▲車上から訴える、左から、津川、和田、千葉の各氏
兵庫県では9月26日の国連提唱の核兵器廃絶国際デーに呼応して県原水協(神戸大丸前)、西宮市、芦屋市、神戸市灘区、明石市、姫路市でとりくまれました。
神戸市中央区の神戸大丸前では、兵庫労連の宣伝車を繰りだし、津川知久・筆頭代表理事(兵庫労連議長)、和田進・代表理事(神戸大学名誉教授)、芦屋市被爆者の会の千葉孝子会長、林政人・日本共産党神戸市議、兵庫県原水協の梶本修史事務局長が訴えました。
和田氏は、安倍内閣の戦争法の強行成立について、ビキニ水爆実験被災事件で原水爆禁止署名運動が広がった時期に自衛隊が創設された歴史的経過を語り、核兵器廃絶のたたかいと違憲の戦争法廃止のたたかいとが一体になって広がる条件に注目するように訴えました。
千葉さんは、戦争の被害者でもある被爆者として、「戦争に突き進む危険な道は絶対に許せない。一緒に声を上げましょう」と呼びかけました。
参加した兵庫労連、年金者組合、兵商連、平和委員会、日本共産党などの14人が「核兵器全面禁止のアピール」署名を呼びかけると、子ども連れの若いお母さんたちや10人のパキスタン人グループなどが次々に署名に応じました。
戦争法廃止を訴える演説には、通行人から拍手が起こるなどこれまでにない大きな反響で、78人から署名が寄せられました。
(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)