日本原水協は3月8日、同月27日から始まる核兵器禁止条約交渉会議・第1会期を前に、日本政府に対して会議に参加して条約実現に真剣に努力するよう申し入れをおこないました。
外務省軍縮不拡散・科学部審議官の川崎方啓(まさひろ)氏が対応しました。
日本原水協、東京原水協、埼玉県原水協、神奈川県原水協、全労連、全日本民医連、新婦人中央本部、日本平和委員会、婦人民主クラブから11人が参加しました。
日本原水協担当常任理事で衆議院議員の大平喜信氏が同席しました。中国新聞としんぶん赤旗から取材されました。
日本原水協の安井正和事務局長が「申入書」を読み上げ、核兵器禁止条約交渉会議に参加して条約実現に真剣努力すること、米国の「核の傘」への依存を改め、紛争の平和的解決と核兵器への依存から禁止・廃絶へ、外交・安全保障政策を抜本的に切り替えることを求めました。
参加者からの度重なる「被爆国にふさわしく条約交渉会議に参加して役割を果たすべき」との追及にもかかわらず、川崎審議官は「交渉会議の参加は政府として総合的に検討している」と述べるに留まりました。
「ヒバクシャ国際署名」の推進や3.27大集会の成功など、運動が重要です。