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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【静岡】9/23(金)久保山愛吉追悼 焼津行動

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愛と平和のいわさきちひろカレンダー被災地贈呈キャンペーン募金にぜひご協力ください

2017年版ちひろカレンダー被災地贈呈キャンペーンチラシ

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2017年版ちひろカレンダーを被災地へ 子どもたちの素朴で可愛い表情が印象的。やわらかいタッチが癒してくれるいわさきちひろカレンダーにあなたの思いを託してください。

1975年(76年版)から「いわさきちひろカレンダー」 を製作し、以来、毎年さまざまな人の手に届けてきました。

3・11以降は毎年、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故の被災地へ、また、各地の災害地支援として、みなさんからの募金で被災地の方がたに直接カレンダーを届けています。「わぁ、きれいな絵だわ「部屋が明るくなったね」「かわいい絵で、すごく癒やされます」と喜んで受け取っていただいています。

そんな声に応えて、今年も被災地へ届けます。

個人1口1000円、団体は1口2万円(1箱25本、送料込み)単位でお願いします。

※募金は、郵便振替口座(00110-9-1780 原水爆禁止日本協議会)に<被災地カレンダー>と明記してお振込みください。(郵便振替の「控え」を領収書に換えさせて頂きます)

1本からお買い求めもできます

2017年版いわさきちひろカレンダー

●頒価1,400円+税(送料別)A2判・絵7枚

■お問い合わせ:原水爆禁止日本協議会(日本原水協)

〒113-8464 東京都文京区湯島2-4-4 平和と労働センター6階

TEL 03-5842-6031 FAX 03-5842-6033

E-mail antiatom55*hotmail.com *を@に変えてください。

※またはこちらから直接お住まいの各都道府県原水協へ連絡をお願いします。

この活動は、核兵器廃絶の運動と被爆者のみなさんを支える輪をひろげています。

原水爆禁止2016年世界大会プログラム、海外代表の顔ぶれ

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原水爆禁止2007年世界大会でスピーチするイスキエルド氏(8月6日、広島)

プレスリリースはこちら

原水爆禁止世界大会実行委員会は8月2日から9日まで、広島市と長崎市で原水爆禁止2016年世界大会を開催します。

今年の世界大会には26カ国から87名(30各国団体、2国際/地域団体のNGO代表・個人および政府・国際機関代表7名)の海外代表の参加が予定されています。

2005年NPT(核不拡散条約)再検討会議の議長を務めたセルジオ・ドゥアルテ元国連軍縮担当上級代表が2日の国際会議・開会総会から特別報告者として登場します。核兵器の非人道性から禁止し廃絶するという国際政治の流れについてオープンエンド作業部会の議論を踏まえながら、秋の国連総会が核兵器のない世界に向けた「分水嶺」となるという話をしていただけます。ドゥアルテ氏は8月4日開会総会、5日フォーラム「核兵器全面禁止のために−政府とNGOの対話」にも出席されます。

国際政治の舞台で核兵器禁止条約の議論をリードするメキシコからは、ミゲール・ルイスカバーニャス・イスキエルド外務次官の参加が決定しました。イスキエルド氏は元駐日メキシコ大使で2005年、2007年の原水爆禁止世界大会に参加しています。現在は多国間問題担当ということで、NPTなどすべての外交問題を総括する責任者です。

さらに、駐日メキシコ大使、駐日ベネズエラ大使、駐日マレーシア大使館参事官、駐日キューバ大使館三等書記官が参加します。

NGO代表はマーシャル諸島共和国、韓国から核被害者が参加して被害を訴えます。

核保有国のアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、インドから、「核の傘」の下にいる国からはオランダ、スペイン、韓国から代表が参加します。

今年はチェルノブイリ原発事故30周年ということで、リトアニアの国会で被爆者の呼びかけに応えた核兵器廃絶の決議がされました。NATO(北大西洋条約機構)加盟国としてアメリカの「核の傘」の下に入っている国ですが、核兵器廃絶の意志は揺るがないことをリトアニア代表が紹介します。

中東大学プロジェクト「夾竹桃イニシアチブ」から10人を超える教師が参加します。

世界大会では、日本での運動とたたかいの新たな広がりを反映し、安保法制=戦争法廃止・立憲主義回復を求める市民連合の代表が来賓挨拶します。「オール沖縄」のたたかいを沖縄県議会議員が発言します。

原水爆禁止国民平和大行進でフィリピン、グアム、韓国から国際青年リレー行進タスキをかけて歩いた青年が世界大会に集まります。各国での核兵器廃絶や平和をめざす青年の運動、平和行進から学んだこと、来年の平和行進に向けての企画など、日本の青年との交流を楽しみにしています。

2016年原水爆禁止国民平和大行進・長崎→広島コース通し行進者、五十嵐成臣さんの日誌(6月28日〜7月2日)

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・長崎→広島コース

通し行進者 五十嵐成臣さん日誌

6月28日(火)

長崎→広島コース1日目。

今回の平和行進は長崎→広島コースを歩きます。

午後1時、長崎平和祈念像前で出発集会。大雨の降る中、150人が参加。被爆者の谷口さんも参加しました。

長崎→広島コース出発集会

このコースの通し行進者は、全国コース14回目の竹田昭彦さんと私、そして韓国からの国際青年リレー行進者のイ・ジミンさん、キム・ジョングンさん(2人とも大学院生)が参加しています。

行進途中で小学生から「何をしているのですか?」と声かけられたので、核兵器をなくせ、戦争反対の行進をしていると話すと、頑張ってくださいと激励してくれました。

断続的に降る大雨の中、蛍茶屋まで行進。観光バスの中から手を振ってくれる人もいました。

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース通し行進者、山内金久さんの日誌(6月17日〜6月29日)

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース

通し行進者 山内金久さん日誌(facebook投稿より抜粋)

6月17日(金)

原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コース43日目。

まず彦根城を出発前に一枚。

市役所で市長、議長の代読で歓迎と激励をいただき出発。

愛荘町役場でも歓迎と激励をいただく。

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原水爆禁止2016年世界大会チラシ 第2弾!

表面(クリックすると2ページのPDFファイルが開きます)

裏面(クリックすると2ページのPDFファイルが開きます)

2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(太平洋側)通し行進者、木伏研一さん日誌(6月14日→25日)

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(太平洋側)

通し行進者 木伏研一さん日誌

6月14日(火)

原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース38日目。

午前中は盛岡市役所と岩手県庁を訪問。盛岡市の佐藤光彦副市長は私と同期の64歳で気さくな方。盛岡市のマークが「3本の川」「もりおかのM」「岩手山」をイメージしていると教えていただくなどざっくばらんにお話でき、出発集会のメッセージを届けてくれました。菊田隆議長に昨日のメッセージのお礼を述べると、「自民党だけれど原爆だけは別だ」とおっしゃってくれました。県庁では副知事と総務部長ら3人と懇談。副知事も同期で私の体をいたわってくれました。被爆者の思いにうなずいて同調していました。

12:10から県公会堂で出発集会後、1時間かけて行進。川久保病院の歓迎集会では、120人が迎えてくれ、200人規模になりました。行進には病院の人たちも30分ほど参加し、「いいね!」コールやピースコール、アナウンスをしてくれました。

15:10矢巾町役場を訪問。町長が一緒に行進してくださいました。

紫波町の行進でも「いいね!」コール多投。お世話いただいた方から「これまでは黙って行進テープを流していただけだったが、紫波の行進に改新の波を今回の行進者が作ってくれた」と褒めていただきました。

[…]

【日本原水協】関西電力高浜原発1、2号機の運転延長認可決定に抗議し、その撤回と廃炉、自然エネルギーへの転換を求める声明を首相官邸、経産省に送付

160623_高浜原発1,2号機延長認可決定抗議文

原子力規制委員会は6月20日、関西電力高浜原発1、2号機の運転期間延長認可の決定をおこないました。 これに対し、日本原水協は本日、安倍首相と林経産大臣に宛てた声明を発表し、首相官邸と経済産業省にFAXを送りました。 全国からも抗議を集中しましょう。 【FAX送付先】 首相官邸 03-3581-3883 経済産業省 大臣官房政策評価広報課 03-3501-5799

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(内陸側)通し行進者、松永洋子さんの日誌(5月18日→31日)

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2016年原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース(内陸側)

通し行進者 松永洋子さん日誌(facebook投稿より抜粋)

5月18日(水)

原水爆禁止国民平和大行進・北海道→東京コース11日目。

砂川市で市役所と教育委員会を訪問し、奈井江町役場で奈井江町に引き継ぎ。

奈井江町役場を訪問、町長さんと記念撮影、2年前に通し行進した山口逸郎さんを覚えておいででした。

国際青年リレーのタスキ今日も繋がっています。行進は、美唄市に入りました。

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【平和行進】2016年国際青年リレー行進者からのメッセージ

レイモンド・ルハン Raymond Vincent Lujan

レイモンド・ルジャン(グアム)

グアム平和正義連合

愛知、岐阜、滋賀、京都、奈良(6月7日~30日)を行進する予定。

ハファ・アダイ!私はレイモンド・ルジャンです。チャモロ人であり、社会福祉を専攻し、チャモロ研究を副専攻として学ぶグアム大学の4年生です。グアム平和正義連合を代表して参加できて光栄です。同時に身の引き締まる思いです。

私を社会福祉専攻へと導いた力は、平和行進への参加へと導いてくれたのと同じ力でした。それをこの上なく光栄に思っており、感謝の念で一杯です。小さいときから私は人々の役に立ちたいと思ってきました。しかし、それを何に基づいてどうやっておこなえばよいかはわかりませんでした。少し前に、自分が社会的不正義に非常な怒りを感じることに気がつきました。皮肉なことかも知れませんが、私のコミュニティでは、正義ではなく不正義が、私を行動へと駆り立てるのだということを強調したいと思います。しかしまた、抑圧される者と抑圧者、社会的に恵まれない者と特権を持つ者との力関係がはっきり見えるようになるのも、これらの不正義を通じてなのです。規模がどんなに小さくても大きくても、個人的な関係やものの見方から、グローバルで国際的な関係や視点に至るまで、一方的で不公平な関係性には多くの類似性や共通点があります。

そう考えると、グアムとミクロネシア全体が、軍事化や戦争、核兵器と深く関わっていることに気づかされます。成長する過程で、私は第二次世界大戦におけるグアムの役割と、チャモロの人々が経験した不正義を学んできました。しかし、自分が自立した考え方を持つようになって初めて、そのうちのどれほどの部分が、特定の考え方によって意図的に固定化されたものなのかを見抜くことができるようになったのです。そして自分がまたとない立場にいることに気がつきました。私はチャモロ人ですが、家はアメリカの領地にあります。しかし、そのことによる被害や影響を、今回、日本の人々の視点から見る機会を与えられるのです。それは私の学んだ歴史の授業からは巧妙に除外されていたものでした。

グアムの激動の歴史は、死と流血と抑圧に満ちています。チャモロの人々は長い間、戦争の犠牲者となってきましたが、多くの人々はそれを認識していません。グアムは結局のところ、将来の戦争の際に戦略的地政学的な地点となることを唯一の目的として、戦利品として獲得されたのです。そして同時に、グアムの私たちは、自分たちを、自由と意志に基づいて建国された国の一部であると思いこまされてきたのでした。この軍事化の「目的」のゆえに、私たちの自治権にとって、非植民地化の道は、非常に困難で複雑なものにされてきたのです。今私は、グアムの非植民地化を成功させなければ、グアムはアメリカが起こす戦争の共犯者となってしまうと強く感じています。

私は、日本の平和行進参加の皆さんに強く連帯するだけでなく、広島、長崎の原爆投下により傷つき、今も苦しんでいる人々の歴史と経験を学びたいという強い思いを感じています。原爆で殺され、また生き延びた人々に共感すると同時に、日本の人々が直面してきたたたかいと経験を真に深く学びたいのです。原爆投下が「必要」だったかどうかについて多くの議論がありますが、そのような議論がどうあれ、核兵器の使用は決して正当化できません。これらの理由から私は、日本とグアム、そして世界の人々と連帯して共に立ち上がり、行進します。そして戦争も核兵器もない平和な将来の世界のために力をつくします。

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原水爆禁止2016年世界大会グッズ(パンフレット、バッジ、ポスター)のご案内

2016世界大会資材のご案内(頒価)

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【平和行進】東京→広島コース出発集会で林田光弘さんの連帯あいさつ決定

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2016年3・1ビキニデー集会で連帯あいさつする林田さん

5月6日(金)正午から、東京都江東区夢の島第五福竜丸展示館前でおこなわれる2016年原水爆禁止国民平和大行進東京→広島コースの出発集会で明治学院大学の林田光弘さんが連帯あいさつをすることが決まりました。

林田さんは、今年3月に静岡県焼津市で開かれた被災62年3・1ビキニデー集会でも連帯あいさつし、感動を呼びました。一部紹介します。

「3・1」が残した反核平和運動、そして「3・11」が残した新たな市民運動は、市民の政治参加を「日常」の一部にしました。日本国憲法の下、主権在民として一人ひとりの「いのち」のために立ち上がる市民は、日を増すごとに大きくなっています。そうした反面、冷戦の崩壊後の新たな世界秩序の形成の中で各国にナショナリズムが高まり、日本でも政権を中心とした国家主義が台頭しています。

核を巡る議論も例外ではありません。国民のための「安定的な電力」を建前として再稼働を進める動きの前に、原発に反対する人々の「いのち」の声はかき消され、政治的な抑止力のために用いられる核兵器を前に沖縄では「東アジアの平和」のために基地に反対する沖縄の人々の「いのち」の声はかき消されています。

「全体の利益」の幻想に浸って、一つの「いのち」を蔑ろにするような政治を私たちは変えなくてはなりません。そのためには、より多くの人々の行動と連帯が必要です。なぜなら、企業とは私たちから成り、国家とは私たちから成るからです。私たちの生きるこの社会は、私たち一人ひとりのものであり、その社会は私たちが作らなければなりません。

久保山さんだけではありません、今日まで数多くの先人達が私たちに言葉を残してくれました。彼らの言葉を受け継ぎながら、次の世代に向けて絶えず言葉を紡いでいきましょう。

*全文は「2016年3・1ビキニデー集会の記録」をお読み下さい。

【熊本】被爆者の会前事務局長の中山高光さんと連絡が取れる

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2016年4月15日の熊本県民医連事務所の様子(撮影=木下興全日本民医連事務局次長)

熊本の地震により県内の被爆者の皆さんの様子が心配です。

日本原水協専門委員の伊藤直子さんを通じて熊本県原爆被害者団体協議会前事務局長の中山高光さんと連絡が取れました。

中山さんのお宅は食器棚が倒れ、ガラス窓が割れた程度。片付けは大変ですが、電気は通じているので、何とか自宅で生活できています。「14日にがたがたになってしまった家の中を片付けたところに、また大きいのがきて、本が散らばってまたひどいことになってしまった」とのことです。

中山さんの弟さんが益城町に住んでいるため心配されていたのですが、連絡が取れたそうです。「水は出るが濁っているので、飲めない。近所で地下水が出るところがあるので、息子さんが取りに行ってくれている。他の被爆者の様子などはわからない」とのことです。

2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議にあたり開かれたニューヨークでのピースパレードに参加する中山さん(右端)

気象庁は18日、熊本、大分両県で発生している一連の地震で、体に感じる地震は14日夜から18日午前0時までで492回に達した、と発表。マグニチュード(M)3.5以上の比較的大きな地震は、17日午後1時半までに165回に上り、1995年以降の内陸や沿岸で発生した地震で最多となりました。

熊本県内ではこの地震により死者が42人、行方不明者が10人前後に上り、11万人が避難しています。引き続き、十分お気を付けください。

熊本震災義援募金を開始しました。ぜひご協力ください。

【募金受付先】 肥後銀行 県庁支店 普通 店番159 口座1540150 原水爆禁止熊本県協議会事務局長 高尾 肇

【熊本】日本原水協事務局から熊本県原水協へお見舞い送る 義援募金を始めます

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日本原水協事務局は4月15日、大規模地震に遭遇した熊本県原水協あてにお見舞いを送りました。

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16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、熊本市や同県菊池市などで震度6強の揺れが観測されました。

地震はM6.5だった14日の震度7の地震より大きく、福岡県で震度5強、愛媛県では5弱を観測するなど、九州から中・四国地方の広い範囲で強い揺れがありました。

気象庁は14日の震度7の地震が前震で、16日のM7.3の地震が本震との見解を示し、今後1週間で、最大震度6程度の地震が発生する可能性があると注意を呼び掛けました。

NHKによると、熊本県内ではこの地震によりこれまでに6人の死亡が確認され、760人以上がけがをするなどして病院で手当てを受けているといいます。引き続き、十分お気を付けください。

日本原水協事務局は、熊本県原水協への震災義援募金を開始しました。ぜひご協力ください。

【募金受付先】 肥後銀行 県庁支店 普通 店番159 口座1540150 原水爆禁止熊本県協議会事務局長 高尾 肇

【長崎】被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名スタート

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