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反核平和運動・原水協の声明と決議

談話
自民党・石原幹事長の中傷発言について

2011年6月22日
原水爆禁止日本協議会事務局長 安井正和

報道によれば、自民党の石原伸晃幹事長は6月18日、山口県宇部市での講演で6月11日におこなわれた脱原発のデモについて「バックにいるのは革マル派、中核派、日本原水協。そういう人たちがいるのに普通の人が多く集まっている」などと述べ、あたかも日本原水協が「革マル」「中核」などと同列の集団であるかのように中傷しました。

もともと日本原水協は毎年、国連や多くの国の政府代表も出席して原水爆禁止世界大会を開催し、また、広島・長崎の被爆者援護の努力を続けるなど、平和と人道的な活動で内外に知られている団体であり、石原氏が挙げるような暴力犯罪集団となんの縁もないことは明らかです。

石原氏がこうした中傷をおこなうのは、これまでの原発依存政策に国民の批判が向かうのを恐れているからに他なりません。現に石原氏はおなじ発言の中で、反原発の主張に対して「アナーキーで、代替エネルギーのことを考えていない」などと放言しています。しかし、代替エネルギーのことも考えず、アメリカと財界に言われるままにひたすらに原発を推進してきたのは他ならぬ自民党です。

私たちは、石原氏に今回の発言の取り消しと謝罪を求めるとともに、あわせてあらぬ中傷を振りまくのでなく、最悪の放射能汚染を引き起こすに至った原発依存政策に深い反省を示すべきことを強く指摘するものです。

参考:もとの報道は以下のリンクから見られます。(6月22日17時現在)
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20110619ddp041040009000c.html?toprank=onehour

 

 

 

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