▲スーパー前に立ってマイクで署名を呼びかける中宮町長。左は舟見幹事長
町の歴史に残る事業の達成
「七飯町核兵器をなくす会」では、NPT再検討会議に向けて住民の過半数を超える、1万5000筆を目標に2月から毎週土曜日の午前、地域に入り署名活動を行ってきました。
3月13日日時点で、1万4200に到達し、14日の地域署名では11名の参加で402筆をやりあげ、1万4602筆となり、1月末人口(2万8706人)の過半数を突破しました。これは七飯町の歴史に残る事業の達成だと思います。
何故ここまで達成できたのか、ふりかえってみますと、
(1)核兵器廃絶の一点で大きな団結をしたこと
(2)原水協運動の原点と被爆者の願いに絶えず立ち返ったこと
(3)すべての国民に訴えることは、私たちの責任であること
これらを貫いたことだと思います。私たちは引き続きとりくみを強め、4月12日までに1万5000筆を達成するために奮闘します。
(七飯町核兵器なくす会・幹事長 舟見洋三)
中宮安一町長インタビュー
「七飯町核兵器なくす会」に加わり、自ら署名をよびかけた思いを聞かせて下さい。
日本は、世界で唯一の被爆国であります。そして、アメリカは、それを使用した国なんですね。アメリカのオバマ大統領が就任してまもなく、核兵器をなくそうと、 使用国がなくそうとおっしゃったんです。それに続いて日本もそうだと言うのかなと思っていましたら、そうではありませんでした。非常に残念でありました。 ここにきて署名運動を七飯町で1万5千人分、つまり人口の半分でありますけれども、1万5千人分の署名を集めたい、それを集めて、国連に届けたいという旨 のお話を聞いたとき、私は感動させていただきました。私が先頭に立って一所懸命にがんばらせていただきたいと、そんな思いでやらせていただきました。
(原水爆禁止2012年世界大会記録集より)