新日本婦人の会広島県本部は12月25日、元安橋で「核兵器全面禁止のアピール」署名行動をおこないました。
急なよびかけにもかかわらず11人が集まりました。クリスマスということでサンタの帽子をかぶったり、NPT(核不拡散条約)再検討会議ニューヨーク行動にも持って行った手書きの素敵なタペストリーも目立つように橋にかけておこないました。
この日はなんと今年一番の冷え込み。平和公園内には全国各地、世界各国からの観光客がいましたが、山形県から来られていたご夫婦もさすがに「広島はあったかいと思ってたけど寒いですね~。ご苦労様です」と話されたり、「がんばって」と声をかけてくださる方がたくさんいました。
米軍基地の女性も署名。「維新の会はおかしい」という男性も
インドネシアや台湾など外国人の方や「佐世保基地にいる」というアメリカ人女性も署名をしてくれました。また、通りかかった30代の会社員の男性に、「この間の選挙で、この広島に来て『非核3原則を見直す』と維新の会の橋下さんが言ったんですよ」と話すと、「あの人たちはおかしい」と怒って署名をしてくれました。
冬休み中の子どもたち、バスケの試合で広島に来ていた沖縄の高校生たちも署名してくれ、1時間弱の行動で185筆を集めることができました。
選挙後のもやもや、ふっとばす力に
「憲法改定」「自衛隊を国防軍に」「日本も核兵器の保持を」と主張する政党が議席を増やした今回の選挙。「なんか、本当に戦争に近づいているみたいで怖い」という感想も。「運動は続いている。元気に街頭に出て行こうよ」という声で、今回のクリスマス行動が決まりました。実際に街頭に出て署名を取ることで、「核兵器廃絶は世界の流れ」「みんな平和を望んでいる」と実感することができました!そして、年内に目標の1万筆を達成!みんなで署名を数えた時に大きな拍手がわきました。これからも平和を望む声、大きくつなげていきましょう~。
(新日本婦人の会広島県本部「ほっとニュース」No.34より)