宮前区役所で松平さんのトランペットで出発式
宮前区実行委員長の田中さんは、「宮前区第1回平和行進です。52回目でようやく実現しました。昨年9月に原水協を再建し、『来年は平和行進をしよう』と相談して実現しました。今、核兵器廃絶の大きなうねりがあります。これを実現させるのは私たちの1歩からです」と挨拶しました。
松下孝則区長は、「宮前区を初めて歩かれる平和行進に期待しています。地球上から核兵器をなくすために、こういう行動が一番大事だと思います。そして継続していくことが何よりも大事です。皆さんの行動が成功することを期待します」と激励。
神奈川県原水協の永沢事務局長は、「昨日川崎区、幸区、中原区と歩いてきました。7区全部を歩きます。宮前区でこんなにたくさんの人で準備してくれてありがとう」と感謝の言葉を述べました。
初めて参加した被爆2世の方は、「両親が広島で被爆。両親から聞いた話が怖くて広島に行くことも、話すこともできなかった。今日は思い切って参加して、やっぱり話さなければと思いました」と感想を述べました。
100名で出発。先頭は2メートル50四方の紙で折った折り鶴。沿道の関心も高く、励まされて歩きました。
高津区役所で副区長が挨拶
坂本副区長が「オバマ大統領が核兵器を使った唯一の国として核兵器をなくすために努力する義務があると宣言したことは良いことです。川崎市も平和都市宣言をしています。核兵器のない世界を子どもたちに残しましょう」と挨拶しました。
川崎実行委員会の宗田さんは、「95年にスミソニアン博物館に行きました。原爆パネルは展示を拒否され、原爆を落としたエノラゲイが展示されていました。オバマ大統領の発言は、反核平和運動の成果です。これからもご一緒に核兵器のない世界を目指しましょう」と呼びかけました。
被爆者の山口さんは、「高齢になって思うように動けないけれど、若い人に受け継いで広めてほしい」と訴えました。
通し行進者の松本さんは、「6日から出発して3日間雨だったが、オバマ発言への被爆者のみなさんの喜びの雨のように思われる」と述べました。
高根森林公園で合流
200名で多摩区役所へ。出発にあたり、実行委員の岡本一さんが、「川崎市では540名が歩いてきました。横須賀市長選挙、総選挙、川崎市長選挙があります。選挙で勝って大きな平和の力を基礎に頑張りましょう」と挨拶しました。
多摩区役所で区長代理から激励
三橋君枝区長代理より、「あなた方のような、地道な行動の積み重ねが一番大切だと思います。さらに輪を大きく広げてください」と挨拶がありました。東京の全印総連創行舎分会から11人が参加しました。
途中で生協の人が冷たいジュースの差し入れ、美味しかった!
麻生区役所で区長が待っていてくれる
磯野区長が待っていて、「皆さんの平和への願い、平和への行動に敬意を表します。核兵器を廃絶させることは私たちの責務だと思います」と挨拶しました。麻生の利根川実行委員長が閉会挨拶し、2日間で川崎7区の平和行進を終えました。