【北海道】「国連に届けます」の声に足を止め署名

北海道原水協は10月29日、国連軍縮週間宣伝行動の最終日に札幌市中央区パルコ前で核兵器廃絶と被爆者連帯を訴える宣伝行動を行いました。

時折、右翼の街頭宣伝カーも賑やかに行き交う昼下がり、「核兵器廃絶条約をむすばせよう」と呼びかけるビラを配り、「核兵器のない世界を」国際署名への協力を呼びかけました。

80歳代の男性が「オバマ大統領、広島に訪れないのは本当に残念だね。ぜひ来てほしかった。原爆はもう使ったらいけないよ」と話しながら署名しました。千歳市から研修旅行に来ていた中学生4人が「国連にお届けします」の呼びかけに足を止め、連れ立って署名しました。

札幌地区労連事務局長の木村俊二さん、全勤労争議団副団長の梅木則秋さん、全印総連北海道・書記長の川原烈夫さん、北海道原水協事務局長の岩淵尚さんらがマイクを握り「私たちのこれまでの運動が、オバマ大統領の広島訪問を検討させるところまできました。この署名を積み上げて、核兵器のない世界を実現しましょう」「核兵器廃絶の動きは、確実に大きな流れとなっています。期限を切った核兵器の全面禁止を達成するため、被爆国日本から核兵器廃絶条約の交渉の開始を求める声を大きく広げましょう」などと次々に訴えました。

宣伝行動には、札幌地区労連加盟の団体などから12人が参加し、元気に行動しました。

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