< 被爆者が逃れた来た山陽道 >
廿日市市の市役所訪問と市内の行進です。
9時50分、廿日市市の市役所で出発式が開かれ、市長さんと議長さん(市議さんが代理)から、激励のあいさつとペナントをいただきました。
市職労さんからは、金一封をいただきました。
皆さんのあいさつでは、オバマさんのプラハ演説が取り上げられました。
アメリカの大統領が、「核兵器のない世界」を示したことは、世界に大きな影響を与えています。
秋葉広島市長の造語「オバマジョリティ」(オバマ大統領+多数派)が、流行しそうです。
廿日市市には、被爆者が4千人おられます。県下で、広島市に次ぐ多さです。
広島で被爆した人たちが、助けを求めて山陽道伝いに逃れ、廿日市市で息絶えた人も多いと聞きました。
廿日市市地御前の西向寺には、原爆や戦争で亡くなった犠牲者たちを供養する、石碑の菩提塔があります。
平和行進団は西向寺に寄り、住職の奥さんから、戦後に菩提塔建立の経緯や、碑文の説明をいただき、黙祷を捧げました。
西向寺では、「原爆投下以後の9月6日から、絶えることなく毎月6日(月命日)に本堂で法座を勤めています。祥月8月6日には、この石碑の前で、8時15分からお勤めがあります。どなたも御参拝ください(説明文より)」、としています。
住職の奥さんのお兄さんは、山口県の光海軍工廠で空爆死したそうです。
行進には、広島合唱団の方が参加しており、ギターを弾きながら歌い、賑やかでした。
今日の行進距離は、参加者が区間により30~45人で、14㎞歩きました。