Aコース(横浜市保土ヶ谷区、西区、中区、南区、港南区)出発集会
「平和行進保土ヶ谷区懇談会」を代表して小島さんが「オバマ大統領が核兵器のない世界を求めるといった。これは私たちの運動が言わせた大きな成果。保土ヶ谷区では今回初めて国民平和行進と話し合って、今日の行進を準備しました。来年に向けさらに共同を広げたい」と挨拶しました。
原爆被災者の会の小川さんは「ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下から63年が経ちました。私は16歳のとき長崎で被爆しました。もう皆さんと一緒にこうして歩けない被爆者が増えている。今日は若いパワーをいただきがんばります」と決意を語りました。
全国通し行進者の矢部常次さんは「私は現役労働者です。90日間の休みを取り、広島まで歩きます。昨日は沿道の高校生に、『何やってるの?』と聞かれ説明したけど腑に落ちぬ顔。それでもがんばって!と声援してくれた。多くの人に訴え今日も頑張ります」。
県内通し行進者の伊藤久子さんは「今日は県内行進の折り返し点。あと8日間がんばります」と語り、全国通し行進の栖原秀夫さん、岡野愛一郎さん(和歌山市民生協)も紹介されました。
行進は120人で天王町駅前公園を出発し、桜木町を通り昼に横浜市役所に到着しました。そこでBコースと合流し、横浜市国際課政策室の山本課長から「横浜市はピースメッセンジャー都市でこれまでもいくつかの平和施策を行ってきました。平和行進のみなさん本当にご苦労さまです。ともに世界の平和をめざし、戦争なくすためにがんばりましょう」と挨拶を受けました。
それから県庁まで歩き、神奈川県知事からの挨拶を受けました。知事メッセージ全文は、賛同・激励メッセージコーナーに掲載。
Bコース(神奈川区、西区、中区)
神奈川区役所前の反町公園で出発集会。岡田優子神奈川区長から「反核平和運動に敬意を表します。神奈川区でも安心して暮らせる街づくりをすすめる上で国際貢献は重要と考えています」とのメッセージを受けました。
神奈川県原爆被災者の会の佐藤副会長は「私は15歳のとき広島で被爆しました。オバマ大統領は核のない世界を宣言したが、ぜひ一度広島に来て被爆の実相を見てほしい。世界が変わりつつある中で、日本はもっと核兵器廃絶のイニシアチブをとってほしい」と挨拶しました。
120人で出発し、ノースドックでは、柴田前市会議員から「横浜市の基地返還にアメリカは700戸の住宅を代わりによこせと。しかもノースドックや鶴見貯油施設の返還は言わない」と説明を受けました。
途中の休憩では牛乳の差し入れもあり、元気に横浜市役所に到着しました。生活と健康を守る会からの参加者は視覚障害者で、ボランティアのサポートを受け行進しました。