長洲町役場訪問。道路幅狭く、進行方向に歩道がありません。交通量も多い。一列になって歩きます、こわい。
町役場まで20kmあるといい、車でピストン輸送。田んぼのそばから私も長洲町役場まで歩きました。
町長は、水道料金の借金返済があり、合併しなかったといいます。町長、副町長ふたりとも署名、家族も記入。ペナントも記入してくださいました。
昼食は、長洲四王子神社で団体ごとにお弁当。私たちはラーメン屋さんへ。ラーメンを注文。白いスープ、意外とあっさりしておいしい。
13時20分出発。ハーモニカにあわせて「青い空は」を全員合唱。線路の脇を歩く。やはり、車に乗せてもらうことに。
三池炭鉱で解雇され、電気工事関係で働いてきた後期高齢者の方の車に。すぐ向こうは海、海苔生産地。しかし、諫早湾の闘いは、ここでもたくさんの支持があるんですよ。ひどい雨で雷もすごく、旗を倒して収まるのを待ったこともありました。
ふっとみると、マフラーをかぶった小さな老婆が立っていて、車から下ろしてもらいました。握手しながら「元気でいてください」しか言えない自分が情けない。「行進が毎年通るのを楽しみにしていました。昔は、一軒一軒回って募金を集めていました」と話してくださいました。
隊列の一番後ろにいたので会うことができました。帽子を脱いで何度もおじぎをしている男性を見かけ、飛んでいって握手、強く握り返される手に待っててくれる人びとがいる、平和行進の喜びです。
14時18分、南荒尾駅に到着。皆さんにこの感動を伝えました。
荒尾市役所訪問。玄関先に市長、市議会議長そして幹部職員が並ぶ歓迎集会が開かれました。荒尾市長はあいさつの中で、大暑という暑い日に、行進ごくろうさまでした。日本は、唯一の被爆国として核兵器廃絶を世界に向けて訴える使命と責任があります。荒尾市は、昭和59年に非核都市宣言を決議し、非核三原則をめざして努力しています。平和市長会議で訴えるアピールをバックアップしています。大変力強い内容でした。
市議会議長も、「世論のさらなる盛り上がりを期待しています」とあいさつされました。
そしてお見送りを受け、16時30分まで行進。引き継ぎの公園に到着しました。
▲荒尾・玉名原水協の事務局長。2日間参加され、行進を成功に。藤好さんという足が丈夫な82歳の女性が行進を盛り上げ、引っ張っていると言っても過言ではありません。