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反核平和運動・原水爆禁止世界大会

核兵器のない平和で公正な世界のために
原水爆禁止2012年世界大会への参加と賛同をよびかけます

2012年2月9日 原水爆禁止世界大会実行委員会第69回総会

広島と長崎に原爆が投下されてから67年目の夏を迎えようとしています。私たちは「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマに8月2日から9日まで広島と長崎で原水爆禁止2012年世界大会を開催します。核兵器のない世界を願うすべてのみなさんが大会を支持し、連帯の行動を起こし、大会に代表を送られるようよびかけます。

「核兵器と人類は共存できない」との被爆者の思いに応えて、いま、世界で核兵器の廃絶を求める動きが大きく広がっています。反核平和団体や市民社会のさまざまな運動が、核保有国をはじめ各国政府に核兵器禁止の交渉開始を求めて行動しています。12月には国連総会でも核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議が130の国々の賛成で採択されました。国連の潘基文事務総長は昨年10月、間もなく70億人に達する人類の平和と安全のためにも「核兵器のない世界」を実現しようとよびかけています。被爆者を先頭に、私たちが一貫して求めてきた原水爆禁止の声が世界にも響きつつあります。

核兵器の廃絶を実現するうえで最大の障害となっているものは、自分の国の核兵器だけは「安全の保証」だと言い張る「核抑止力」論や、その核で守ってもらおうとする「核の傘」(拡大抑止)の政策です。しかし、一つの国の核兵器が対抗する国の核開発の誘因となることは、2万発にも上るいまの核兵器の現状がはっきりと証明しています。人類はこの悪循環から抜け出さなければなりません。日本の政府も唯一の被爆国の政府として核兵器を廃絶するために役割を果たすべきです。

いま、人類は「核兵器のない世界」の達成へ、新たな行動の出発点に立っています。核兵器廃絶の流れとともに、世界各地の草の根で反戦平和、民主主義、格差の打破やより公正な社会などをもとめる多様な運動が広がっています。2012年世界大会は、国連、政府、自治体、NGO、草の根の運動との共同をさらに発展させ、広範な諸分野の運動との新たな連帯の広がりを創りだす前進の大会となるでしょう。

この歴史的な世界大会の成功のため、内外のみなさんが2012年世界大会を支持され、職場、地域、学園から「核兵器全面禁止のアピール」を支持する署名、広島・長崎の被害と被爆者の願いを伝える「原爆展」、5月から8月まで全国を歩く国民平和大行進、非核三原則と憲法9条を守り、非核平和の日本をめざす行動など、大会の成功をめざす運動に、また、福島第一原発事故の被災者を支援し、放射能被害の根絶、原発からの撤退とエネルギー政策の転換をめざす運動との連帯に加わるようよびかけます。

核兵器のない平和で公正な世界のために、だれもが参加し、声を上げる大会として職場、地域や自治体、学園から運動を持ち寄り、大会を成功させましょう。

 

 

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