5月11日(月)8時45分から快晴・真夏日の高松市役所前で原水爆禁止国民平和大行進四国-広島コースの出発式が行われました。
最初に実行委員会を代表して香川県原爆被害者の会高松支部長の山田悌二氏が、「毎年行われている平和行進で汗を流して歩く一歩一歩が『核兵器のない世界』の実現に必ずつながります」と述べました。また、原爆症認定患者が新しい基準の下で3000人になったと言っても、わずか被爆者の2%にも及ばず、被爆者の実情とはかけ離れた状況で、一日も早い救済措置の必要性を訴え、参加者の協力を要請しました。
その後、高松市長代理から激励の挨拶を受け、通し行進者2人が初めて歩く四国の地で、核兵器廃絶を沿道の皆さんに元気よく訴えて最後まで行進すると挨拶、大きな拍手に包まれました。
四国コーススタートのこの日は、さぬき市のJR志度駅に到着後、参加者で「核兵器のない世界を」の署名行動を行いました。短時間でしたが36筆の署名が寄せられました。実行委員会では短時間でも必ず署名行動をしようと張り切っています。この日の行進者は延べ56人、出発式は61人でした。