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【反核平和運動】

6・9行動
「核兵器のない世界を」カラーリーフ大好評
上野で11月の6・9行動−東京

 秋晴れの爽やかな陽射しの中、日本原水協や東京原水協などは6日、JR上野公園口で核兵器廃絶をよびかける「6・9」行動を行いました。
 「これは本当にあったことなんですか?」—原爆と人間展の写真パネルを指差しながら質問する秋田から修学旅行で来た女子高生や、ウクライナ人の女性は「チェルノブイリの被害があるので良くわかります」と署名にサインしました。
 日本原水協が作ったカラーリーフは、修学旅行や遠足で上野公園に来ていた小学生から高校生からわかりやすいと大好評。2万6千発も核兵器があることに驚き、秋葉忠利広島市長や吉永小百合さんたちが「核兵器のない世界を」のアピールに賛同していることを話すとまた驚いていました。
 行動には日本平和委員会の千坂純事務局長など約25人が参加し、署名が258筆、募金が1万870円寄せられました。その後、埼玉県朝霞市在住の年配の男性から、「今日の昼に上野公園でみなさんの署名行動に出会い、署名と500円の募金をしました。その後、いろいろ考えて(ミニリーフももらった)、みなさんのすばらしい活動に自分も参加したくなった。毎月寄付もしたい。どうすれば活動に参加できるのでしょうか」と問い合わせの電話もありました。

10月6・9行動ーー次々足を止め署名

 日本原水協は9日、東京原水協とともに上野公園前で「6・9行動」を行いました。2010年NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて新国際署名「核兵器のない世界」を呼びかけるもの。

 観光客や親子連れでにぎわう場所に「原爆と人間展」パネルを並べると、次々と足が止まります。「日本は唯一の被爆国として説得力があるし、もう二度と核兵器で苦しむ人が出ないように何かできれば」と話しながら署名する群馬の若い女性や、「ノーモアヒロシマ・ナガサキ」の声に進んで署名に応じるスペイン人の女性たち、広島から修学旅行で来た高校生たちは、「ニューヨークに届けるんですか」と驚きながら「頑張ってください」と激励してくれました。

日本平和委員会や民青同盟、東京原水協など弁士のみなさんは、新署名とともに、近づく解散総選挙を、非核・平和の日本をつくる機会にしようと訴えました。横浜在住の年配の女性は、「原子力空母(横須賀配備)は不安です。日本政府はいったい何をやっているのでしょう」と語りながら署名しました。この日は1時間の行動で157筆の署名と募金が寄せられました。

 

3月の6・9行動
中学・高校生が積極的に署名

3月の6・9行動

 日本原水協と東京原水協は3月6日、3・1ビキニデー後最初の「6・9」行動を上野公園で行いました。毎月6と9のつく日に核兵器廃絶を願って署名や募金をよびかけているもの。この日も「原爆と人間」展パネルを並べ、「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名と原爆症認定制度の抜本的改正を求める署名・募金をよびかけました。
 東京原水協の山崎元代表理事や「広島・長崎の火を永遠に灯す会」の金子満広さん、八王子在住の被爆者・戸瀬英男さん、日本原水協の高草木博事務局長などが次々とマイクを握り、「2010年にひらかれるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて、唯一の被爆国として世界に訴えていこう」、「原爆症認定制度の抜本改正を求める署名にご協力を」と訴えました。
 広島県尾道市から修学旅行で来た中学生は、「資料館に行ったことがある」とみんなで署名。「やっぱり戦争はイヤだから」、「人をころせるものは単純になくなってほしい」、「過去に起こったことを知らなければ」など、若者の署名する姿が目立ちました。また、ブルガリアから来た留学生は、「祖国の日本語科で勉強していた時に歴史のことも学び、ヒロシマ・ナガサキのことは知っていた。今度『青春18切符』で広島に行き、原爆ドームや平和祈念資料館を見に行きたい」と話していました。
 広島から来た人が、「二度と起こさないようにしてほしい」と1万円札を募金してくれました。この日の行動には20人が参加し、「すみやか」署名50筆、原爆症認定署名44筆が寄せられました。

2008.2.6

6・9行動 3・1ビキニデー参加を訴え

二月6・9行動

日本原水協と東京原水協は2月6日、雪がちらつく上野公園で「原爆と人間」展パネルを並べ、「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名と原爆症認定制度の抜本的改正を求め「6・9」行動を行いました。

東京原水協の石村和弘事務局長や上野の森に広島・長崎の火を永遠に灯す会の金子満広さん、八王子在住の被爆者である戸瀬英男さんなどが次々とマイクを握り、「2年後の2010年にひらかれるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて核兵器廃絶のうねりを作り出すため、3・1ビキニデーにご参加下さい」、「原爆症認定制度の抜本改正を求める署名にご協力を」と訴えました。

仕事の用事で美術館に来たという北海道出身の若い女性は、「原爆はこれまであまり考えたことがなかったし、遠い感じがしていたが、パネルを見て身近になった。大切なことだと思うので知っていきたい」と話し、パネルをじっくりと見ていました。また、埼玉県の私立中学生の2人組は、パネルの死体をさして、「今の世の中では信じられない」と話していました。

「もう終わりですか」と駆け込み署名した横須賀市の女性は、「原子力空母の是非を問う住民投票条例の直接請求署名運動を行います」と話していました。

この日の行動には20人が参加し、「すみやか」署名が121筆、原爆症認定署名が40筆と募金が寄せられました。

 

2008.1.8

上野に2万羽の折り鶴登場

日本原水協が新春6・9行動

日本原水協と東京原水協は1月6日、家族連れや観光客で賑わう上野公園で「原爆と人間」展パネルを並べ、「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名と原爆症認定制度の抜本的改正を求める署名、被爆者お見舞い募金をよびかける「6・9」行動を行いました。

東京原水協の石村和弘事務局長や日本平和委員会の千坂純事務局長、日本原水協の高草木博事務局長、上野の森に広島・長崎の火を永遠に灯す会の金子満広さん、宗教者九条の和の平田大海氏などが次々とマイクを握り、「世界は大きく反核・平和の流れに動いている。今年は2年後の2010年にひらかれるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けた核兵器廃絶のうねりを作り出す年です」、「地球温暖化とともに、人類の生存を脅かしているのが核兵器。全面禁止・廃絶の国際条約の締結をもとめる署名へあなたもご協力を」と訴えました。

美術館にムンク展を見に来ていた和光大学生たちが足を止めて署名。「今起きていることの裏側を見逃さず、なし崩しにされないようにいろんな人とつながって知らせていきたい」「昨年の悪徳政治で何かしたいという気持ちを行動に移せるように、政策などをわかりやすく知らせていきたい」など、口々に抱負を語りました。毎回展示している「原爆と人間」展パネルの他に、昨年12月4日に行われた被爆者支援九段集会に合わせて全国から集まった20万羽のうち、約2万羽の折り鶴がラックにかけられ登場。大きな注目を集めました。

婦人民主クラブの大木英子さん、日本のうたごえ全国協議会の石垣正人さんによる「折り鶴」の合唱で締め括られました。この日の行動には30人が参加し、「すみやかな核兵器の廃絶のために」が123筆、原爆症認定の抜本改善を求める署名が55筆と募金が寄せられました。

 

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