「ヒバクシャ国際署名」をすすめる長崎県民の会は11月27日、長崎市内繁華街の浜クロス前で署名行動をおこないました。
「ヒバクシャ国際署名」のために新たに、園田鉄美さんが作詞作曲した2つの歌、「一人から一人へ」と「核廃絶の列車でGO!」を長崎のうたごえ協議会のみなさんが歌ってくれました。
(長崎県原水協事務局長・佐藤澄人)
作詞作曲をした園田鉄美さんのコメント
今回の作曲については、元々31年前に「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」署名の呼びかけに応えて「あなたの名前を」という歌を創ったわけですが、振り返ってみれば、この間、核兵器廃絶の運動は大きく盛り上がり、今や国連では絶対的な多数派を形成しているにも関わらず、世界には、約15000発の核兵器が未だに存在している事実、そのことにヒバクシャがどんな思いでいるだろうかと思い至りました。そこで「被爆者の願い、待ち続けた日々」という言葉が浮かび、出来たのが「一人から一人へ」です。
一方「核廃絶の列車でGO!」は、核廃絶が必ず実現することに確信をもって、音楽的にも皆で運動の機運を盛り上げようとの思いから出来たものです。