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【反核平和運動・原水協の声明と決議】
日本原水協は、アメリカ政府が未臨界核実験を実施していたことに対して、以下の抗議文をオバマ大統領に送りました。
アメリカ合衆国大統領 バラク・H・オバマ殿
2010年10月14日 原水爆禁止日本協議会
さる9月15日、あなた方が未臨界核実験を強行したことに抗議します。 あなたは昨年4月、プラハでの演説で米国が「核兵器のない世界を追求する」ことを約束しました。また、あなた方の代表はことし5月には、NPT再検討会議でも他の締約国とともに最終文書に賛成しました。同文書が、核兵器の削減・廃絶の必要を強調し、「開発と質的改良」の停止を求めたことは周知のとおりです。 核実験の強行は、それが爆発実験であれ未臨界実験であれ、「核兵器のない世界」への国際的努力に逆行するものであり、他の国に対しても新たな核兵器の開発、拡散の放棄を求める米国自身の道義的立場を掘り崩すことになることは明らかです。 米国が、今後のいっさいの核実験計画を廃棄し、いま開催中の国連総会を含め、核兵器全面禁止のすみやかな実現に努力するよう、要求するものです。
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