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ゲディミナス・リムデイカさんからのメッセージ

ウクライナ領へのロシア侵略と侵攻への日本原水協の抗議に対して、ゲディミナス・リムデイカさん(リトアニア・チェルノブイリ医療センター前所長)からメッセージが寄せられました。2月28日の日本原水協全国集会の中で紹介しました。全文を紹介します。

日本原水協
事務局長 安井正和様

日本の友人のみなさん、ビキニデー集会参加のみなさん、

 ウクライナ領へのロシアの侵略と侵攻に抗議してくださったことに心から感謝いたします。

 あなた方の支持は、ウクライナだけにとどまるものでありません。それはリトアニア、ヨーロッパ、全世界の平和を支持することです。ロシアは、いま、ウクライナへの侵攻が早くも立ち往生し始めると、核兵器による脅迫も始めました。世界の国々にとって広島、長崎だけでは教訓が足りないとでもいうのでしょうか、あるいはたぶん、ロシアは核兵器がもたらす結果を聞いたことがないのでしょうか?

 ロシアの占領者たちはチェルノブイリの原発立地を押さえました。放射線安全規則のじゅうりんは、すでに環境放射線の上昇となって表れています。

 リトアニアは、世界の絶対多数の国々と同様、ウクライナに兵站および人道的物資を支援しています。また、戦争難民となった母親や子どもたちをすでに国内に受け入れています。男性たちは占領者たちとの戦争で国内にとどまっているからです。ウクライナ支援の義援金も全国で集めています。

友人のみなさん、

 あなた方日本の団体と私たちは、世界の平和のために、そしてこの文明世界でいかなる侵略も許さないために、ともに活動しましょう。

ゲディミナス・リムデイカ  リトアニア・チェルノブイリ医療センター前所長

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