【反核平和運動・反核平和運動】
被爆者の思いを継承する「21万羽おりづるプロジェクト」が 若者から提唱されています
よびかけ
被爆から66年目の夏を迎えようとしています。66年前、たった2発の原子爆弾によって広島で14万人、長崎で7万人、合わせて21万人もの命が奪われました。私たちはあの日のできごとを決して忘れてはいけません。
いま被爆者の方々は自身の被爆体験を通して原爆の悲惨さ、命の重さを私たちに語り続けています。そしてその被爆者の方々の思いを継承し、多くの人々に伝え広めることが未来を生きる私たちの役目ではないでしょうか。
しかし,この21万人という数字があまりにも大きいため、いったいどれほどのできごとだったのかを受け止めることが大変困難になっています。そこでこの21万という数字をリアルに体験するために21万羽の折り鶴を集めてみようと考えています。折り鶴は原水爆禁止世界大会・長崎(8月7日?9日、長崎市民会館体育館)の会場に持ち寄ります。
集まった21万羽の折り鶴ひとつひとつが亡くなった方たちの命です。そしてこの21万羽の折り鶴を前にして、あの日に消えた命を思い起こし二度と同じ過ちを繰り返さないという決意を固め合いたいと思います。
3月11日、東北地方の太平洋沖で起こった巨大地震と津波によって、多くの方が亡くなられ、いまも行方がわからない人もたくさんおられます。またそれに続く福島第一原子力発電所の事故により周辺住民は避難を余儀なくされ、日本全体に核汚染の不安が広がっています。
いま私たちは、広島・長崎の惨禍を体験した国の国民として、一丸となって被災者のみなさんを支援し、被災地の復興に全力をあげなくてはなりません。そしてこれからどのような未来を私たちがつくっていくのかを考えるときでもあります。
多くのみなさんがこの「21万羽おりづるプロジェクト2011」に参加され、折り鶴を折ることを通じて原爆の悲惨さ、命の重さ、そして私たちの未来について考えていただければ幸いです。
ご協力よろしくお願いいたします。
この「21万羽おりづるプロジェクト2011」を、被爆者の方々の思いを継承し、核兵器廃絶を願う青年たちで呼びかけます。
有馬 理恵(舞台女優)
石垣 正人(日本のうたごえ全国協議会)
大石 史生(P-nats/ピースナガサキ核兵器なくそう青年のつどい)
大越 文(国民平和大行進・2010年通し行進者)
小林 秀一(プロボクシング・元日本ウェルター級チャンピオン)
佐々木 祐滋(ミュージシャン)
新屋 朝貴(学生)
田中 潮(アマチュア写真家)
前川 史郎(原水爆禁止日本協議会)
要綱
【折り鶴の取り扱いについて】
- 折り鶴の数・大きさ・材質は問いません。
- 折り鶴は数が少なくても糸を通して束ねて下さい。
- 折り鶴は原水爆禁止世界大会・長崎(8月7日〜9日、長崎市民会館体育館)の会場で飾ります。大会に参加される方は集めた折り鶴を会場までご持参下さい。
- 折り鶴はご自分で折るだけでなく職場・地域・学園の仲間やご家族と一緒に折っていただきたいと思います。そしてぜひ原水爆禁止世界大会へ折り鶴と共に代表者を送り出して下さい。
- 毎月、6と9が付く日に行われる「核兵器全面禁止のアピール」署名の街頭宣伝(6・9行動)と合わせて「おりづる宣伝」に取り組んでいただきたいと思います。
- 原水爆禁止世界大会に参加されない、または折り鶴を託す方がいらっしゃらない場合は郵送でも受け付けております。
- 郵送先は次の通りです。郵送の受け付け期間は7月15日(金)〜31日(日)です。
- 原水爆禁止長崎協議会
〒852-8107 長崎県長崎市浜口町6—5 木下ビル4階
Tel:095-844-0705 Fax:095-844-0728
【カンパのお願い】
「21万羽おりづるプロジェクト2011」の企画、運営のためにカンパを募っております。ご協力よろしくお願いいたします。
▼郵便振替口座 00150?7?401952
▼振替口座名 21万羽おりづるプロジェクト準備委員会
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