【反核平和運動・原水爆禁止世界大会】
2005世界大会成功へ 活動交流NEWS
NO.4【2005年6月27日発行】
2005年世界大会に高まる期待!
エジプト政府外務次官、全米平和正義連合共同議長が参加!
5月のNPT再検討会議を破たんに追い込んだブッシュ米政権の横暴に抗して、原水爆禁止世界大会に核兵器廃絶の願いを結実させようと、海外からかつてなく熱い期待が寄せられています。海外代表は例年の数倍、300名の規模になろうとしています。昨年に続いてエジプトからは新任の外務次官が参加するとのうれしい返事が届きました。5月1日のニューヨークの数万人のパレードを組織した全米平和正義連合から、共同議長のジョージ・フライデーさんが参加することも決まりました。フライデーさんからのメッセージを紹介します。
被爆60年の今年、世界大会に招待してくださったことに深い感謝を申し上げます。
私は60年代にカリフォルニア州の田舎の貧しい地域で育ちました。私の両親はアフリカ系アメリカ人とアメリカ先住民です。私たちの家族は特に黒人に対する不公平さを肌で感じてきました。また、私が8月6日に生まれたことから私たちの国が国際的に生み出した恐怖を知りました。私たちの家族はバーミングハムやモンゴメリーの人種差別を受けた人たちの為に祈るだけではなく、私たちの町、州、国の外にいる不正義によって犠牲になった人々にすまないと思っていました。私の誕生日はもちろん祝福と喜びの時でしたが、その喜びはいつも苦さを伴っており、私は自分の生まれた日に破壊された国を見なければならないと思い続けてきました。
私はこれまでの人生を通じて問題の多い地域社会で平和と正義のために働き、いつでもどこでも平和の声を広げてきたことを誇りに思います。
ジョージ・フライデー(全米平和正義連合全国共同議長)
NPT報告会力に代表派遣に全力!・・・兵庫県原水協すでに40回こえる報告会、その場で複数の参加申し込みも!
兵庫県では、NPT要請代表団の報告活動と結んで世界大会の代表派遣を促進する努力をおこなっています。これまでに40回以上の報告会をおこない、元気のでる報告を受けて、世界大会参加への意欲を高めていることが共通する特徴となっています。
伊丹市では35名の出席者が「ことしの世界大会はきっとおもしろい」と話し合い、例年10名程度の代表派遣を広島20名・長崎10名の目標でとりくむことになりました。
神戸市灘区では60名近くが参加し、代表の報告を感動して聞き入り、例年数名の代表実績を広島10名・長崎5名の代表目標に引き上げてとりくむことになりました。加印地域の原水協は、40名の出席で椅子が足りなくなるほど。代表派遣目標を広島10名・長崎5名を提起し、その場で5人が申し込みました。
県団体も、新婦人は、NPT代表団に参加した平和部長が各支部・班へ報告活動をおこなっています。今まで世界大会に代表を出せていなかった猪名川支部では、会員の8割にあたる40人が集まり、世界の変化に感動して、「今年こそ代表を送ろう」と確認し合いました。県民医連のNPT報告と学習のつどいに70人が参加。例年を上回る広島40・長崎25の目標を決めています。また6月25日には、青年実行委員会も立ち上げられ、広島100名・長崎50名の目標でとりくみもはじまっています。
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