国民平和大行進は9日、旭川市に入りました。通し行進者を先頭に、18団体100人が自衛隊第2師団前から市役所前までの約3キロを力強く行進しました。「核兵器を廃絶しよう」「憲法を守ろう」の唱和に、商店街から手を振って応える市民の姿も見られました。
集結集会では、阿部理道北原水協代表理事が「オバマ大統領のプラハ演説に見られるように、核兵器廃絶の動きが新たな段階にきています。来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向け、さらに運動の輪を広げましょう」と訴えました。
通し行進者の五十嵐成臣さんは「核兵器をなくす展望が開けつつある時期です。東京までしっかり訴えていきます」と語りました。
集会後、市内中心部で署名行動。参加した高橋正樹さんは「市民の反応がよく、継続してきた運動の成果が情勢に反映していることを実感しています」と話していました。