5月6日夢の島出発集会で主催者挨拶をした野口邦和さん(世界大会運営委員会代表)の挨拶(全文)を紹介します。
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5月6日、50周年国民平和大行進出発集会前に第五福竜丸展示館内で第1回行進の記録『鳩ははばたく』の上映会を行いました。
海外代表
◇コラソン・ファブロス(女性) 非核フィリピン連合書記長
◇エレン・トーマス(女性) アメリカ プロポジション・ワン創立者
◇ボル(ボルタザール)・ピンゲル アメリカフレンズ奉仕委員会
◇アンジェラ・ケリー(女性) マサチューセッツ・ピースアクション渉外担当コーディネーター
◇ カイル・カジヒロ(男性) アメリカフレンズ奉仕委員会ハワイ事務所責任者
◇ブルース・トーブ(男性) アメリカ進歩的民主主義者の会平和タスクフォース議長
この他、9条世界会議参加の海外代表も多数参加予定。
2008年原水爆禁止国民平和大行進
実施要綱
2008年原水爆禁止国民平和大行進中央実行委員会
1、核兵器廃絶、非核平和の日本めざして―半世紀の伝統を受け継ぎ前進しよう
1958年に開始された原水爆禁止国民平和大行進はことしで50周年を迎えます。
この半世紀、行進は核兵器廃絶を願う人がだれでも参加できる行動として発展し、今日では全都道府県と7割をこえる自治体を通過し、10万人の人々が参加する国民的行動となっています。
広島―東京間100万人行進で国民の原水爆禁止の要求を力強く示した第1回平和行進の積極的伝統を生かし、2008年の平和行進は、草の根の平和の願いを広島・長崎へとつなぐ50周年記念行進として全国すべての自治体の通過と10万人を大きく超える参加をめざします。
2010年NPT再検討会議にむけて、「核兵器のない世界を」の声を内外に大きく響かせるとともに、日本を戦争する国にさせないために、非核三原則と戦争放棄の憲法9条を守る世論を高める行動にします。G8洞爺湖サミット(7月)が核兵器廃絶をとりあげるよう国民世論をひろげます。
海外に行進参加をよびかけるとともに、8月4日広島で50周年を記念する「大行進」をおこないます。また、ことし3月に50周年を迎えるイギリス平和行進(3月24日)に代表を派遣し連帯します。
2、日程・コース
① 5月6日(日)北海道・礼文島、東京・夢の島を皮切りに出発します。
終結日は、東京=7月24日(木)、広島=8月4日(日)。コースは、これまでと同じ全国11幹線コース〔北海道→東京(4コース)、東京→広島、富山→広島、和歌山→広島、四国→広島、長崎→広島、宮崎→広島、沖縄→広島〕で実施します。(全国コース・日程参照)
② 全自治体を網羅する網の目平和行進をめざします。
3、主 催
提唱=原水爆禁止世界大会実行委員会
主催=2008年原水爆禁止国民平和大行進中央実行委員会
4、名 称
50周年記念・2008年原水爆禁止国民平和大行進
5、共通スローガン
◇核兵器のない平和で公正な世界のためにともに歩こう!
◇G8洞爺湖サミットに核兵器廃絶を求めよう!
◇憲法9条と非核三原則を守ろう! 非核日本宣言を実現しよう!
◇広島・長崎の被爆者、世界の核被害者と連帯しよう!
◇原水爆禁止2008年世界大会を成功させよう!
6、具体的とりくみ
① 50周年を記念する行進として、核兵器廃絶を願う人が誰でも参加できるという平和行進の初心に立ち返り、自治体や教育委員会などの公的機関、核兵器の廃絶を願う広範な団体、寺院・教会などさまざまな宗教・文化団体などに参加、協賛、メッセージなどをよびかけます。そのために、行進を紹介し、参加をよびかけるリーフレットを作成します。文字通りすべての自治体を歩く行進とするよう全力をあげます。
② 全自治体を訪問し、「非核日本宣言」への賛同・意見書採択、非核平和行政の拡充・具体化を要請します。
③ 原子力空母母港化や核積載可能な米艦船の配備・寄港など米軍基地の再編強化に反対する運動と連帯し、非核日本の世論をひろげます。
④ 「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名への協力を広範な市民によびかけるとともに、行進が通過するすべての市区町村で、署名活動を計画し、首長・議長、自治体役員などの署名をよびかけます。
⑤ 青年独自の出発集会プログラムや若い世代の自主性を生かしたとりくみを重視します。
⑥ 出発・集結集会での被爆者の訴えなど、被爆者と連帯した行進にします。沿道での被爆者援護募金などにとりくみましょう。
⑦ 50周年記念資材(Tシャツなど)を制作し普及します。行進ステッカー、ペナント、アナウンステープなど行進資材を作成し普及します。ホームページを充実させます。
7、通し行進者の募集
通し行進者の募集は別途要項で定めます。 県内の通し行進者を積極的に配置し、行進を盛り上げましょう。
8、財 政
① 実行委員会(中央)財政は、中央団体の参加分担金、協力金、都道府県実行委員会の協力金および事業活動などでまかないます。
② 都道府県実行委員会、市区町村実行委員会の財政は、参加団体の分担金、協力金、自治体募金、沿道募金、事業活動などでまかないます。
9、行進実行委員会の機構
実行委員会の機構として、①総会、②代表委員、③事務局団体、④会計監査団体を設けます。全国的な経験交流を目的として、都道府県代表者会議を総会と結んで開催します。
以上