「県網の目平和行進」が11日、吉野郡で始まりました。30日まで県内全市町村が参加し、核兵器廃絶を訴えて行進します。
下市町からは教職員や住民ら約50人が「核兵器をなくせ」などとシュプレヒコールをあげながら大淀町まで約1時間歩きました。黒滝、天川両村の住民らも参加、吉野町上市で行進したメンバー約30人も合流しました。
県での活動は20年目。下市、大淀両町では、役場前での集会に幹部職員も出席、主催者から反戦平和と核兵器廃絶へ取り組みを進める要望書が各町長に手渡されました。
参加者は「北朝鮮で地下核実験が行われるなど情勢は緊迫している。平和なときにこそ平和の大切さを考えたい」などとアピールしました。26日には奈良市の般若寺から県庁前を通り、奈良市役所まで行進します。