朝、宿泊の上大岡駅前のウィリング横浜のホテルから外を見ると、傘をさして通勤する人が見える。今日は雨になるのかと思ったが、チェックアウトの時はすでに雨は降っておらず行進日和。
「おはようございます、平和大行進です」と沿道に呼びかけるが声がかすれて出ない。体調は良いのにと、水を飲む。
神奈川県内は広く、すべての市町村を行進するのでコースも多い。川崎では、今年初めて一部2カ所コース出発そして合流、5日目から8日目まではA,Bコースになり実行委員会も大変である。
12日目(17日:日曜日)はA~Dコースとなり、もっとと大変である。実行委員会は、まず72時間前までにデモ行進の届出を各管轄の警察に出す必要がある。52回も平和行進を重ねているから、最近ではもし届出が出していなければ連絡が実行委員会にくるまでになっていると聞きました。これだけではなく私たち通し行進者の宿泊先の手配など・・・。
行進当日は、会議を重ね地元の実行委員会の人と分担して毎日のニュースの発行・リレー旗の仕分け、そして積み込み積み下ろしなど、やることは沢山あり私たち通し行進者も手伝うが要領がつかめないと足でまといになる。私は、3年前に県内通し行進をやったので少しは役に立つと感じる。
せめて、行進にリレー旗を出している団体は、行進参加者に徹底して集合時間より早く来て準備を手伝うことや、たまには団体の責任者が参加して援助してほしいと感じる。
しかし参加してくる人たちは気持ち良い、それは「何かお願いすれば」気持ち良く手伝ってくれる、今日は行進中に沿道で配布する宣伝ビラを短時間に折ってもらった。
県内通し行進者が中心で配布し、話しかければ反応もいい、地元の方がいっしよに署名をもらって歩き、ふだん、話しかけない所にも顔を出して20名の署名を頂いた事を聞いて、さすがだと反応のよさを感じる。1日のまとめの集会では、平和歌集「青い空は」を皆で歌い核兵器廃絶の実現を誓った。