東北原水協と名古屋北平和委員会は3月22日、「核兵器のない世界を」署名1割を掲げ全戸訪問(上飯田地域)を行いました。
行動を前に、参加者全員で東北原水協事務局長矢田さんを講師にミニ学習会を行い、2010年NPT会議に向けての署名の意義や原爆症認定集団訴訟の現時点の状況など報告、議論しました。学習会後、参加者15人が6組に分かれて北区内300世帯余りの住宅を訪問しました。
訪問すると、多くの人が署名に応じてくれ、事前配布していた署名用紙に書いて待っている人もいました。留守番をしている高校生や中学生も署名に応じ、「僕が署名をしても良いですか、やりますよ」「今度修学旅行で長崎に行くんです」など励まされる反応もありました。
ある高齢の夫婦は話をすると「大切な署名だ」とそれぞれ玄関で応じ、募金にも協力してくださいました。2回目となった今回の行動を通じて、署名139筆、募金1400円が寄せられました。
東北原水協は2月18日に会議を開催。アピール署名で北区人口の過半数を突破した当時の経験も出し合われ、また2010年NPTにむけて世界の核兵器廃絶の大きな流れも共通の認識になる中で、北区住民人口(18万人)1割以上の2万筆の署名を2010年NPT会議までに集めることを確認しました。
当面8月の原水爆禁止世界大会にむけて、全戸訪問はもちろん、平和行進や夏祭りなど連続的な行動を計画しています。(愛知県平和委員会・矢野 創)