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3・1ビキニデー

核兵器禁止条約を力に核兵器のない世界を実現しよう

被災69年・2023年 3・1ビキニデー


テーマ

核兵器のない世界、非核平和のアジア・太平洋のために

核兵器禁止条約に参加する政府をめざして



2023年ポスター

3.1ビキニデーポスター

第五福竜丸から力強い核廃絶の「流れ」が飛び出す「IMAKOSO(イマコソ)」

2023年パンフレット


2022ビキニデーパンフ 完売御礼!

パンフレットの内容などお問合せは日本原水協まで






今年は広島・長崎の被爆78年、ビキニ水爆被災から69年です。

いま世界は、核大国ロシアによるウクライナの戦争、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出を含む東アジアの緊張、アメリカ、日本、NATO(北大西洋条約機構)を含むブロック主義的対応など、緊張に包まれています。

同時に、この1年の国連の動きにもみられるように、この危険な動きにたいして、世界は、戦争の問題でも、核の問題でも、圧倒的多数の国々が、国連憲章を守り紛争の平和解決へ、核兵器の禁止へと大きく踏み出しています。

この流れを加速し、「核兵器のない世界」に実らせるために、それを担う私たち市民社会の運動の役割がいまほど重要な時はありません。

日本の原水爆禁止運動は、世界で唯一、原子兵器による惨害を経験した国の運動として、ふたたび核戦争を絶対に許してはならないこと、そのためには核兵器を全面的に禁止し、廃絶せねばならないこと、そして、その悲劇の証人として被爆者を援護し、ともに被爆の実相を世界に広めねばならない、という使命を担って運動してきました。

ぜひ2023年のビキニデーにご参加ください。


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27日の国際交流会議についてはこちら

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2月28日と3月1日の詳しい情報はこちら

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分科会の情報はこちら

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海外代表のプロフィールはこちら

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参加方法

2月28日(火)13:00から「被災69年 3・1ビキニデー日本原水協全国集会」、3月1日(水)13:30から「被災69年 3・1ビキニデー集会がオンラインをおこないます。

それぞれの集会に参加登録が必要です。参加登録費がそれぞれにかかります。

各地の都道府県原水協および関係する団体を通じてお申込みください。個人での参加をご希望される場合は、日本原水協まで直接、お申込みください。

登録された方には順次参加URLをメールで通知いたします。

その他詳細はまたホームページ等でお知らせいたします。



過去のビキニデーはこちら


3・1ビキニデーについて

 1954年3月1日未明、アメリカは太平洋ビキニ環礁において広島型原爆の約1000倍の威力をもつ水爆実験(ブラボー)をおこないました。この核実験によって、マーシャル諸島の人びとや多くの日本漁船などが被災しました。

原子マグロお断りとする商店 署名活動の広がり

 焼津のマグロはえ縄漁船「第五福龍丸」は、アメリカ政府の指定した危険区域外で操業中であったにもかかわらず、“死の灰”を浴び、23人の乗組員全員が急性放射能症にかかり、無線長の久保山愛吉さん(当時40歳)は「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」と言い残してその年の9月に亡くなりました。

 この3・1ビキニ事件は、日本国民に大きな衝撃をあたえ、広島・長崎をくりかえさせるなと、全国に原水爆禁止の声がまきおこりました。3千数百万の原水爆禁止署名が集められ、翌55年8月に第1回原水爆禁止世界大会が開催されました。原水爆禁止日本協議会(日本原水協)はその年の9月に結成されました。

 いらい、日本の原水爆禁止運動は、核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者援護・連帯をいっかんしてかかげ、世界諸国民や非核国政府と連帯して、世論と運動をひろげてきました。2021年1月22日には核兵器禁止条約が発行。いまや核兵器廃絶は世界の大きな流れに発展しています。

 3・1ビキニデー集会は、この久保山さんの遺志をひき継ぎ、原水爆禁止運動をになう全国の運動と静岡県の実行委員会が共催してきた伝統ある行事です。ビキニデー集会では、核兵器廃絶を求める署名の推進、被爆者とビキニ水爆実験被災者の連帯・交流を深めます。さらに8月の原水爆禁止世界大会にむけて内外での広範な共同を呼びかける場となるでしょう。