日本原水協は13日正午から東京・御茶ノ水駅前で、北朝鮮核実験に抗議し核兵器の全面禁止を求める宣伝・署名行動を行いました。この行動には7団体から22人が参加しました。日本原水協の赤松宏一代表理事、高草木博事務局長、日本平和委員会の佐藤光雄代表理事、千坂純事務局長、東京原水協の石村和弘事務局長、農民連の上山興士さんがマイクを握りリレートーク。10月1日から国連へ行き、100万筆を超える「すみやか」署名を第1委員会に提出してきたことを報告し、国際社会が一致して平和的・外交的解決をと呼びかけました。
一度署名して戻ってきた40代の女性は、「母が被爆者手帳を持っており、家族が原爆に殺された」「8月6日生まれの妹は、誕生日に黙とうから始まるので子ども心に複雑だったと思う」と話します。また、「被爆国としてどこの国の核兵器もいけない」「騒ぎに乗じて右傾化しそうで不安」などの声も出ました。チラシをわざわざ取りに来る人もおり、この行動で「すみやか」署名が48筆集まりました。