6月20日(土)午後1時から核兵器廃絶平和行進出発集会が新潟市内で開かれ、160人が参加しました。
1958年に第1回平和行進が全国から広島を目指して開始されてから今年で51回目の平和行進です。
5月6日に北海道礼文島を出発した日本海コースは、東京の五十嵐成臣さんが各市町村に核兵器廃絶の訴えをしながら行進を続けています。
新潟県には6月15日(月)県境の鼠ケ崎で山形県から行進が引き継がれ、新潟県内通し行進者の佐々木隆さん(新潟市江南区)が合流して行進を続け、20日に新潟市に入りました。
6月20日は朝9時に新潟大学前に65人が集まりました。新潟大学の教授、職員、学生47人が連名でアメリカのオバマ大統領に核兵器廃絶の手紙を投函して出発しました。
新潟大学では、核兵器廃絶と憲法9条を守ろうと学内でのアピール署名に取りくんでいます。
行進はその後、新潟市役所前に午後1時到着。集会を開き、日本海コースの通し行進者の五十嵐成臣さん、県内通し行進者の佐々木隆さんが連日の行進の疲れも見せず元気にあいさつをしました。
五十嵐さんは「自治体訪問ではどこでも丁寧な応対で核兵器廃絶の世論の広がりを感じた。中には議会を1時間遅らせて議長も参加して歓迎をしてくれた。元気に東京まで歩き続ける」と報告。
佐々木さんは「今年定年を迎え長年の夢が実現した。オバマ大統領の発言は核兵器廃絶の運動を大きく後押しするものだ。県内行進を通じて沿道から県民に訴えて行きたい」とさいさつしました。
その後1時半から歌声合唱団「樹」のリードによる合唱をして行進をしました。行進は亀田まで進み、夕方4時半に到着しました。
行進には、篠田昭新潟市長からメッセージと募金も寄せられ当日集会で披露されました。新潟市は非核平和都市宣言をした後、昨年平和市長会議に加盟しています。