【ニューヨーク報告】「バラバラ シー ヨン」活動報告

NPT ニューヨーク行動 C-4グループ活動報告が班長の西村幸枝さんの報告を紹介します。

C-4コースは14人、東京都と他6県から、それぞれいろんな事情で各地の主力グループから離れて遅く申し込んだ人が多かったようです。メンバーの一人はイイ意味で面白く「バラバラ シー ヨン」と言われていました。確かに一人ひとりが個性豊かで出身団体もさまざまですが、それぞれ幅広い確かな活動の体験者で、豊かな見識と行動力があり、結果として、ニューヨーク滞在の4日間、まとまったすばらしい行動ができました。それは成田空港で解散する時に、名簿作成をして皆さんにお届けする(副班長さんのおかげ)、同窓会をしようと話し合われたことに表れていると思います。皆さん、このニューヨーク行動での感動とパワーを基に今後も各地で核兵器廃絶をめざして活動されることでしょう。

4月30日(金)成田 午後1:30 集合

・搭乗前、待合室で簡単な自己紹介

     ・カナダ・カルガリーでのアメリカ入国手続きは順調にいかず助け合う。

4月30日(金)ニューヨーク、ホテル着(午後8時過ぎ)

     ・明日の行動確認(特に署名行動について留意) 

※そのあと、夜遅かったが一緒に夕食をということで希望者が中国料理店で会食。少し詳しく自己紹介、お互い親しみが出た。

5月1日(土)午前8:50集合 市内半日観光

※観光の最終段階で、メトロポリタン美術館を見学しようという意見が多くなった時、メンバーの一人の正しい指摘で、予定より少し遅くなるが署名活動をキチンとやろうということで、場所(グランドセントラル駅前)と集合時間を確認してわかれた。

午後3時半から5時過ぎまで署名活動

それぞれ、法被やゼッケンをつけ、ポスターや旗、千羽鶴を掲げ、署名板をもって立った。駅から出てくる人たち、道行く人々、街角に立っている人たちに積極的に声をかけ署名をお願いした。ある人は篠笛を吹いて賑やかにまた静かに訴えるようにBGMを添え、署名行動は盛り上がった。ホテルに帰って集計すると、署名係がさすが一番多く38筆、次が21筆、合計130筆以上だった。

※  午後6:30~9:00過ぎ 夕食会食

  お互いだいぶ親しくなってきた。2回目の会食なので、今回は副班長さんの案で、沖縄県の方に特に現在大運動になっている「基地問題」を報告していただいた。まさに闘いのど真ん中におられる方の話を間近に聞けて深く納得した。またその方は戦後生まれギリギリの被爆者で、お母さんが原爆病でどのように亡くなっていったかを話され核兵器廃絶の思いをさらに強くした。

 初めての会食の方の自己紹介の中で、今回の出身地元での署名集めの徹底したこまめなすばらしい取り組みを聞き、みんなで感心した。また短期間の署名カンパ活動でウン十万円も協力してもらったと言う方もおられた。また元わらび座団員という方は亡きお母さんを想われ作詞作曲された歌をアカペラで披露してくださった。

 その場が温かい思いと強い意志に満ち、美味しい日本食もいただき、皆さん大満足されたようすであった。

5月2日(日)朝7:00~ 署名提出(メンバーそれぞれが日本から運んできた署名や昨日集めた署名を提出)

10:00  ロビー集合で2回目の署名活動に出る

今日はパレードがあるということで本番の目立つ衣装の方もおられ気合いが入る。昨日と同じグランドセントラル駅前に着くと、昨日とはうって変わって多くのグループが派手に署名活動をしていた。法被姿で太鼓を打ち回って盛り上げる人や、ずらっと並んで声を揃えて訴えるグループもあった。私たちも負けまいと今回も熱心に取り組んだ。若者のグループ全員に署名してもらったり、先にいた人に署名をしてもらったら後から友だちを紹介してくれたり、「日本から今日のパレードに1500人来ている」と言うと感心して署名に応じてもらえた。集計すると約120筆だった。

午後 パレード参加 各自の団体、県代表団に合流、夜もそれぞれの行動

5月3日(月)午前10:00集合

「国連ロビーでの被爆者歓迎セレモニー」に出ようと国連ビルに向かうが、着くと長蛇の列(班長の判断ミス)、いつまでたっても入れそうにない。そこで午後のリバーサイド教会での「ピース・コンサート」と「公開シンポジウム」に必ず出ることにし、集合を12時45分に決め、いったん解散、三々五々で自由行動をすることにした。反核の文言の入ったTシャツがだめだと言われ着替えに帰ってまでも国連ビルを見学した人もいた。

午後2:00~ ピース・コンサート 4:00~ 公開シンポジウム

集合のあとホテル前よりタクシーに分乗して会場に向かう。会場では前方に一列に並んですわることができた。コンサートは楽しく、最後のWe Shall Overcome の会場全体の大合唱は力強かった。

シンポジウムは配られた同時通訳のヘッドフォンでよく内容が理解できた。志位日本共産党委員長の登場に驚き、スピーチに感動した。コースのメンバーの一人が質問に立ち誇らしく感じた。

格調高い教会の雰囲気と催しのすばらしい内容に満たされた思いだった。

※タクシーでホテルに帰る途中、女性3人がタイムズスクエア・ブロードウェイで下車。何かよいミュージカルはないか、空席状況や値段など、数カ所の劇場を探索。結果、「メリーポピンズ」がいい、他のメンバーにも声をかけようと決めた。歩いてホテルに帰る途中、食事しようと昨日の居酒屋に立ち寄る。驚いたことに先に帰ったメンバーが数人いた。また賑やかな食事となった。そこで明日の予定を確認し、最後の夜にミュージカルを見ようということになった。

5月4日(火) 午前午後とも、各自、所属団体の集会、交流会に参加するなど自由行動

午前は ※医療・福祉関係者の集い ※反核医師の会 ※教職員交流集会などに参加。午後は女性のほとんどが「女性の交流会」に参加。

夜7時半開演「メリーポピンズ」鑑賞8人、2人は「ウィキッド」鑑賞

5月5日(水) 午前5時20分集合、ホテル出発

午前8:40 ニューヨーク・ケネディ空港出発

カナダ・トロント経由

5月6日(木) 午後3:00 成田空港着 入国手続き

4:00過ぎ 荷物をひきとったあと集まり、添乗の「かみや」さんにお礼、お互い挨拶、解散 

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