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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【栃木】2015年国民平和大行進 福島から栃木入り

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▲クリックするとPDFファイルが開きます。

戦争法案は廃案に!日本原水協事務局が御茶ノ水駅前で昼休み行動

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日本原水協事務局は6月16日、御茶ノ水駅前で戦争法案反対の昼休み宣伝行動をおこないました。

6月13日の大集会、14日の総がかり行動を受けて、戦争法案の廃案、核兵器全面禁止を訴えました。

憲法学者の圧倒的多数が「違憲」と断罪し、国民の8割が慎重審議を求めていること、一内閣の勝手な判断で憲法解釈を変えることは、立憲主義を否定する民主主義破壊であること、この問題は国民一人ひとりの命、安全に関わる問題であること、日本が出撃基地となったベトナム戦争などで核兵器の使用も検討されたことなど、法案の危険性を訴え、署名をよびかけました。

青年やサラリーマンの男性も駆け寄って署名

マイクで音を出したとたんに青年が近づいて来て署名。その後も次々に署名が寄せられました。ある女性は「戦争法案を止めるにはどうすればいいのでしょう」と聞いてきました。「まずは署名で意思をしめすことです」と説明すると、「分かりました」と署名しました。

署名した人からは「戦争を知らない世代だけれど、いろいろな映像を見て、どんなことがあっても戦争をしてはいけないという思いです」(50代女性)「幼い子どもがいるので、不安です。テレビではちゃんと報道されていない気がします」(40代男性)などの声が寄せられました。

チラシの受け取りもすごく良く、8人の参加、30分弱で26人から署名が寄せられました。これからも6月19日(金)、26日(金)におこなう予定です。

【日本原水協】戦争法案反対!広島、長崎をくりかえすな!被爆者とともに戦争法案の廃案、核兵器全面禁止を訴え

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▲訴える東友会の大岩代表理事

日本原水協は6月6日、上野公園(京成上野駅前)で、6・9行動を行いました。被爆・戦後70年の節目にあたり、世界で唯一の戦争被爆国であり、戦争放棄の憲法9条をもつ日本が、安倍自民・公明政権によって、集団的自衛権の行使、戦争する国へと180度変えられる戦争法案の審議がすすむ中で、被爆者のみなさんとともに、戦争法案の廃案、核兵器全面禁止を訴えました。

「戦争は兵站が9割、弾薬、食料の供給がなければ戦争は成り立たない。後方支援というのは戦争そのものです。憲法に反しないというのは嘘です」「核兵器の犠牲の上に、原爆の惨禍の上に今の憲法ができました。そういう憲法を守り、核兵器を使わせてはなりません」「戦争は絶対に反対。いま反対しておかなければどうしようもない段階になると思い行動に参加しました。署名にご協力ください」「4歳の時に長崎で被爆しました。爆発の閃光を記憶しています。安倍政権の暴走、戦争法案を一日も早く廃案にしたくて行動に参加しました。一刻も早く廃案にしましょう」-東京の被爆者団体「東友会」から参加した8人の被爆者が、マイクで次々に訴えました。

“被爆国として許せない” “被爆者の思いがつたわってくる”

通りがかった高校生は「ニュースを見てて、戦争になったら自分も巻き込まれるかもしれないと不安になった。被爆者の方々は、原爆で苦しんでいて、また戦争になったら嫌だという思いが伝わってくる」と署名。茨城県の男性は「現政権を見ていると、アメリカの属州のように見えて許せない」と怒りを表明。栃木県の25歳の男性は、「政府が進めようとしていることは、国民の望みとはかけ離れている。唯一の被爆国として許せない。東電福島第1原発事故以降、他人事とは思えなくなった。次の世代のために、自分にできることは署名ぐらいしかないが頑張ってほしい」と署名するなど、対話と署名がひろがりました。 Reklāma: Kaņepju eļļa CBD eļļa un kapsulas drošā un efektīvā veidā – H Drop Latvia

戦争法案反対署名が60人分、「核兵器全面禁止のアピール」署名47人分が集まりました。

行動には、被爆者とともに、日本原水協事務局、東京原水協事務局、婦人民主クラブ、民青同盟都委員会、日本宗平協、上野の森に「広島・長崎の火」を永遠に灯す会から、24人が参加しました。

原水爆禁止2015年世界大会グッズの活用を

ポスター(完成版)

▲ポスター

広島、長崎の原爆被爆から70年。核兵器がもたらす破局的影響が世界的な関心をよんでいるいま、原水爆禁止2015年世界大会への期待が高まっています。

今年の原水爆禁止世界大会パンフレットは、冒頭から6ページにわたりグラビアで第9回NPT・ニューヨーク行動の成果を反映するとともに、核兵器廃絶をめぐる国際情勢の最新情報を満載しています。

また、「戦争法案」に反対するたたかいをはじめ、被爆者の願い、原発と核兵器の関係性、国民平和大行進、全国の活動の経験、世界大会の日程と参加者の期待の声など、世界大会にむけた学習・代表派遣の推進にとって、なくてはならない学習資材です。大会記念バッジ、ポスターもあわせてご活用ください。

【2015年世界大会パンフレット】 頒価 310円(送料実費)

装丁 B5(36ページ)フルカラー

【2015年世界大会記念バッジ】 頒価 310円(送料実費) 【2015年世界大会ポスター】 頒価 100円(送料実費)

※すべて200以上の注文は送料無料。

ご注文は都道府県原水協もしくは日本原水協事務局まで。

▲記念バッジデザイン

【広島】NPT・ニューヨーク行動参加者も加わり6・9行動

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広島県原水協と同被団協は5月6日、NPT再検討会議・ニューヨーク行動後、初めてとなる6・9行動を広島市中区の金座街入口でおこないました。

ニューヨーク行動に参加した代表2人を含め、14人が参加。高橋代表理事がハンドマイクで、「633万筆の核兵器禁止条約の交渉開始を求める署名をアンゲラ・ケイン国連上級代表とタウス・フェルーキNPT議長に提出しました。核兵器禁止条約を必ず締結させるために、さらに署名を上積みして市民世論をもりあげましょう」と訴えました。

被爆当時、広島城の地下壕にあった通信司令部にいて助かった岡芳江さんも通りかかり、署名に協力して下さいました。この日は連休最終日を楽しむ親子連れや観光客などから75筆が寄せられました。

【動画あり】「核兵器全面禁止のアピール」2015年NPT再検討会議への署名提出に向けた院内集会 主催者報告

4月15日に衆議院第1議員会館で開催した「核兵器全面禁止のアピール」2015年NPT再検討会議への署名提出に向けた院内集会で高草木博日本原水協代表理事がおこなった主催者報告は次の通りです。

「核兵器全面禁止のアピール」

2015年NPT再検討会議への署名提出に向けた院内集会

主催者報告

2015年4月15日14:00〜

原水爆禁止日本協議会

代表理事・高草木 博

本日の院内集会にご参加いただきありがとうございます。とりわけ、ご多忙な中をご出席いただいております衆参両院の議員および代理のみなさまには、ご協力に心から御礼申し上げます。

さて、注目の第9回核不拡散条約(NPT)再検討会議が、いよいよ今月27日からニューヨークの国連本部で開催されようとしています。みなさまもご存知の通り、前回、2010年5月の第8回再検討会議では、核兵器廃絶へと盛り上がる世界の世論を前に、189の締約国が一致して、「核兵器のない世界の平和と安全を達成」することに合意いたしました。

その実現のために、5つの核保有国が「自国の核兵器の完全廃絶」を確認し、全ての国が核兵器のない世界」を支える「枠組」を創る「特別の努力」をおこなうことを誓ったのも、その会議でありました。

 

私たちも大いに意を強くし、世論の力でこの合意を実らせることを決意いたしました。翌2011年2月15日には、次のNPT再検討会議、すなわち今回の会議に向けて「核兵器全面禁止のアピール」を発表し、署名運動を開始したわけであります。幸いこの運動は、国際的にも潘基文国連事務総長をはじめ、多くの国の市民社会や国際社会の関係者、全国でも学術、文化、芸能、スポーツなどさまざまな分野の方々、全国の多くの自治体のリーダーなど、広範な方々の支持を得て、現在まで前進することができました。

この運動にはまた草の根の活動家の皆さんとともに、被爆後70年になろうとする今も、心や体の傷とたたかいながら核兵器のない世界の一日も早い実現を願う被爆者のみなさんや、運動発足直後の2011年3月11日、東日本を襲ったあの大震災と津波、東電福島第1原発の事故の被害のなかでこの運動に協力されてきた被災地のみなさんもたくさん加わっています。

 

私たちがNPT再検討会議に日本国民の署名を提出するのは今度で3度目になります。第1回目は、2005年5月4日、第7回再検討会議の議場でセルジオ・ドゥアルテ議長に対して503万8108筆の署名を提出しました。

第2回目は、2010年5月2日、国連前ハマーショルド広場で、カバクチュラン議長、セルジオ・ドゥアルテ国連上級代表に提出し、さらに4日には議場で目録を提出しました(691万2802筆)。カバクチュラン議長は、再検討会議開会に当たり、署名を受理したことを議場に発表し、「会議が市民社会の要望に応えるよう」呼びかけました。

今回の第9回再検討会議に当たっても私たちは、国連本部より開会前日の4月26日、国連本部前ハマーショルド広場においてタウス・フェルーキ議長(アルジェリア大使)、アンゲラ・ケイン国連上級代表のお二人が、私たちの署名を正規に受理し、会議に反映させてくださるとの連絡を受けています。

 

署名は、一筆一筆が、核兵器全面禁止を願う署名者一人ひとりの意志を表します。私たちはこれまでも全ての署名を大事にし、一筆も無駄にせずにニューヨークへ運び、必ず会議主催者に提出してまいりました。今回も私たちは同様の努力をおこなう予定でした。ところが、アメリカ太平洋岸での港湾労働者のストライキの結果、いまなお貨物の滞留の解決にめどが立っておらず、署名の搬入が不可能となりました。

もちろん、私たちは、1000人の代表団全員ができる限り、みずからの手で署名を運びます。同時に私たちは、どうしても積みきれない分もまた、大事にし、NPTおよび国連関係者にも了解をいただき、ここに日本の国権の最高機関である国会で、議員・関係者の皆様の立会いの下に、被爆国日本国民の核兵器全面禁止を求める硬い意思を目録と写真とし、提出することといたしました。

 

2010年5月、私たちを前に潘基文事務総長が言ったように、いまや「核兵器のない世界」は、地平線の上に姿を現しています。その世界を現実に変えるのは、主権者である世界の市民社会の世論と運動です。核兵器の非人道性を告発する世界世論の広がりの中で、この被爆70年を、核兵器のない世界実現への決定的な転換の年とするために、本日の院内集会をしっかりと成功させていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

【愛知・瀬戸市】瀬戸反核センターが「核兵器全面禁止のアピール」署名目標の人口1割を超過達成!

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▲左から3人目が須田さん

愛知県の瀬戸反核センターは4月3日、人口1割の13,000人分の署名目標を達成しました。中心になって奮闘した須田雅子さんの手記を紹介します。

2015年NPT再検討会議に私も参加します 目標達成!!13,162筆 愛知県瀬戸反核センター・須田雅子

瀬戸市では、人口1割の13,000筆を目指して、皆さんとともに頑張ってきました。目標達成のために新日本婦人の会では、何度も署名用紙とともに支部ニュースで訴え、年金者組合や日本共産党では返信用の封筒をつけて依頼、市職員労働組合では総会やその他集会の時に訴えてもらいました。今年になってから、毎日のように郵送や連絡が入り、夕方自宅に帰宅するのがとても楽しみでした。カンパも多くの方からいただきました。いろいろなドラマがありました。

教え子からは、署名とともに手紙が同封されています。これを読むのがまた楽しみであり喜び!「1筆でもニューヨークに届けてほしいから」と、毎月6の日行動に来てくれるOさん、アイディアを出してくれたTさんなど、たくさんの方の協力を得ました。私のモットー「運動は楽しくなくちゃダメ!」そのためには工夫が必要、それをみんなで考え、出し合って行くところに楽しみがあり喜びがあります。それを強く感じました。

瀬戸に来て平和運動の中心メンバー、Tさんと出会い毎月の6・9行動に参加

被爆者の方とも知り合いになりました。また瀬戸で20年間継続している、ピースフェスティバルでの「戦争体験を語り継ぐ会」で、被爆者の方の体験を聞き、いろいろな学習会に参加する中で、広島・長崎の原爆投下の真の目的を知りました。

その時、体中に怒りが走りました。「ひどい、人間を何だと思っているの、許せない!」自国の目的のためなら、他国の人がどうなろうとも平気で犠牲にし、切り捨てるアメリカ。それに追随している日本の政府。その犠牲にされた被爆者の人たちを切り捨てようとしている日本。これは、騙され、国から捨てられ命からがら“満州”から日本に引き揚げてきた私たちと同じ!今、大きく問題になっている辺野古の基地移転も同じです。「戦争は絶対ダメ、核は必要ない」その思いをニューヨークの人たちに伝えたい・・・。

パレードで声高らかに そして署名行動で訴えましょう!

皆さん、オレンジの旗「NO!核兵器」を知っていますか?実はこの字を書かせてもらったのは私なのです!“瀬戸の寅さん”で有名なTさん、デザインしてくれたKさんの逞しい宣伝と販売力で世界各国に広がっています。自分の書いた文字で世界の人々が繋がっているのだと思うと心が躍ります。

Tさん、Kさんそして旗を買ってくださった皆さん、ありがとうございました。

原水爆禁止世界大会で、大阪の皆さんがオレンジの旗を持ってステージに上がって来たとき、感動して涙が出ました。

私たちの「NO!核兵器・NO!原発」の思いをオレンジの旗に込めて!そして署名行動でニューヨーカーに訴えてきます。

【広島】NHKテレビが署名行動の様子を取材し、NPT・ニューヨーク行動に参加する被爆者にインタビュー

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広島県原水協と広島県被団協は3月6日、定例の6・9行動を広島市中区の金座街入口で実施しました。

県原水協の川后代表理事と県被団協の大越事務局長がハンドマイクで、被爆70年・NPT(核不拡散条約)再検討会議が間近に迫っていることや、前回の会議には日本から約700万の署名を国連に提出したことが大きな力になって「核兵器のない世界」を再確認する合意文書が採択されたことなどに触れ、今度こそ「核兵器禁止条約」の交渉開始を確認させようと訴えました。

この日は、NHKテレビの取材が入り、署名行動の様子を撮影していました。行動後、今回のNPT再検討会議・ニューヨーク行動に参加する県被団協の佐久間副理事長にインタビューしました。

この行動には原水協の加盟団体などから27人が参加、110筆の署名とカンパ1000円が寄せられました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【千葉】「核兵器は絶対ダメです」と茶髪の青年らも署名

「核は絶対ダメ!」と茶髪の青年も署名

▲「核は絶対ダメ!」と茶髪の青年も署名

千葉県原水協は3月6日、千葉駅頭で核兵器廃絶を訴える6・9行動をおこないました。

紙谷敏弘県原水協事務局長や新日本婦人の会、県平和委員会の代表がマイクで「今年は被爆70年の節目の年。核兵器をなくす5年前の核不拡散条約(NPT)再検討会議での国際的な約束を実行させるため、4月から国連で開かれる今年のNPT再検討会議へ核兵器廃絶署名を代表団に託しましょう」と訴えました。

ある中年女性の2人組は「いいことだから協力します。がんばってください」と署名し1000円ずつカンパを差し出してくれました。別の女性は「福島原発の事故以来、子どもや孫が食べものの放射能に敏感になってとても心配しています。核兵器も原発も同じですね」としばらく対話し、署名しました。

▲署名とカンパにも協力する女性

茶髪の2人の青年は「核兵器は絶対ダメです」と署名。中年男性は「安倍首相はいい気になっている。このままでは北朝鮮などのように独裁国家になっていくようで怖い」と署名しました。

4月にNPTに要請に行く新婦人県本部の森田みどり副会長は、「私が署名をニューヨークに届けます」と手書きのパネルを掲げて訴えました。

▲「私が署名をニューヨークに届けます」と訴える森田副会長

この日、千葉土建本部、新婦人、平和委員会など5団体から10人が行動に参加。「核兵器全面禁止のアピール」署名が40筆寄せられました。

(千葉県原水協・早坂義郎)

【千葉】北海道や九州などから旅行で通りがかった人も署名

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▲マイクで訴える日本共産党参議院予定候補の浅野史子さん

千葉県原水協は6日、千葉駅頭で核兵器廃絶を求めて6・9行動をおこないました。

県原水協の紙谷敏弘事務局長や日本共産党参議院予定候補の浅野史子氏などがマイクで「今年は被爆70年の節目の年です。被爆者の願いは一日も早く地球上から核兵器をなくしてほしいということです。4月から国連で開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議までに『核兵器全面禁止のアピール』署名を一人でも多く集めニューヨークへ要請に行く代表団に託しましょう」と訴えました。

ある中年女性は「核兵器は怖いです。福島原発事故で放射能の危険性は身にしみていますので、子どもや孫のためにも核兵器をなくしてほしいです。がんばってください」と署名しカンパを寄せてくれました。

この日、千葉土建、平和委員会、共産党など4団体から8人が行動に参加、40人を超える人が署名に応じました。

一人で署名21筆も集めた柳田清さんは「今日は比較的暖かかったのでたくさん協力してもらいました。北海道や九州などから旅行で通りがかった人も署名してくれたのは驚きました」と話していました。

▲署名を呼びかける柳田さん(左写真のゼッケンをつけた男性)

(千葉県原水協・早坂義郎)

【広島】少しずつでも核兵器禁止に向けて運動することが大切との説明に被爆者が署名

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広島県原水協と同県被団協は2月6日昼、中区金座街で定例の「6・9行動」をおこない、30人が参加、約30分で80筆の「核兵器全面禁止のアピール」署名、2070円の募金が寄せられました。

自分も被爆者という70代の女性は、「こんなことをしても力にならないのでは」と言っていましたが、少しずつでも核兵器禁止に向けて運動することが大切だと説明すると署名に応じていました。

この日は、広島中央保健生協から理事・職員が8人参加して行動を盛り上げました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【兵庫】NPTニューヨーク行動参加者も署名を訴え

兵庫県原水協は1月6日正午、神戸市中央区の元町商店街で、「核兵器禁止条約の交渉開始」などを訴えて被爆70年最初の「6・9行動」をおこないました。

津川知久筆頭代表理事(兵庫労連議長)、新日本婦人の会兵庫県本部の桜井文子事務局長などがマイクで、核兵器禁止条約の協議開始に向けて国際的な努力が大きく前進していることを紹介し、「安倍内閣がアメリカの『核の傘』に固執して、核兵器禁止条約の協議開始を求める国連総会決議に賛成しない被爆国の政府にあるまじき態度をとっている」ときびしく批判しました。また、安倍内閣が年頭から憲法改悪の意図をあからさまにし、「戦争できる日本」への道をつきすすんでいることをストップさせようと呼びかけ、40周年を迎える非核「神戸方式」を全国に広げて非核の日本を作ろうと訴えました。

参加したNPTニューヨーク行動に参加する新婦人の垣本千里さん(平和部長)や荻野潤子さんはじめ年金者組合、平和委員会、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ(AALA)連帯委員会、日本共産党など12人が、「核兵器全面禁止のアピール」署名への協力を訴えました。

折り悪く強い雨が降る中でしたが、西宮市の女性は、「今年が広島被爆から70年だとは気づかなかった。ぜひ署名します」と駆け寄って署名に応じました。京都市、西宮市などからの買い物客、オーストラリア人など43筆の署名が集まりました。

(兵庫県原水協事務局長・梶本修史)

【広島】県被団協と合同で被爆70年最初の6・9行動

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広島県原水協は1月6日、広島県被団協とともに2015年最初の6・9行動を広島市中区の金座街入口で実施しました。

明け方から降り出した雨が上がりかけ、薄日も射してあまり寒くない「署名日和」。「2015年――被爆70年 NPT(核不拡散条約)開催 “核兵器のない世界”へ転機の年に」と書いた横断幕を掲げ、大森正信筆頭代表理事をはじめ6人がハンドマイクで、リレートーク。市民に「核兵器全面禁止のアピール」署名への協力を訴えました。

県被団協の吉岡幸雄副理事長の呼びかけに応じた、オーストラリアから来た医学生は、吉岡さんの足のケロイドを見せてもらい、こういうことに大変関心がある、と署名していました。

この日の行動には33人が参加し、118筆の署名、2100円の募金が寄せられました。また、昨年の総選挙で比例中国ブロックから選出された日本共産党の大平喜信さんも参加し、ハンドマイクで「広島から日本政府の態度を変えさせるために頑張る」と訴えました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

【日本原水協】ネパール・台湾・イラン…外国人がたくさん署名

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日本原水協は11月6日、京成上野駅前で6・9行動をおこないました。

「核兵器のない平和で公正な世界を」と日本語、英語、中国語で書いた横断幕を掲げながら、10月20日の国連総会第1委員会で「核兵器の非人道性に関する共同声明」が155か国の賛同で提案されたこと、日本政府も賛同しているが、アメリカの「核の傘」による安全保障を外交方針としていること、来年の被爆70年にニューヨークの国連本部で開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議に合わせて署名を持っていくことなどを話し、平均年齢が79歳になっている被爆者のみなさんの願いである「二度と被爆者をつくるな」という願いを実現するためにもあなたの署名をと呼びかけました。

通りがかりの年配の男性は、「今は戦争の時代じゃない。戦争に使うお金があるなら、人々の幸福のために使うべき」と熱っぽく語りながら署名しました。

宣伝を始める前に若いネパール人男性が署名。宣伝光景をスマホで撮影していた外国人女性に声をかけるとイランから来たということで、「私が働いているオフィスにサダコの折り鶴がある」と話していました。英語の署名用紙にサインした後、それを写真に撮ったので新しい用紙を渡すと喜んでいました。

宣伝終了間際に団体で署名をした台湾人の若い観光客は、展示していた「原爆と人間」パネルや署名を呼びかける瀬戸内寂聴さんの顔写真などにも反応していました。後ろに回って見ると、リュックに原発建設反対のリボンを結んでいました。

行動には婦人民主クラブ、日本平和委員会、日本宗平協、東京原水協から10人が参加し、1時間で20人から「核兵器全面禁止のアピール」署名が寄せられました。

【広島】名古屋から修学旅行で来てお好み焼きを食べに行く途中の女子高生6人組が全員署名

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広島県原水協は11月6日、市内繁華街で6・9行動をおこないました。

班別行動でお好み焼きを食べに行く途中という名古屋から修学旅行で来た6人組の女子高生が、みんなで署名してくれました。

そのうちの1人は「母も署名している」と言って署名に応じ、募金もしてくれました。

行動には15人が参加し、署名が60筆、募金が1350円寄せられました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)