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2007年3・1ビキニデーの日程・要綱

2007年2月7日 原水爆禁止日本協議会

 2007年原水爆禁止運動の全国的出発点、3・1ビキニデー集会が2月27日から3月1日まで、静岡、焼津の両市でひらかれます。

 いまも続くイラクでの流血と新たな平和行動の広がりに見られるように、いま、武力に依存するアメリカの「力の秩序」が世界中で批判され、大きな破綻に直面しています。昨年12月、圧倒的多数の国々が核兵器廃絶を求める国連決議を採択したのに続いて、1月にはアメリカで大統領補佐官などの経験者が連名で核兵器廃絶に着手するようアメリカ政府によびかけました。対米追随一辺倒の日本政府もまた、アメリカの「核の傘」への依存、米軍基地の再編強化、世界に誇る戦争放棄の憲法を投げ捨てる態度が内外の批判を浴びています。

 戦争から平和へ、核の時代から核兵器廃絶への流れをさらに確かなものとするために、今憲法9条と非核三原則が輝く国へと日本の進路を変えるために全力をあげなければなりません。

 1954年、ビキニの水爆実験を機に生まれた原水爆禁止運動が核兵器廃絶の世界の流れをつくり出したように、私たちはいま、すみやかな核兵器の廃絶と非核平和の日本の実現を求めて全国的運動を広げようとしています。韓国、中国、フィリピンなどアジアとアメリカの代表も参加し、青年たちが合流して、国境も世代も越えた連帯がつくり出されようとしています。

 新たな流れを切り開く2007年3・1ビキニデーに全国すべての市区町村から代表を送り、2007年原水爆禁止のたたかいをともに出発させる機会とします。27日の国際交流フォーラム、28日の日本原水協全国集会と青年フォーラム、3月1日の3・1ビキニデー集会(焼津)のすべてを大きく成功させます。

3・1ビキニデーの日程

2月27日(火)

14:00−17:00

国際交流フォーラム(日本原水協主催)

18:30−20:00

歓迎交流レセプション(日本原水協主催)

2月28日(水)

13:00−15:00

日本原水協全国集会全体集会

15:30−18:30

同 分科会、動く分科会「焼津行動」

18:45−20:45 (関連企画)

「平和でナイト 2007」
(平和でナイト実行委員会主催)

18:45−20:45 (関連企画)

ビキニ水爆被災事件の解明をめざす研究交流集会
(静岡県3・1実行委員会、同ビキニ研実行員会共催)

3月1日 (水)

9:30(JR焼津駅南口前・集合)9:45出発

献花墓参平和行進

10:30−11:30

墓前祭(日本宗平協の主催)

13:00−15:30

被災53年2007年3・1ビキニデー集会

(世界大会実行委員会と静岡県実行委員会の共催)

  

日程とプログラム

(1)3・1ビキニデー日本原水協全国集会 [2月27日(火)14:00−17:00]

国際交流フォーラム:「平和なアジアへ いま被爆国日本の役割を問う」

 北朝鮮の核実験でアジアの非核平和が重要な課題となるなか、日本の核武装発言や非核三原則否定論をアジアの人々がどう見ているか、自由な意見交換をおこないます。核兵器廃絶、平和のアジアへ被爆国日本の役割を探究します。アメリカ、アジア、日本の運動を交流し連帯をつよめる場にします。

パネリスト

  • アメリカ−ジョゼフ・ガーソン(アメリカフレンズ奉仕委員会)
  • 韓国−キム・スングク(金承国/「平和づくり」代表)
  • ハン・ソクホ(韓錫浩/「前進」執行委員長)
  • 中国−チェン・トゥーミン(陳都明/中国人民平和軍縮協会副秘書長)
  • シェン・ファン(沈 芳/同協会研究員)
  • フィリピン−(非核フィリピン連合)

参加費:2,000円(青年1,000円)

会場:グランシップ・交流ホール(静岡市池田79−4)045(203)5713

(2)2007年3・1ビキニデー日本原水協全国集会・全体集会 [2月28日(水)13:00−15:00]

テーマ:すみやかな核兵器廃絶・被爆者支援、非核と憲法9条の輝く日本へ

会場:グランシップ・中ホール大地

(3)分科会・動く分科会のテーマと魅力 [2月28日(水) 15:30−18:30]

会場: グランシップ内の各会場 (焼津行動を除く)

◆1、核兵器廃絶こそ世界の流れ−署名など草の根から創意的活動を

核兵器や戦争と平和の問題をめぐる世界の動き、日本の動きを討論し、反核平和運動の役割や行動を探求します。とくに1年を経た「すみやか」署名運動の位置づけにふさわしく、2007年のNPT第1回準備委員会、2007年世界大会や国連総会に向けた世界的な共同行動と連帯を探求する場にします。草の根での行動を交流し、多彩な運動を創り出す場にしましょう。

◇規模=400名(6F・交流ホール)

◆2、アジアの平和、朝鮮半島の非核化と日本の進路

 いま日本には、世界・アジアの平和のために、憲法9条、非核三原則にもとづく役割が求められています。ところが、核武装発言や非核三原則を崩す発言が政府閣僚・与党要人からあいつぎ、安倍首相もこれを容認。国内外から孤立するブッシュ政権になお、追随し日本を戦争の道に引き込む憲法改悪、在日米軍再編がすすめられようとしています。分科会では、アジアの代表を迎え、世界・アジアの運動と連帯しながら、非核平和のアジアと日本にむけての草の根運動の役割と行動を討論します。

◇規模=180名(2つの分散会に会場を分ける。904、908号室各90名)

◆3、原爆被爆の実相普及、集団訴訟支援と援護連帯

 広島・長崎の被爆と国民的運動の発展を学び、全国へ、世界へと広めるための分科会。また、全国の原爆症認定訴訟の支援についても討論します。被爆者や専門家の協力も得て、最新の情報を共有し、運動のネットワークを広げます。

◇規模=180名(会議室1001−2)

◆4、原水爆禁止運動を地域に根づかせるために

全国のすべての地域に原水爆禁止運動をすすめる中心軸(地域原水協)を確立し、質的にも前進させるための分科会。原水爆禁止運動をそれぞれの地域に根づかせ、共同の広がりや青年結集、非核自治体運動など、反核平和運動を草の根から支え前進させるための創意、工夫を交流・討論します。

◇規模=120名(会議室1001−1)

◆5、動く分科会「焼津行動」−第五福竜丸の母港を訪ねビキニ被災と原水爆禁止運動を学ぶ

元乗組員大石又七さんと第五福竜丸の母港・焼津を訪ねます。ビキニ事件の真実と核兵器廃絶を訴えてきた大石さんの話を聞き、ビキニ被災と原水爆禁止運動の歴史について学びます。グランシップ・映像ホールでの映像と大石さんのお話の後、バスに分乗、焼津漁港や久保山愛吉さんのお墓のある弘徳院を見学し、ビキニ事件の当時の様子などを学びます。質疑応答もあり3・1ビキニデーの原点を知るまたとない機会です。

◇参加費(集会参加費のほかに)=2,500円が必要。

◇規模=100名(バス2台)

(4)青年フォーラム−アジアの青年との交流・連帯

青年フォーラムは、「核兵器なくそう・世界青年のつどい’07」(8月)にむけて核兵器廃絶とアジアの平和のために何ができるのか、全国各地の仲間とともに考え交流します。

◇日時・会場 2月28日 15:30〜18:30 グランシップ

◇規模=130名(会議室910号室)

(5)被災53年  2007年3・1ビキニデー集会

◇日時 2007年3月1日(木) 13:00〜15:30

◇会場 焼津文化センター大ホール

◇主催 原水爆禁止世界大会実行委員会・被災53年2007年3・1ビキニデー静岡県実行委員会

日本原水協全国集会・分科会参加費

一般     3,000円

学生・被爆者 1,500円

高校生     500円

静岡     2,000円

世界大会実行委員会と3・1ビキニデー静岡県実行委員会主催の「3・1ビキニデー集会(焼津文化センター)」は別途、参加費(1,500円)が必要です。

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