2006年10月5日 原水爆禁止日本協議会事務局長 高草木博
北朝鮮外務省は10月3日、「今後核実験を行うことになる」との声明を発表した。そのようなことは、1992年の朝鮮半島非核化共同宣言、2002年の「日朝平壌宣言」、昨年の第4回6カ国協議共同声明で北朝鮮自身が合意してきた誓約を踏みにじるものである。それは北東アジアに新たな敵対と緊張を生み出すものとなり、いかなる理由をもっても正当化することはできない。
核兵器廃絶のために行動するわれわれは、北朝鮮が国際的な合意を守り、核実験をおこなわないこと、そしてすみやかに6カ国協議に戻ることを強く要求する。また日本政府を含む6カ国協議の関係当事国が、問題の平和的解決のために努力をすることを求める。
以上
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