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原水協通信

毎月発行している日本原水協の機関誌です。国内外の反核平和運動についての情報が満載です。 日本原水協のウェブサイト→ http://www.antiatom.org/

「核兵器の全面禁止を!」

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【山梨】さよなら核兵器&原発学習会のご案内

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【広島】安佐北区民の会が「さよなら原発写真展」開催 新「原爆と人間」30点も展示

「さよなら原発安佐北区民の会」は3月8日から10日まで、安佐北区民文化センターで「さよなら原発写真展」を開催し、3日間で250人が入場し募金も寄せられました。

フォトジャーナリストの山本宗輔さんが撮影した被災直後の写真が展示されたほか、飯館村から避難した青木達也さんが写した自宅周辺の写真、昨年の「なくせ原発10・30大集会inふくしま」の写真、福島県原水協に特別の努力をいただいて借りた飯館村の中学生が復興への思いを綴った短冊20枚、さらに安佐北区原水協が新たに購入した新「原爆と人間」パネル写真(日本被団協製作)30点も展示されました。

中国新聞で知って訪れた地元の夫妻は展示を熱心に見たあと、新婦人の「木の葉のように焼かれて」の朗読、青木さんの訴えなど当日のプログラムにすべて参加。また府中町からJRとタクシーを乗り継いできた高齢の女性から「自分に何かできることは」と申し出があり、後日連絡をすることにしました。

【大阪】なくそう原発3・11府民1万人集会で署名・宣伝行動

大阪原水協は3月11日、大阪市北区の扇町公園で開かれた集会に参加しました。

平和委員会と共同で署名宣伝を行い、72筆の署名と1000円のカンパが寄せられました。ツインタワーの署名呼びかけポスターは広い会場でもよく目立ちました。

【和歌山】原発ゼロ!震災復興!いのちを守ろう!3・11和歌山県民大集会=和歌山県民の熱い意志をあらわした=

和歌山県原水協は3月11日、和歌山城・西の丸広場で開かれた「原発ゼロ!震災復興!いのちを守ろう!3・11和歌山県民大集会」で署名宣伝行動とミニ被爆写真展を開きました。

私一人でアピ-ル署名90筆、カンパ1000円をいただきました。また、「原発署名」数十筆、原発関係本19冊販売とめまぐるしい1人4役でした。

集会では、和太鼓・歌声から始まり、福島県富岡町から避難している佐藤勉さんや関東から避難しているお母さんは、小さなわが子を抱きながら必死に避難者への理解を求めました。

午後からは、参加者らが和歌山城を一周するアピ-ルデモ行進。その後、小雨降る中、1500人による巨大な「原発ゼロ」の人文字が西の丸広場に完成。

最後は、14時46分の黙祷で締めくくりました。

(和歌山・白井春樹)

【青森】八戸原水爆禁止の会が3・11集会案内の6・9行動と雪の降る寒い中、集会に参加

八戸原水爆禁止の会は、3月の6・9行動を9日、コープあおもりるいけ店で行いました。3.11集会案内と6・9チラシを両面に印刷して配布し、署名と集会への参加を呼びかけました。買い物客が少なく、署名は26筆だけでした。

3月11日、八戸市の長者まつりんぐ広場で、八戸原水爆禁止の会も参加した「なくせ!原発・核燃三八地区集会」が開催されました。雪が降る寒い日でしたが、およそ220人が参加、集会とパレードを行いました。

集会で松山力実行委員長は、福島第1原発の炉心溶融という過酷事故がもたらした被曝と今なお続く避難について述べました。放射性物質は風と海水で世界中に広がり、農漁業に深刻な被害を与えていること、また、事故は想定外の大津波によるものと説明する東電・政府は、本当は今回の大津波に匹敵する過去の津波の研究・調査報告を受けていながら、政治力でこれを隠匿したこと等を糾弾しました。原子力委員が原子力企業から多額の寄付を受けていることも明かしました。

ふくしま復興共同センター子どもチームとさようなら原発・核燃青森県民集会からの連帯のメッセージが紹介されました。日本共産党田端文明市議会議員からは、八戸市の放射線量の状況やがれき処理の受け入れについての報告がありました。

市民へのアピール「原発・核燃に頼らない社会を求めて声を上げましょう」を採択した後中心街をパレードし、「原発なくせ、核燃あぶない、大間原発おおまちがい」と市民に訴えてパレードを行いました。

(八戸原水爆禁止の会・新岡武信)

【奈良】3・11集会で被爆写真展と署名行動

奈良県原水協は3月11日、JR奈良駅前広場で震災復興イベント「3・11原発ゼロ、震災復興をめざす集い」in奈良にブースを出し、被爆写真展と「核兵器全面禁止のアピール」署名行動を行いました。

風が強い中でしたが、コンパネに貼り三角形に組み合わせて地面に立てた被爆写真は多くの人の注目を集めました。

写真を見た人からは、「被爆写真展はとてもいいこと。頑張って下さい」「いろんな場所でやった方がいい」「今度子どもが修学旅行で広島に行き、資料館を見学する」などの感想が寄せられました。

多くの人が被爆写真を見て署名し、155筆が集まりました。

(奈良・梅林光生)

【熊本】「3.11さよなら原発くまもと集会」で被爆者とともに被爆写真展を開催

熊本県原水協は3月11日、「3.11さよなら原発くまもと集会」でブースを設け「アピール署名」や被爆写真展にとりくみました。署名は2時間余りで250筆が寄せられ、核廃絶への強い思いを共有しました。

福島から避難して来た若いお母さんは、「原発も核兵器も絶対にいりません」と周囲にいた友人に署名用紙を回してくれ、あっという間に20筆を超える署名が寄せられました。

被爆写真展は熊本県被団協のみなさんとともに開催しましたが、被爆者の方からは「再び核兵器が使われることのない世界が早くきてほしい」と改めて声がきかれました。

集会に参加した人たちもパネル前で立ち止まり、書かれた文章を丁寧に読みながら写真に見入っていました。当日は風が強く吹き飛ばされそうな一日でしたが、3・1ビキニデーに続く二度目の被爆写真展は見る人たちに核被害の悲惨な実相を伝えていました。

(熊本・川端眞須代)

【海外】東日本大震災から一年 海外からのメッセージ

東日本大震災1周年に当たり、海外から寄せられたメッセージを紹介します。

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イギリスCNDのレイ・ストリートさん(副会長)

原水協のみなさんへ、

福島の核事故で被災した女性、男性、子供たちなど、みなさんすべてのことを思っています。それぞれの国の政府が教訓を学んでほしいと願っていますが、学んでいないようです。みなさんが犠牲になった人々を助けるために懸命に活動しておられることはわかっています。心からご多幸を願って。

レイ

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アメリカ・平和な明日のための9/11遺族の会 リタ・ラサールさん

1年前、みなさんの国に起こった参事について、あらためて哀悼の気持ちをお伝えし、みなさんが愛する人々や国民のみなさんの状況がこの1年、改善されたことを願っています。みなさんに親愛の気持ちをお伝えします。

リタ

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ニュージーランドのジェラルド・オブライエンさん(アオテアロア・ニュージーランド平和評議会名誉会長)

大震災で亡くなったみなさんを偲び、黙とうを捧げます。どうか、愛する人を亡くしたみなさんにアオテアロア・ニュージーランド平和評議会からの哀悼の意をお伝えください。数日前も私たちは、当地の第二の都市クライストチャーチで1年前に起こった地震が若い日本人学生の命を奪ったことを偲び、哀悼の意を捧げました。

愛するものを失った家族の方々を別とすれば、この2つの被災は規模において比較になりません。しかし、今日の世界の悲しい現実の中で人や他の生きているものの命を軽く見る風潮がある中で、私たちの平和運動や進歩的運動は、いかなる人の命の喪失も等しい重みをもつことを受け入れています。 Vendre une voiture accidentée sans controle technique,taxi, Audi, BMW, Mercedes-Benz, Renault, Peugeot, VW, rachat vehicule hs Paris, Lyon, Lille, Marseille, Bordeaux site

クライストチャーチで命を失った日本人学生のみなさんの多くは富山から来られました。以前、あの懐かしい富山で原水協のみなさんに妻とともに歓迎していただいたことを思うと、いっそう胸に堪えます。

自然災害にせよ、人の誤った判断がもたらした災害にせよ、失われた命が無に帰することがないよう、私たちは、人類が負っている責任にふさわしい世界をつくる決意を新たにしようではありませんか。

ジェラルド・オブライエン

【兵庫】「あれから1年集会ー震災復興・原発ゼロの社会へ」会場の原爆展テントが活動交流の場にも

兵庫県原水協は3月11日に行われた「あれから1年集会ー震災復興・原発ゼロの社会へ」の会場のテントで「原爆と人間」写真を展示しました。

集会参加者を中心に約500人が見学に訪れ、「核兵器全面禁止のアピール」署名121筆が寄せられました。会場で「パタパタ鶴」を作って子どもたちに手渡すと、わざわざそれをもらいに訪れる親子連れもいました。署名用紙と募金をビニール袋に入れて届けてくれる方もいました。

兵庫県原水協でラミネート加工した写真に、「わかりやすいし、沖縄問題など現在の課題もわかるのがいい」と好評でした。その場で、尼崎原水協から「購入したい」と相談があり、垂水区原水協は「ワンコイン(500円玉)募金で購入したい」、宝塚原水協は「平和市長会議に入った市長に購入を申し入れる」、兵庫県民医連は「各法人が購入するように検討する」、神戸医生協の平和社会保障委員会の責任者は、「ウィーン代表団に橋本銀河くんを送るので、パネルを購入して巡回展示をしながら署名と募金を集められるように相談に乗ってほしい」など、原爆展テントが活動交流の場にもなってにぎわいました。

集会のあと、橋本銀河くんが参加する「ゼロこねっと」の約40人の青年たちの「ラップ・コール」が先導して三宮の繁華街をパレードし、通行人が手を振って応えるシーンが各所で見られました。

12日は正午から兵庫労連の宣伝車で、非核「神戸方式」37周年(3月18日に記念集会)の宣伝・署名行動を行いました。

津川知久・筆頭代表理事(兵庫労連議長)らが訴え、途中からはげしいミゾレで中断せざるをえなくなりましたが、40分の行動で43筆の署名が集まりました。15日にも宣伝・署名行動を行います。

(兵庫・梶本修史)

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【佐賀】さよなら原発・こんにちは自然エネルギー集会で展示

佐賀県原水協は2月25日(神埼市千代田町「はんぎーホール」での平和の旅コンサート会場)に続き、3月11日、東松浦郡玄海町「町民会館」で行われた「さよなら原発・こんにちは自然エネルギー集会」の会場で被爆写真展を行い、署名40筆、募金6000円が集まりました。

今後は、3月24日(土)~25日(日)に鹿島市のスーパーマーケット「ピオ」内(※酒蔵での開催、看護体験を聞く会は諸般の事情で中止となりました)、4月29日(日)、30日(日)、5月2日(火)、3日(水)には佐賀市「アバンセ」(アバンセ佐賀県立男女共同参画センター)で開催する予定です。 オーストラリアのカジノ

【宮崎】3、4、5月は6と9の日にCOOP店頭で被爆写真展示

宮崎県原水協は3月11日、宮崎市の市役所下の河川敷で行われた「さよなら原発!宮崎いのちの広場」に参加しました。

県原水協として実行委員会の賛同団体に加わっているため、ラミネート加工をした被爆写真展示を行う予定でしたが、強風のため中止。署名行動で84筆が集まりました。

今後の被爆写真展示は、3/16(金)宮崎市内COOP店頭がデビューとなり、以下、3/19(月)高鍋町、3/26(月)宮崎市内、3/29(木)宮崎市内とそれぞれCOOP店頭を予定。3、4、5月は6と9の日をCOOP店頭で行動、6の日は宮崎市繁華街での署名行動としています。

県内市町村での被爆写真展は6月からの平和行進と並行して行いたいと考えています。

(宮崎・毛利泰之)

 

【埼玉】「3.11 きずなを結ぶ埼玉のつどい」で被爆写真と署名行動

埼玉県原水協は、東日本大震災から1年の3月11日、大宮駅近くの大宮ソニックシティ前にある鐘塚公園で開催されたチャリティイベント「3.11 きずなを結ぶ埼玉のつどい」に展示ブースを設け、新しい「原爆と人間」パネルを展示しました。

各写真に添えられたコメントに見入る人も多く、「前のパネルは見たことがある。今度のは、コメントが入っていてよくわかる」などの意見が寄せられ、好評でした。

関心のある人からは、「うちの市でも展示したいが、パネルを貸してもらえるか」「パネルはポスター仕様と聞いたが、展示用パネルはどのように作ったのか」などの質問も寄せられました。

署名は、「核兵器全面禁止のアピール」が32筆、「原発からの撤退」が35筆寄せられました。

【日本原水協】震災復興・なくせ原発3・11集会にブース出し被爆写真展示と署名行動

日本原水協は3月11日、東京・井の頭公園で行われた「震災復興・なくせ原発3・11行動in東京」にブースを出し、「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」写真を展示しながら署名を集めました。

途切れることなく訪れた集会参加者は、旧「原爆と人間」展パネルの裏面に貼り、テント上部に掲示したパネルを見ながら話し込み、署名をしていました。

192筆の署名と14,724円の募金が寄せられました。また、八王子原水協が被爆写真セットの購入を約束、渋谷原水協には検討していただくことになりました。

【埼玉】「近く浦和に転居する。そうしたらお手伝いしたい」と福島県浪江町出身の青年

埼玉県原水協とさいたま市原水協は6日、正午から1時間、浦和駅西口で定例の6・9行動を行いました。参加者は14人で、「核兵器全面禁止のアピール」署名が95筆でした。

途中青年が参加者に話しかけてきました。「両親は津波で亡くなりました。私は独身で、原発のため今は茨城県に住んでいますが、さいたま市で警備の仕事をすることになり、近く転居してきます。本格的にこちらで生活していくつもりです」と言い、「手伝えることがあれば手伝います」と申し出てくれました。

3月11日に実行委員会が開催する「きずなを結ぶ埼玉のつどい」への参加を呼びかけたところ「ちょうど転居の支度で茨城へ行っている期間なので」と断られましたが、「原発も核兵器もなくそうというのはそのとおり。転居してきたら連絡します」と言ってくれました。

【福島】「ちひろカレンダー」を飯館村の子どもたちに届けようと教育長に要請

福島県原水協の石堂事務局長と福島地区原水協の二階堂代表は2月22日、全国の皆さんから寄せられた「ちひろカレンダー」を飯館村の子どもたちに届けようと、福島市飯野支所内で行政事務を行っている飯館村役場の教育委員会を訪問しました。

応対してくれた教育長の広瀬要人氏は「いわさきちひろさんの絵は本当に癒されますね」と言って大変喜んで下さいました。点在している子どもたち全員に配るのは難しいということで、飯館村の中学生150人にプレゼントすることになりました。

現在飯館村では、村独自で「放射線教育」の指導書を新学期に合わせて作成中という事ですが、これは全国で初めてのことです。

広瀬教育長は「これまで、文科省では、原子力エネルギーを推進する方向での指導はあったが、放射能に関する指導は全くしてこなかった。村が独自に専門家と現職の先生たちで指導書を作成している。子どもたちはこの先長い期間、この放射能と向き合っていかなくてはならない。生きる力をつけて欲しい、そのために大人は正しい知識を持って子どもたちを指導していかなくてはならない」と話されました。また、県外に転校していった福島の子どもたちが、いじめを受け、不登校になるケースが増えていることにも触れ、「子どもだけではなく、日本全体で放射能に対する正しい知識、情報を共有しないといけない」とも話していました。福島の子どもたちが過酷な環境にあることを再認識しました。

懇談の最後に核兵器全面禁止の署名をお願いし、「後日送ります」ということになりました。

なお、23日には郡山市の仮設住宅で、新婦人郡山支部が「うたごえ喫茶」をやるというので、そこにカレンダーを持って行くことになっています。

(福島県原水協事務局長・石堂祐子)