペーン[ICAN]暫定事務局長)
エルシリア・スデ(フランス下院議員/左翼政党「服従しないフランス」)
ファン・チー・カーン・チー(ベトナム平和委員会事務局次長)
コラソン・ファブロス(非核フィリピン連合事務局長/IPB共同議長)
文化企画「広島 愛の川」(中沢啓治作詞)の合唱 など
広島からのメッセージ
文書採択
閉会/フィナーレ うたごえ ♪We shall overcome
原水爆禁止2023年世界大会に4人の知事を含む、284自治体首長からメッセージが寄せられました。
メッセージは都道府県ごとにまとめられています。(一部の自治体について、データ準備中となっています。後ほど更新いたしますのでご容赦ください。また、メッセージは大会前にお寄せいただいたものです。その後の選挙などにより首長が交代されている場合があります。)
戦後78年、⼈類と環境の被ばくが、かくもさし迫った時はないと思います。ロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う世界軍拡は今や核戦争の危機すらおびき寄せています。拡⼤核抑⽌はそれを⼀層加速させます。加えて原発施設を巻き込む戦闘や劣化ウラン弾の使⽤は、繰り返し被ばく者を⽣み出す状況をつくり出しています。今こそ核兵器禁⽌条約の署名・批准を⽇本政府が唯⼀の戦争被爆国として実⾏すべきです。皆様へ友情と連帯の意を表します。
原水爆禁止2023年世界大会へご参加・ご賛同の皆様、大会の開催に心より感謝申し上げます。
私たちは、岸田政権の「核兵器は防衛目的の役割を果たす」という認識を変え核兵器を廃絶する方向へと歩みを強める必要があります。
国連加盟国の3分の2を超える政府が核兵器禁止条約を支持し、署名国は92、批准国は68となりました。被爆国日本こそ率先して核兵器禁止条約を署名・批准すべきです。
日本がアメリカの「核の傘」政策に固執することなく、核兵器のない平和な世界をつくるために活動をより一層深めて、市民力を結集して参りましょう!
私も最大限頑張ります。
原水爆禁止2023年世界大会の開催にあたり、メッセージを申し上げます。
日本は『戦争をしない』と決意した憲法を持つ国です。
我々は、非核三原則を堅持し、憲法の平和主義を堅持し、国際協調と専守防衛を貫く立場を明確にしています。
そして、唯一の戦争被爆国である日本こそ、「核兵器のない世界」の実現を目指し、努力することが使命です。
今後核兵器のない平和で公正な世界となることを心から願い、私も行動してまいります。
原⽔爆禁⽌世界⼤会実⾏委員会の皆様の⽇頃からのご活動に⼼より敬意を表します。
原⽔爆をはじめとした武器は、⼈類を幸せにするものではなく、⼈類の破滅にしかつながりません。唯⼀の被爆国である我が国は、平和主義の先頭に⽴って世界に原⽔爆禁⽌を訴える使命を担っていると考えます。私も、皆様とともに核兵器禁⽌条約への参加の促進に尽⼒してまいります。
核の脅威は全世界すべての⼈々が認識しており、核兵器廃絶はその実現を⾒るまで声を発信し続けなければなりません。
しかし現実は、ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事を理由に核抑⽌効果や、核共有論を唱えられるような危険な状況にあります。⼈類史上初の核兵器被爆国である歴史と経験 を世界に発信する再確認の世界⼤会となるよう、本⼤会の成功をお祈り申し上げます。
原水爆禁止2023 年世界大会に、心より連帯のメッセージをお送りします。
広島・長崎への原子爆弾投下から78 年、核兵器禁止条約に68 カ国が参加し、署名は92カ国になりました。日本政府に条約参加を求める地方議会の意見書は660 自治体、全体の4 割に広がっています。
一方、ウクライナ侵略を続けるロシアや、「核抑止力」に固執するアメリカなどの国々もあります。日本も今年6月のG7広島サミットで「核抑止力」を正当化し、核兵器禁止条約を無視する態度をとりました。
核への依存をやめ、禁止条約を力に、核兵器のない世界を切り開きましょう。
原水爆禁止世界大会にご参加の皆さん、核兵器の廃絶にむけた皆さんの取り組みに、心からの連帯を表明します。日本政府に対して、被爆国政府として「核抑止力」論と決別し、核兵器禁止条約に参加することを強く求めます。日本政府はいまだに長崎で被爆された方々を被爆者と認定せず、被爆者健康手帳も交付していません。すべての原爆被害者の、一刻も早い救済も求めてまいります。
原水爆禁止2023年世界大会の盛会をお喜び申し上げます。
ロシアの核兵器による威嚇に、世界から非難の声が高まっています。しかし、G7の首脳は被爆地ヒロシマから「核抑止論」に固執した「広島ビジョン」を発表し、核廃絶を願う市民から怒りと失望の声があがりました。
日本政府は、今こそ核兵器禁止条約を批准し、被爆国にふさわしい役割を発揮すべきです。
核なき世界の実現へ。皆さんと心ひとつに奮闘する決意を述べ、メッセージとします。
原水爆禁止2023 年 世界大会ご盛会を心よりお慶び申し上げます。
わが国は、世界で唯一の核被爆国として核兵器の全面廃絶と軍備縮小を全世界に向かって提唱し得る最適な立場にあります。
原爆の恐ろしさ、被爆者の声を世界中に訴え、絶対に核の使用を許してはなりません。
立憲民主党は、憲法の平和主義に基づき、非核三原則を堅持し、国際協調と専守防衛を貫くとの立場を明確にしています。
今後核兵器のない平和で公正な世界となることを心から願います。
皆様方におかれましては、核兵器の無い世界の実現のため、日頃よりのご尽力に敬意を表します。
唯一の被爆国であるにもかかわらず、政府は核兵器禁止条約に未だに背を向けたままであり、決して許されるものではありません。
このような課題の解決を前進させるべく、皆さま方と共に、しっかりと声を上げ、取り組んでいくことをお約束致します。
8月6日、9日は、広島、長崎に原子爆弾が落とされたつらい記憶の日です。人類はその後、様々な危機を乗り越えて、現在に至るまで幸いにして原水爆の使用に至っていませんが、昨今の国際情勢は、予断を許さないものとなっています。国際情勢の理想と現実の間には険しい道のりがありますが、私は、人類は、決してあきらめる事無く核兵器廃絶の道を歩み続け、核無き世界を実現しなければならないし、実現できると信じています。
原爆投下によって犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々にお見舞い申しあげます。また、核兵器廃絶に向けた皆様のご努力に対し敬意を表します。
ウクライナにおける核の威嚇や新STARTの履行停止などにより、核兵器使用のリスクが劇的に高まっています。どの国の子どもたちの未来にも、核兵器のない世界を実現 するために、引き続き全力で取り組んで参ります。
戦争被爆国である我が国は、世界で最も核戦争の悲惨さを体験しており、「核なき世界」に向けて、全⼒で取り組む責務があります。先の国会で岸⽥政権は戦後の防衛政策の⼤転換を強⾏しましたが、私たち平和を願う市⺠は、ともに連帯し、核兵器禁⽌・廃絶を巡る国際的合意の実⾏と、⽇本の核兵器禁⽌条約への参加に向け強く連帯してまいりましょう。
「長崎を最後の被爆地に」「憲法壊すな、平和な長崎をいつまでも」みなさんの何よりの願いです。ところが、いま、岸田政権 は核兵器禁止条約 への 参加に背を向けて、軍備増強の道を進んでいます。自衛隊基地の強靱化計画は核攻撃も想定し 、長崎の 多くの基地がその対象になっています。原爆 の 惨状を経験した 犠牲者に対する冒涜 にほかなりません 。 みなさんと力を合わせ、核兵器廃絶 、平和で公正な世界の実現 へ全力をつくす決意です。
皆様の活動に⼼より敬意を表します。
唯⼀の戦争被爆国である⽇本は、核兵器禁⽌を世界各国に対して求め、その議論をリードしていくべきです。参議院会派「沖縄の⾵」も、国会において政府に対し、核兵器禁⽌条約署名・批准を強く求め続けます。
アジア近隣諸国との歴史的・⽂化的つながりを活かし、対話による外交を積み重ねる事が、平和を維持し、「核兵器のない平和な世界」の実現につながります。ともに頑張ってまいりましょう。
ロシアが核による威嚇を繰り返し、核兵器が使用されるリスクが高まるもとで、核兵器廃絶のために唯一の戦争被爆国である日本の政府が今こそ役割を果たすときです。
被爆者の方々を先頭にしたみなさんのたたかいが、全国で核兵器禁止条約への参加・署名・批准を求める意見書を決議につながり、核兵器廃絶を願う世界の大きなうねりをつくっています。日本政府を変え、核兵器を世界からなくすために、ご一緒に力を合わせましょう。
この夏、アメリカの若者などが、原爆のキノコ雲をファッションアイコンのようにSNSで拡散したことに対し、“キノコ雲の下の惨状を知らないのか”と、多くの人が怒りの声をあげました。
しかし、そもそも「核抑止力」に固執し、核兵器禁止条約に背を向けている岸田首相の姿勢こそが、原爆の被害を矮小化しているのではないでしょうか。政府は、唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に一刻も早く批准を。 核兵器のない世界へ力を合わせます。
G7広島サミットは、核兵器は「侵略を抑止し、戦争と威圧を防止する」と、「核抑止力」論を正当化しました。広島から被爆者を裏切るメッセージを出した岸田首相の責任は重大です。
核兵器使用の現実的危険を絶対に許さず、「核兵器のない世界」へ前進することが急務です。日本政府に、「核抑止力」の決別と、核兵器禁止条約への参加を強く求める、世論と運動を大きく広げましょう。共に力を尽くす決意を表明しメッセージとします。
原爆投下により命を落とされた何⼗万にもの犠牲者の⽅々に哀悼の意を表しますとともに、今なお被爆の後遺症に苦しまれている多くの⽅々に⼼よりお⾒舞い申し上げます。
本年5⽉、ウクライナ戦争や核軍縮、気候変動、⾷料安全保障、AIなど、激変する国際社会に安全と発展を取り戻すための重要な国際会議「広島サミット」開催されました。
被爆地・広島にG7⾸脳が集まったことは評価しますが、その際発出された「広島ビジョン」は、NPT・核拡散防⽌条約の体制堅持について触れ、核があることが 前提であり、核廃絶について⾔及したものではなかったことに、被爆⼆世として、⾮常に残念に思います。
⽇本は未だに核兵器禁⽌条約に署名しておらず、多くの関係各国等から「唯⼀の戦争被爆国」である⽇本の締約国会議へのオブザーバー出席が求められています。
被爆地・広島選出の岸⽥⾸相に変わっても、残念ながら、⽇本政府は消極的な姿勢を変えていません。唯⼀の戦争被爆国である⽇本だからこそできる事があります。
私・塩村あやかは被爆⼆世です。
被爆者の皆さんとともに、⼈類と地球の未来のため、核兵器のない平和で公正な世界を実現するため、共にがんばりましょう。
原爆が恐ろしい――10代の頃から心の奥深くに刻まれていました。核兵器禁止条約は、核廃絶が「究極の目標」などではなく、国際社会が直面する課題であることを明らかにしました。この道こそが、核戦争の脅威をなくす唯一の希望の道です。
「核抑止」にしがみつき「核共有」まで議論する異常な日本の政治を変えなければなりません。2023年世界大会参加の皆様と連帯し、日本の条約批准へ全力を尽くします。
78年前の夏、広島・長崎を一瞬で地獄にし、生き残った人々を今も苦しめ続ける原子爆弾をなお弄ぶ権力者たちの姿に、ふつふつと湧きおこる憎しみを禁じ得ません。核抑止―核兵器使用による威嚇、軍事ブロック対抗の大軍拡という愚かな道を阻む、圧倒的多数の平和の声を広げましょう。被爆の実相と核兵器禁止条約の確固たる前進を世界に発信し、対話と包摂の平和への希望を示す世界大会になることを祈念します。ぜひ会場で!
「核抑止力」論を正当化した5月のG7広島サミットでの「広島ビジョン」は被爆者や原爆犠牲者の期待を完全に裏切るものでした。サーロー節子さんも「広島ビジョン」を強く非難しました。岸田首相はサミットで「核兵器のない世界」を標榜しましたが、その実現に真に必要なのは、「核抑止力」論の根本的な見直しと核兵器禁止条約に正面から向き合う姿勢です。みなさんと共に「核兵器なき世界」の実現のために全力を尽くす決意です。
広島・長崎の被爆から78年。被爆者とともに、核兵器のない世界へと思いを持ち寄り、発信する世界大会に、心より連帯します。
戦争と核兵器の使用が現実味を帯びる、おぞましい事態が現在進行形です。 核兵器は、人類と共存しえません。なくすことこそが世界を平和と安全へと近づけます。
核兵器禁止条約の発効から2年半。「核抑止論」の呪縛を解き、日本が一刻も早く参加できるよう、力を合わせがんばります。
原水爆禁止2023年世界大会のご開催にあたり、日頃より核戦争阻止、核兵器全面禁止・廃絶、被爆者援護・連帯に鑑み、ご尽力されておられます皆様に心より敬意を表します。
唯一の被爆国である我が国が、核兵器禁止・廃絶の国際的動きに果たす役割は非常に大きいにも関わらず、核兵器禁止条約に参加していない現状を何とか変えていく必要があります。
今後とも皆様と連帯し、真の世界平和の実現に向けて尽力して参ります。
リトアニア🇱🇹のゲディミナス・リムデイカさんから「ヒバクシャ国際署名」97人分がメールで届きました。
外国人の内訳は、以下の通りです。
ドイツ🇩🇪 5
ウクライナ🇺🇦 4
アイルランド🇮🇪 2
ポーランド🇵🇱 2
ニュージーランド🇳🇿 1
イングランド🏴 1
イタリア🇮🇹 1
ラトビア🇱🇻 1
これまで原水爆禁止世界大会や3・1ビキニデーに参加してきたリムデイカさんは、リトアニア国内で原爆写真展を開いてきました。
2018年には政府建物で「原爆と人間」パネル展を開催し、サウリュス・スクヴェルネリス首相が当時訪問していたイスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相を案内しました。
原爆展の来場者から「ヒバクシャ国際署名」を集めてきたリムデイカさんは、今後の計画はCovid-19によって開けなくなったことが残念だと伝えてきました。
北大西洋条約機構(NATO)加盟国の中での活動に心から敬意を表します。
提供:日本のうたごえ全国協議会
更新日時 | 内容 |
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2023/09/02 | 9月の6・9チラシを更新しています。また、世界大会の成功を受けて全体を更新する予定です。 (画像や表示が乱れる場合があります。その場合はしばらくたってからページをリロードしてください) |
2023/07/06 | 7月のチラシのリンクが異なっておりました。大変ご迷惑をおかけしました。 |
2023/06/29 | 今月(7月)の6・9チラシをアップロードしました。 |
2023/06/02 | 今月(6月)の6・9チラシを更新しました。 |
2023/06/02 | ネットの更新環境に不具合が生じたため、ホームページの表示が乱れ、チラシ等のダウンロードが一時的にできない状況となりました。ご不便をおかけいたしました。 |
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